農家の嫁の日記

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当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
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zoom RSS されど、龍は手を伸ばす。 267(R-18) ――無双OROCHI異聞録―――

<<   作成日時 : 2015/04/22 02:27   >>

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 いつも私の小説を読みに来てくださっている方、そうでない方、こんばんは! 農家の嫁です(*^^*)

 え〜〜〜………ね………。ぬるいですが、殿方同志の絡み描写がございますので、一応R-18指定とさせていただきました。本当は予定していなかったんですけどね〜。どうにもこうにも暴走を止められなくてすみません。

 読んでくださっている人数の手ごたえ的に、もう本当にこの注意書きも要らないだろうとは思いますが、一応念のため前置きさせていただきます。
 ハヤブサさん×シュバルツさんでございます。
 ハヤブサさんが攻めで、シュバルツさんが受けですよ? これが許せない、意味不明、このカップリングはないわという方は読まないことを強くお勧めいたします。読んでも何一つ、良いことなんてありませんからね? ええ本当に。閲覧は自己責任でお願いいたしますね(^^;。
 
 そして、R-18のときは、Twitterの連係も解除しております。これは、私のフォロワーさんに未成年の方もいらっしゃるので、それを配慮しての事でございます。フォロワーさんでこの小説を読んでいる方は多分いらっしゃらないと思うのですが……どうなのでしょう? 万が一不都合がある方は、どうかお知らせいただければと思います(^^;

 それでは読めるよという方だけ、続きからどうぞ〜。
 あと少しで、この小説も書き終われそうです(*^^*)
 これも、読んでくださったあなた方のおかげです。あとがきでも礼を言わせていただきますが、ここでも言わせてください。本当に、ありがとうございました






















「じゃあ、俺は一度里の方に帰る。一つ、『仕事』を終えて来ているんだ。その報告をしなければならないのでな」
 ハヤブサのその言葉に、シュバルツははっと顔を上げる。
「済まなかったな……。そんな、任務の途中にわざわざ――――」
「いい。気にするな」
「しかし……!」
 申し訳なさそうな色をその瞳に浮かべて、こちらを見つめてくるシュバルツ。そのいじましい様に、ハヤブサのあまり強くない理性が、本当に傾いでいきそうになる。
 だがそれを、彼は懸命に堪えた。
「今はそれどころではない」と、必死に自分に言い聞かせる。
 そうだ、落ちつけ。
 シュバルツは、『必ず時間を作る』と、言ってくれているのだ。ならば焦らずとも、ゆっくり彼を抱く機会は、この先必ずある筈なのだから。

「なら、俺は行く。シュバルツも、気をつけて脱出しろよ」

「ああ」
 シュバルツが頷いたのを確認してから、龍の忍者は地下室から出て行った。
「……………」
 シュバルツはしばらく、何かを物思う様にハヤブサに触れられた己が唇にそっと触れていたが、やがて顔を上げると、彼もまた地下室からその姿を消した。
 そして、その部屋は、誰も居なくなったのだった――――――。


 それからしばらくは、本当にバタバタとしている間に過ぎた。
 警察の事情聴取、保険の対応、家の片づけ、たまに訪れるマスコミへの対応、そして、その合間を縫って仕事―――――それらを、キョウジとシュバルツは、互いに入れ替わりながらこなしていた。
 もちろんハヤブサも、自身の『仕事』が入ればそちらの方を優先したが、可能な限りキョウジとシュバルツの手伝いに来ていた。触れる事は出来ずとも、元気そうにやっている顔を見られれば、ハヤブサはそれなりに満足できた。勿論、どうしても我慢できないときは、シュバルツの唇を奪ったりはしたが、それを許してくれる彼に、『愛情』を感じられたから、それで充分幸せだった。
 ただ時折、自分が訪ねて来ている事が彼の弟にばれると、所構わず手合わせを挑まれるのが厄介ではあったが―――――2人の弟は稀代の格闘家なだけあって、骨のある組み手ができる。ハヤブサにとっても、それは良い修行になった。
 そうやって日々を過ごしているうちに、少し、事態に落ち着きが見えてくる。そんな中シュバルツから「明日、ゆっくり話せないか?」と、声をかけて来た。それにハヤブサが、否やを唱える筈もない。こうして忍者たちは、久しぶりに二人だけの時間を持つ事になった。


 もちろん、落ち合うのはあの郊外のいつもの森である。ハヤブサがそこに向かうと、いつもの木の所に、愛おしいヒトが、いつもと同じように木の幹に凭れてこちらを待っていた。

「シュバルツ!!」

 シュバルツがこちらに気づいて振り向く。こちらの名を呼ぼうと唇が開かれた瞬間、ハヤブサはもうその唇を奪っていた。いいや、唇だけでは飽き足らない。口腔深くを蹂躙し、その呼吸を奪う。
「ん……ッ! んく……!」
 愛おしいヒトが腕の中で、苦しそうにくぐもった声を漏らすが、その声すら奪ってしまいたくて、口付けを更に深めた。
 欲しい。
 愛おしくて愛おしくて――――何もかもが欲しくてたまらなかった。

「……………」

 強引な口付けが終わった後には、ハヤブサはシュバルツを押し倒すような格好になっていた。自分の腹の下で愛おしいヒトが、少し戸惑ったような表情を見せている。飲み切れずに溢れた唾液が、彼の唇を魅惑的に濡らしているからたまらない。
「は……ハヤブサ……」
「シュバルツ………」
 シュバルツの頬を撫でていたハヤブサの手が、そのまま彼の首元に滑って来てそのスカーフをはぎ取る。
「だ、抱くのか?」
 言わずもがなな事を聞いてくる愛おしいヒトに、ハヤブサは苦笑した。
「当たり前だ。もう何日――――お前に触れていないと思っている?」
「……………!」
 瞬間、驚いたように瞳を見開いたシュバルツであるが、やがて、何かをあきらめたように一つため息を吐いた。酷く切迫した、熱い眼差しで見つめてくる龍の忍者。彼がこういう瞳になっている時は、抵抗するだけ無駄だと言う事を、シュバルツはとっくに承知していた。
「分かった……。好きにしろ」
「シュバルツ!!」
 許しの言葉を伝えると同時に、龍の忍者は弾かれた様にシュバルツを求めて来た。あっという間にコートのボタンが外され、シャツが強引に切り裂かれる。
「ば、馬鹿っ!! 服は破るなって―――――あっ!?」
 現れた白い肌に、噛みつく様な愛撫をされる。それは、シュバルツの肌のあちこちに、キスの花を咲かせた。
「や………! あ………ッ!」
(待たせすぎたか)
 ハヤブサが望むままに、その白い身体をのたうちまわらせながら、シュバルツは少し苦笑する。互いに忙しすぎて、なかなかまとまった時間が取れなかった。だから、仕方がないとは言え――――どうして、こんなに狂ったように、ハヤブサは自分を求めてくるのだろう。

 謎だ。
 何度抱かれても――――それだけが、謎だった。

「あっ!! ああっ!! ああああっ!!」
 嵐の様な愛撫と律動に、シュバルツは喘ぎながら耐える。ハヤブサ、と、呼びかけると、手を優しく握りかえされた。
(愛シテイル………)
 ハヤブサから流れ込んで来る熱い『想い』が、シュバルツの熱を煽り、快感を加速させる。いつしかシュバルツの方も、その熱に酔わされ、押し流されてしまって――――

 しばらく森の中には、二人の愛し合う音だけが、響き渡っていたのだった。

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