農家の嫁の日記

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zoom RSS 大切な、花。 (R−18) 4

<<   作成日時 : 2015/05/18 23:48   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 皆さまこんばんは〜。農家の嫁です(*^^*)
 今日も元気に妄想の世界をふくらませております。
 さて、ちょっと前に呟いて、消してしまった記事があるんですけど、今書いている小説、かなり改訂して「星空文庫」さんの方に掲載させていただいております。掲載先リンク→「大切な、花」
 一応、私にしては頑張って、何となく小説の体裁にまとめたつもりです(←おい( ̄ロ ̄;!!!!) そんでもってブログの方もどうしようかな、と、思ったのですが……。
 今更書きなおして掲載しなおしても、同じ内容の記事とかでてきてしまうので、読んでくださっている方が不便かな〜と思い、開き直ってもうそのままにしておくことにしました。
 お時間のある方はここと星空文庫の小説を、読み比べてみるのもいいんじゃないかと思います。製作過程の一部を公開している感じになるのかなぁ(^^;
 まさに、書きながら話が出来てしまったので………。
 ラフ小説を少しちゃんと書いてから、ネットに上げるべきだったかな〜と、思わない事もないです(^^;
 あ、でもここから先は、星空文庫もブログも、同じ文章になってくると思います。なので、どちらでも好きな方を読んでみてくださいね〜。

 そして、ハヤブサさん×シュバルツさん。モブシュバ要素も絡んできます。
 楽しめる人………どれだけいるんだろうと言いつつ、読める方は続きよりどうぞ〜♪
 私自身は、書いていて楽しいです(←おい( ̄ロ ̄;!!!!)
 また続き、頑張ります(*^^*)























「…………!」
「それなのにお前は――――! こんな時ですら、自分の事を後回しにするのか!? 悲鳴を上げている自分を無視して、他人の『心配』をするのか!? そんな事をしている場合か!?」
「ハ……ハヤブサ………!」
 自分に怒鳴られた愛おしいヒトが茫然と瞳を見開き、心底怯えたようにカタカタとその身を震わせている。
(くそ………ッ!)
 今にも壊れそうな様相を湛えたシュバルツに、ハヤブサはギリ、と、歯を食いしばった。

 分かっている。
 本来ならば、深い傷を負ってしまったシュバルツを気遣って―――――優しく、ゆっくりとその傷を癒して行ってやるのが正解なのだろう。
 彼の怯えが取れるまで、優しく傍にいて。
 彼の負った傷に、そっと寄り添って。
 彼が再び、その身を許してくれるまで、優しく包み込むように――――

(だがそれをしている間、シュバルツは何を思い出す?)

 ハヤブサは自分に問いかける。
 そうして自分がシュバルツに寄り添っている間にも――――シュバルツは思い出し続けてしまうのではないのか。自分を汚した男たちの事を。それは結局、男たちによるシュバルツに対する暴力や辱めが、継続して行われている事に他ならない

(誰がそんな事を許せるか……!)

