農家の嫁の日記

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zoom RSS 大切な、花。 (R-18) 9

<<   作成日時 : 2015/05/24 14:30   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 皆さん、こんにちは! 農家の嫁です。
 昨日、5月23日は「キスの日」だったそうですね(*^^*)
 ある意味、ハヤブサさんとシュバルツさんの非常にけしからんイラストを描くチャンスではあったのですが、時間がなかったので断念しました。
 その代わり、キスシーンは書いていたので、それで許して下さいね(←なんの話だよ( ̄ロ ̄;!!!!)

 さて、ハヤブサさん×シュバルツさん。シュバルツさん受けです。
 それが楽しめる方だけ、どうぞご入場ください。
 多分この小説、全編こんな前書がいるような気がしている今日この頃です(^^;
 では、続きよりどうぞ〜〜〜〜















「……………」
 愛おしいヒトはその瞳に涙をにじませながら、は、は、と、短い息をして、その身を小さく震わせている。だが、ハヤブサが見つめる視線から、その眼差しを逸らす事はなかった。
「シュバルツ……」

「どうした……。ハヤブサ……」

 涙で潤んでいるのに、その瞳には酷く力強い意志が宿っていた。
 ハヤブサが惹かれてやまない、あの強いシュバルツの意志が――――

「私は……大丈夫だから……」

「シュバルツ……!」

「続けて……」

「……………!」
 その愛おしいヒトの様に、ハヤブサの胸が何故か締め付けられた。
 暴力と凌辱に傷つけられたお前。
 今も同じような状況でその身体を弄ばれようとしているのに。

 恐怖を感じない訳が無いだろう。
 身体が震えているじゃないか。
 その瞳には、涙が滲んでいるじゃないか。

 なのに――――お前は、俺の前に進んでその身を投げ出そうと言うのか?
 どうして
 何故――――

 ああ………シュバルツ……!
 何て、いじましい………!
 そして、何て愛おしい――――

「シュバルツ……!」
 自身の中の愛おしさが命じるままに、ハヤブサはシュバルツの肌の上に指を滑らせる。その指はシュバルツの胸の先端を捉えると、そこを優しく擦りだした。
「……はっ! あんっ!」
 弱い所を撫でられて、ビクビクッ! と、愛おしいヒトの身体が跳ねる。その可愛らしい様にハヤブサはふわりと微笑むと、喘ぐその唇を優しく塞いだ。
「……ん……! ふ………! んぅ……!」
 その間にも、胸への優しい刺激は続く。それ故にシュバルツは、ハヤブサの下で、その身を扇情的にしならせ続けなければならなかった。

「……………」

 少し長めのキスを終え、涙をにじませてとろんとした眼差しの愛おしいヒトが、飲み切れなかった唾液を口から溢れさせながら、ぜいぜいと喘ぐ。そのヒトの様は、酷く妖艶だった。そして、素直に美しいと感じた。

(…………ッ!)

 ――――淫売!
 ――――淫売!

 シュバルツの中で、自分を責める声が止む事はない。自分が裸で縛られている状況に、あの男たちに囲まれている映像が、自身の中で何度もフラッシュバックしてしまう。
(それでもいい……! それでも……!)
 シュバルツは、ハヤブサの背後にいる影を見ながら、必死に己と戦っていた。ハヤブサの形をした『影』は、抜刀したまま二人の様子をじっと見ている。
 あの血だらけのハヤブサの姿を見るぐらいなら、自分が苦しめられた方がよほどマシだとシュバルツは思った。

「シュバルツ……」

 つい、と、ハヤブサの手が頬に滑って来る。シュバルツがそれにビクッ! と、身を固くすると、ハヤブサの唇が、そっと耳元に降りて来た。

「……綺麗だよ………」

「……………!」

 はっと、息を飲むシュバルツにハヤブサはにこりと微笑みかけると、再びその肌の上に唇を滑らせ始めた。その唇は胸から腹、そして、腰へと彼の肌を愛して行く。そして――――
 シュバルツの中心が、勃ち上がって来ているのを、ハヤブサは確かに見た。

「シュバルツ……!」

 ハヤブサがそっと、そこを手で愛し始めると、シュバルツの腰が浮きあがり、乱れ始めた。
「あっ!! ああっ!! や……! あ………ッ!」
 しどけないため息を吐きながら、涙を飛び散らせ、必死に身を捩るシュバルツ。ハヤブサの手に、そこから溢れだした愛液が絡みついてくる。
「く………! はあ……ッ!」
 愛撫を『愛撫』として素直に受け入れてくれているシュバルツのその様子に、ハヤブサは、自身の瞳から、先ほどとは違う意味の涙が零れ落ちて来るのが分かった。

 花が、咲こうとしている。
 傷つけられ、踏みにじられた花が。
 前と同じか
 いや――――それ以上の艶やかさを伴って……!

 ああ。やはり、この花は強い。
 俺の、大切な、大切な、花。

(良かった……)
 どうしようもない程の、愛おしさが溢れる。
 己自身もまた、強くいきり立つのを感じた。
 今すぐにでも、その最奥を貫き、ぐちゃぐちゃに掻き回したい衝動にかられる。
 だが自分はまだ、彼の身体の総てに触れていない。
 それが終わるまでは――――その最奥に触れてはならないと感じた。

 だが愛おしさが抑えきれないハヤブサは、しどけなく喘ぐシュバルツの唇を優しく塞ぐ。
「ん………!」
 次いで、愛液を溢れさせているその先端にも、唇で優しく触れた。
「ああっ!! ああんっ!!」
 ビクビクッと身をのけ反らせるシュバルツに、ハヤブサは優しく微笑みかける。

「シュバルツ……愛している」

 そう言うとハヤブサは、再びシュバルツの腰回りから太股にかけて、愛撫を再開しだした。
(ハヤブサ……!)
 シュバルツは、は、は、と、短く息をしながら閉じていた瞳を開け、自分を愛撫するハヤブサの方を見た。ハヤブサはシュバルツの足を大事そうに抱え上げ、そこにそっと唇を落とし、舌を這わせている。ハヤブサの『影』の方は、もうその姿を見つける事は出来なかった。
(良かった……)
 シュバルツは、ほっと安堵のため息を吐いた。
 ハヤブサは、自分を責めるのを止めてくれたのだと悟る。
 私は、大切な人の『ココロ』を守ることができたのだろうか。

 そう思いながら何気なく視線を移して行くと、自分のすぐ目の前に怒張し切ったハヤブサ自身があるから、シュバルツはぎょっと、息を飲んでしまう。そこは欲を孕んで膨れ上がり、震えながら愛液を垂らしていた。なのに、ハヤブサの方は、今もシュバルツの足を抱え上げ、ゆっくりと大事そうに愛撫している。その様子に、彼をひどく我慢させてしまっているのではないか――――シュバルツはそう、思った。

「ハヤブサ……」

 だからシュバルツは、ある願いを持ってハヤブサに呼びかけた。
 この望みは、ある意味非常にはしたない物である事を、シュバルツは十分承知していた。だがシュバルツは、あえてそれを欲した。

 彼を慰めたい。
 癒したい。
 愛したい。
 自分の『総て』で、彼に触れたい――――

 それ以上の、望みはなかった。

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