農家の嫁の日記

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当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

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zoom RSS 大切な、花。 (R−18) 11【完結】

<<   作成日時 : 2015/05/27 00:51   >>

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 皆さんこんばんは。農家の嫁でございます(*^^*)
 妄想が暴走して暴発した結果生まれた小説は、ここで終わりでございます。
 楽しんでくれた方は楽しんでくれたのかな。私自身は楽しんで書きました。

 それにしても色気のある場面は、本当に書くのが難しいです。
 暴走しすぎてもいけないし、抑え過ぎても面白くないし……。この加減、皆様はどうやってされているんでしょう。何度も書いて、自己鍛錬して行くしかないのかしら。

 ハヤブサさん×シュバルツさん。シュバルツさん受けです。
 きっと巷で出す同人誌って、これくらいの薄さでちょうどいいんだろうなと思いつつ。
 楽しめる方だけ、どうかお楽しみください。それ以外の方はUターンで!

 では、続きよりどうぞ〜♪
 感想……は、やっぱり頂けないんだろうなぁというより、感想書きようもない小説のような気もします。
 小説って、はじめ方と終わらせ方が難しいです。こんなこと感じるのは私だけなのかなぁと思いつつWW























「シュバルツ……! シュバルツ……!」

 熱を含んだ声で、うわ言のようにその名を呼び、ハヤブサはシュバルツの身体を抱きしめながらゆすり続ける。
「は……! あっ! あ………っ!」
 縛られて身動きの取れないシュバルツは、唯されるがままに受け入れるほか道はなく。突き上げられる衝動のまま、喘ぐよりほかに道はなかった。酷く乱暴にゆすられる身体。なのに「大切にされている」――――そう感じられるのは何故だろう。
「シュバルツ……!」
 熱を含んだ唇が、首筋を這う。その間にも、彼の指が、こちらを暴き立てるように肌の上を蠢いてくる。
「はあっ!! ああっ!!」
 こちらがそれに反応を返すと、その熱も欲も、嬉しそうにシュバルツに侵食してこようとしてくる。
 同じなのに。
 その熱も欲も――――あの男たちの物と、同じなのに。

 ――――淫売!
 ――――雌犬!

 その言葉と共に、落ちてくる嘲笑。降り注ぐ悪意。
「…………!」
 無意識のうちに、身を固くしてしまうシュバルツ。するとそこに、ハヤブサの手がふわりと降りて来た。

「大丈夫だ……。シュバルツ……」

 頬から唇をふわりと撫でられ、自分がいつの間にか唇を強く噛み締めていた事に気づく。
「力を抜いて……」
 そう言われながら唇を指でなぞられる。シュバルツが言われるままに唇を緩めると、指がその中に侵入してきた。
「んっ!! あ………!」

「お前は、綺麗だ……」

 その口腔を指で愛しながら、ハヤブサは囁く。
「ハ……ヤ………! んぅ……!」

「綺麗だよ……」

 ハヤブサにとってシュバルツは、愛すべき『花』だった。
 その花はただひたすら美しく、健気だった。
 そして、どんなに犯しても、犯しきれない高貴さを湛えていた。

 愛しても、愛したりない花――――。
 その心の命じるままに、ハヤブサはただひたすらに、その花を愛す。
 愛おしさに、歯止めなど――――かけてやらない。

 愛している。
 愛している。
 その想いを込めて、ハヤブサは律動を繰り返していた。

「はあっ!! ああっ!! んあっ……!!」

 繋がるそこから流れ込んでくるハヤブサの『想い』に、シュバルツはひたすら翻弄される。
(ああ、そうか)
 シュバルツは不意に悟った。
 あの男たちとハヤブサ――――一体、何が違うのか。
 そう。
 ココロ。
 ココロが、違う。

 あの男たちから流れ込んできたのは、悪意と侮蔑。どうしようもない暗い感情――――。
 だけど、ハヤブサから流れ込んでくるココロは。

 愛シテイル 
 愛シテイル
 愛シテイル

「あ………! あ………!」

 その熱は、甘やかさを伴って、シュバルツの内側に酷く響いた。
 欲しがってしまう。
 もっと
 もっと
 その熱を
 その甘さを
 もっと私に――――!