 ハヤブサは強く思った。
 我慢できない。
 シュバルツが、自分以外の男たちの事を、何時までも覚えているなんて。
 そんな事を、許すくらいなら――――

「言え。シュバルツ」

「な、何を……?」
 腹の下で怯える愛おしいヒトを強く押さえ込んで、ハヤブサは問いかけた。

「お前は一体、あいつらに何をされたんだ?」

「――――ッ!!」
 息を飲み、身を強張らせるシュバルツに、ハヤブサは更に答えを要求した。
「言え。洗いざらい、総てを」
「い……嫌だ……! そんな事を聞いて……どうするんだ………!」
 当然その問いに答えたくないシュバルツは、懸命に身を捩って、ハヤブサの下から逃れようとする。だがハヤブサがそれを許す筈もない。シュバルツを押さえ込む手に、さらに体重をかけた。
「あっ!」
 強く押さえ込まれたシュバルツから、小さな悲鳴が上がる。だがそれで、シュバルツの抵抗が止む筈もない。ハヤブサはギリ、と、歯を食いしばった。
「言え! かくすな、シュバルツ……!」
 ハヤブサの要求に、しかしシュバルツはフルフルとその首を横に振った。穢されたのは自分だ。これは自分の問題だった。故に、自分だけがその苦しみに耐えれば良いだけの話だと思った。
「い、嫌だ……! これは、私だけの問題だ……! お前には、関係な――――」
「関係ある!! お前は俺の『恋人』だッ!!」
「――――!」
 はっと瞳を見開いてこちらを見つめてくるシュバルツを、ハヤブサも真正面から見つめ返した。
「お前は、俺だけのものだ!! 俺も、お前だけのものだ!!」
「ハ……ハヤブサ………!」
「そんなお前が……俺以外の奴らの事を覚えているなんて……耐えられるか……ッ!」
「……………!」
 吐き捨てられるように紡がれたハヤブサの言葉に、シュバルツは息を飲んだ。
 私は、ハヤブサだけのもの―――――確かに、そうで在りたかった。
 だけど自分の身体は、ハヤブサ以外の者にも『反応』してしまった。これは、立派な裏切り行為ではないのかとシュバルツは思うのだ。
「そ………そうかもしれないが………。だけど、ハヤブサ……私は――――」
「『穢されたから俺の恋人としてはもう居られない』などと――――馬鹿な事を言い出すなよ、シュバルツ……!」
 そう言いながらハヤブサが、殺気だった目でシュバルツを睨みつけてくる。
「―――――!」
「俺はお前を手放す気なんて……一欠けらもないのだからな!」
 そう言うが否や、ハヤブサはシュバルツの手を取って、強引に後ろ手に絡め取る。壁にかけてあった絹の紐をもう片方の手で素早く手に取ると、そのままシュバルツを縛り始めた。
「あ……ッ!? 何を……!?」
「お前は確か――――こんな風に縛られていたな……」
 ビクッ! と、身を硬直させるシュバルツには構わず、ハヤブサはその行為を続ける。シュルシュルと衣擦れの音を立てながら、シュバルツの身体は、まるで飾り付けられるかのように縛りあげられて行った。
「い……! 嫌だ……! 止めてくれ……ッ!」
「止めて欲しかったら言え。シュバルツ。自分が何をされたのかを――――」
「そ、そんな……! 言える訳無いだろう……!」
 愛おしいヒトが、心底怯えたようにその身を震わせている。その間にシュバルツを縛り終えたハヤブサは、その背中にチュッ、と、音を立ててキスをした。
「――――!」
 ビクッ! と、その身を震わせ、過剰反応するシュバルツ。そんな彼をハヤブサは後ろから優しく抱きしめると、シュバルツ自身にそっと手を伸ばした。
「あ………!」
 懸命に身を捩り、シュバルツはそれから逃れようとする。しかし、ハヤブサがそれを許す筈もない。逃げるシュバルツを追いかけて、優しくそこへの愛撫を続けた。
「く………ッ!」
 ビクビクッ! と、シュバルツは身体を震わせる。だが彼は、それ以上は拒否するかのように首を振った。
「ハヤブサ……! 本当に無理だ……! 止めてくれッ!」
「逃げるな、シュバルツ……。力を抜いて――――」
「無理……! 嫌だぁ………!」
 シュバルツにとって縛られてそこを触られると言う行為は、そのままあの男たちとの行為の再現に他ならなかった。

 ―――見ろよ! こいつ勃ち上がってるぜ!
 ―――液まで垂らして……
 ―――淫売だな!
 ―――雌犬みたいに腰を―――

「う………! う………!」
 シュバルツの脳裏に、男たちの罵詈雑言と、下卑た笑いと、おぞましい感触がどうしても甦って来てしまう。

 違う……!
 感じてなどいない……!
 反応を、返したくない――――!

「違う……! 嫌だ………!」
 シュバルツは弱々しく首を振り続けて、それに抗っていた。

(シュバルツ……!)

 シュバルツへの愛撫を続けながら、ハヤブサは唇を噛みしめていた。
 元々シュバルツは、複雑な出自を持つアンドロイドだ。それ故に彼は、己の『生』もなかなか肯定できなかったし、まして自身の性欲など、言わずもがなだった。それが、彼を禁欲的な性格へと仕立て上げ、そして、孤独の中へと追いやっていた。

 独り、闇の中で歩み続けていたシュバルツ。その手を、ハヤブサが無理やり取った。
 酷く惹かれた。
 どうしても――――『彼と共に生きたい』と、自分が願ってしまったから。

 その身体を無理やり開いて――――そして、教え込んだ。
 愛し、愛される世界の素晴らしさを。それを実現する手段の一つとして、性欲があるのだと言う事を。

 はじめは、それをなかなか肯定できず、戸惑っていたシュバルツ。
 だが、回数を重ねるに連れ、ハヤブサに愛を教え込まれて行くうちに――――綺麗な感性と身体を持つこのヒトは、それを素直に受け入れて行った。ハヤブサの腕の中で、その愛を受け入れ――――妖艶にあでやかに、大輪の花を咲かせるようになっていた。

 二人だけの幸せな愛の世界。
 これがずっと続くものだと、ハヤブサは信じて疑っていなかった。
 だけど、今のシュバルツは――――

「ん………! く………!」

 は、は、と、短い息をしながら体を震わせ、ハヤブサの愛撫を全身で拒絶している。ハヤブサに愛され続けるそこは、なかなか勃ち上がる気配を見せなかった。


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