農家の嫁の日記

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zoom RSS ただひたすらに、君を想う。 10(R-18)

<<   作成日時 : 2015/06/24 15:00   >>

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 皆様こんにちは! 農家の嫁です。
 ええ。誰得とも分からない小説をアップしています。ほんとうにすみませんねぇ。書きたいものですから……(^^;
 まだハヤブサさん×シュバルツさんです。殿方同士の絡みです。
 楽しめる方だけ続きよりどうぞ〜。
 しかしこの前置き、本当に要らないですよね(^^;
 取っ払っちゃいたいところでもあるけど、けしからん場面でもあるので忠告は要るかなぁとも思う。もうどうしたもらいいのでしょうね〜。













「ん………。んう………」
 優しく長い口付け―――――シュバルツはいつの間にか、その熱に酔わされてしまう。
「……………」
 『それ』から解放した時に、シュバルツが見せるトロン、とした表情。この恍惚とした表情を見る瞬間が、ハヤブサはたまらなく好きだった。
 このヒトの凄絶な色気と妖艶さに拍車がかかる。それを暴き立て、時に引き裂きたくさえなってしまう衝動にかられる。
 自分の中に眠る、凶悪とも言える『熱』と『想い』を、存分に解放させて―――――それを受け止めきってくれる、ヒト。

 たまらなく愛おしかった。
 どうしようもなく、大切だった。

「シュバルツ……」
 ハヤブサはそっと彼のヒトの胸を弄びながら、耳元に息を吹きかける。
「あ………!」
 ピクリ、と、反応するシュバルツの耳元に、ハヤブサは囁きかける。
「まだ、足りないんだろう?」
「あ………! あ………!」
 指の動きに合わせてしどけなく乱れて行くヒト。これがシュバルツの答えだと、ハヤブサは悟った。

「続きをしようか、シュバルツ……」

 嫉妬をする必要もないくらい、俺はお前を愛しているのだと―――――お前に分かってもらうまで
 俺はお前を愛すから
 何度でも
 何度でも

「ハヤブサ……。あ!!」

 シーツの衣擦れの音。
 シュバルツのしどけない喘ぎ声に合わせて、チュ、チュ、と水音が響く。
 きしきしと、ベッドが軋みだして―――

 再び忍者たちは、深い愛の世界に、溺れて行くのだった。


 次にシュバルツがふっと瞳を開けた時、幸せそうにこちらを見ているハヤブサと、視線が合った。
「起きてたのか?」
 問いかけるシュバルツに、ハヤブサが笑顔を見せる。
「寝顔を見てた……。お前は、眠っていても綺麗なんだな」
 そう言いながら、ハヤブサの手がシュバルツの顔にかかる髪に触れる。
「馬鹿。そんな訳があるか」
 苦笑しながら照れたような顔をするシュバルツ。至福のひと時だった。
 何時までもこうしていたい。
 でも、ここに浸ってばかりいられない事も、忍者たちは知っていた。
 互いに――――帰るべき場所が在るから。

「『約束の日』は、明後日だな……」

 起きあがって身支度を整えながら、ハヤブサがポツリと言った。

「明後日にもこうやって……会ってくれるか?」

「――――!」
 少し驚いた様な顔をするシュバルツに、ハヤブサの熱い視線が被さって来る。
 ハヤブサは願う。本当なら、毎日でもこうして会いたいぐらいなのだと。
 しばらく推し量るようにハヤブサの顔を見つめていたシュバルツであったが、やがて、やれやれとため息を吐いた。
「『嫌だ』と言っても……お前は来るのだろう?」
「分かっているじゃないか」
 悪びれもせず言い切るハヤブサに、シュバルツは苦笑する。
「分かったよ、ハヤブサ……。明後日に会おう」
「本当か!?」
 嬉しそうに問うてくるハヤブサに、シュバルツも少し照れながら頷く。
「ああ。私も『会いたい』と、思っていたから―――」

「……………! やった〜〜〜〜〜〜!!」

 シュバルツの言葉に、ハヤブサが歓喜の叫び声を上げる。嬉しそうにはしゃぐハヤブサを、シュバルツは少し複雑な面持ちで見つめていた。
 良いのだろうか?
 このままずるずると、ハヤブサに押し切られてしまう様な気がする。
 だけど、自分も『会いたい』と願ってしまっているものだから―――――困った物だとシュバルツは思った。

「シュバルツ」

 別れ際、ハヤブサは優しいキスをくれる。いつものように。

「じゃあまた―――――明後日に会おう」

 そう言って、ハヤブサと別れた。
 この時彼の後ろ姿が、朝陽の中に溶けて行くように見えたのは何故なのだろう。

 後に、シュバルツは思う。
 もしもこの時、ハヤブサを待ち受ける『運命』を知っていたなら
 自分はどうしただろう。
 それでも自分は、ハヤブサと別れる道を選んだだろうか――――

 それは、永遠に答えのでない『問い』となって、シュバルツの心に蟠り続ける事になるのだった。


 『隼の里』に帰ったハヤブサを待ち受けていたのは、霧幻天神流からの正式な使いの者だった。

「『龍の忍者』である、リュウ様の力をぜひともお借りしたい。どうか、当方の里の方に来てくださいますよう――――」

(珍しいな……。わざわざ外部の俺に、頼みごとをしてくるとは――――)
 霧幻天神流の忍者たちは、総じて一流の者たちばかりだ。例え厄介事が生じたとしても、一族の力でたいていの問題は解決できる。故に、こんな風に外部の忍者の力を借りようとする事自体が、大変稀な事であったのだ。


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