(でもきっと、駄目だ……。本当は……。こんな事を想っては……)
 シュバルツはそう思って、唇を噛みしめる。

 ハヤブサは、『人間』
 私は、『アンドロイド』
 ハヤブサの『生命』を、未来に繋いでいく事は出来ないのに――――
 何時までもその『愛』を独り占めしている状態は、やはり、不自然だと思う。

 なのに、願う。
 傍に居たいと。
 失いたくないと。
 愛したいと。
 愛して欲しいと――――

 こんな事を願う私は
 きっと、誰よりも罪深い。

 分かっている。私は彼にとって『繋ぎ』の存在でいい。
 彼が真に愛する人を得れば、自分は何時でも身を引かねばならぬ。
 それだけは――――わきまえておこうと、シュバルツは自分に強く言い聞かせていた。

 それでも、今は。今だけは――――

 ハヤブサ
 ハヤブサ

 愛 シテ イ ル

「ハヤブサ……!」

 ふと縋る様に零された言葉に、ハヤブサが反応した。

「シュバルツ……!」

 顎を捉え、その唇を奪う。
 自分を愛してくれた唇。
 このヒトは、俺の物だ。
 心も身体も、俺だけの物だ。
 熱が膨らむ。
 愛おしさが溢れる。
 もう止まれない。
 止まる事など出来ない。

 愛シテイル
 愛シテイル
 愛シテイル――――

「――――――ッ!!」

 深いキスを交わしながら、二人は同時に絶頂を迎えた。ハヤブサから放たれた熱い迸りが、シュバルツの内側にじわりと広がっていく。
(シュバルツ……)
 熱の余韻に浸りながら、ハヤブサはシュバルツを幸せそうに抱きしめる。だが、シュバルツの方は、何故か小刻みにフルフルと震えていた。
「ハヤブサ……!」
 はあっと、しどけないため息と共に、切羽詰まった声で名を呼ばれるから、収まりかけていたハヤブサの『雄』の部分が、再び反応しそうになる。それを面には出さず、何気ない風を装って、ハヤブサはシュバルツに声をかけた。
「どうした……? シュバルツ」
「ハ……ハヤブサ……」
 切なそうに呼びかけてきたシュバルツは、もどかしげに腰を揺らめかせ始めた。
「り……『リング』を、外して、くれないか……?」

「―――――!」

 その一言でハヤブサは総てを察した。
 つまりシュバルツは、先程の絶頂の瞬間、リングのせいで望む解放が得られなかった。つまり――――『空イキ』をしてしまったのだ。
「く……苦しくて……お願い、だ………」
 そう言って愛おしいヒトが妖しく腰を揺らめかせながら、可愛らしく懇願をしてくれるものだから―――――ハヤブサの中で、変なスイッチが入ってしまう。彼の面に今――――爽やかだがどこか邪悪な色を含んだ笑みが、浮かびあがっていた。
 その指が、つい、と、シュバルツの、リングに締め上げられ、はちきれんばかりになっている牡茎の上を滑る。
「はあんっ!! あんっ!!」
 案の定過剰に、そして可愛らしく反応してくる愛おしいヒトに気を良くしたハヤブサは、そのままそこを、優しく手で愛し始めた。
「ああっ!! 駄目……っ! 今、敏感になってるからぁ……ッ!!」
 ビクビクッとシュバルツの身体が跳ね、腰が揺れる。それがシュバルツの中に繋がったままになっているハヤブサ自身を、とてもいい具合に刺激してくれた。
「シュバルツ……」
 手で愛しながら、律動もゆっくり再開させる。
「やっ!! 駄目っ!! お願……! リングを……ッ!!」
 シュバルツの腰が浮きあがり、大きく揺れる。その動きがハヤブサを更に誘ってしまっている事に、シュバルツは気付けない。
「もう一度俺がイク時……一緒にいこうな……」
 囁きながらハヤブサは、シュバルツの身体を強く抱きしめる。
 こんなに愛おしいヒトのこんなにも可愛らしい痴態を、ハヤブサが見逃すはずもなかった。
「そ、そんな……ッ! ああっ!!」
 深い律動を始めたハヤブサの腕の中で、シュバルツは再び咲き乱れ始めた。
 ハヤブサは再び、その花を深く堪能して行った。

(これからもこうして……俺の腕の中だけで、花開いてくれ……)

 俺の
 俺だけの
 大切な、花。

 色街の一角で、二人の愛し合う時間に、しばらく終わりは訪れそうになかったのだった。

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