農家の嫁の日記

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zoom RSS ただひたすらに、君を想う。 17(R−18)

<<   作成日時 : 2015/07/01 06:20   >>

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 皆様、おはようございます(*^^*) 農家の嫁です。
 もうほとんどこの前書もいらないだろうと思われるぐらい、読まれていない小説ですが、一応、注意書きをね……させて頂きます。
 こちらのブログの方はもうほとんど読まれなくなっているのですけど、「星空文庫」の方が、不思議とアクセス数が伸びているんですよ(^^;。きっといちいちこんな前書無い方が読みやすいからなのかなぁ。それとも読者層とか、お好みの問題なのでしょうか。

 今回は『事後』ですが、そう言う描写がありますので、一応R−18とさせていただきました。ハヤブサさん×シュバルツさん前提の、ハヤテさん×ハヤブサさんの描写です。
 訳が分からんわ、とか、このCPは嫌、とか、幸せなハヤテさん×ハヤブサさんをお探しの方は、どうかここでUターンを! 読んでも何一つ、いいことないですよ。完全に私の趣味の世界です。
 楽しめる方だけ、どうかお楽しみください♪
 孤独を恐れず、頑張ります(*^^*)





















「――――ッ!」

 はあっと、大きく息を吐いて、ハヤテは自分の物を、ハヤブサの中からずるっと音を立てて引き抜く。すると、ハヤブサの秘所から、ゴポリ、と自身の白い残滓が大量に溢れ出て来た。
「……………」
 ハヤブサの顔にかかる、乱れた琥珀色の髪をそっとのける。気を失っているハヤブサの頬には涙が流れ落ちていて、その身体には、痛々しい程の愛撫と暴力の跡が刻まれていた。

 自分に抱かれながら、目の前のこの愛おしい人は、最後まで他の男の名を呼んでいた。
 分かっている。
 今の行為は、決して『同意』の上に成り立っているのではない、と言う事だ。
 ハヤブサにとっては、強姦以外の何物でもなかっただろう。

 酷い事をしてしまった。
 だが――――不思議と後悔はなかった。
 子どものころから温めて来た大事な『想い』を、自分は今―――――確かに一つ、成し遂げたのだから。

 それほどまでに、ハヤブサが欲しかった。
 自分には、どうしても必要だったのだ。
 彼の手が
 その存在が――――
 知らず、暴力で手折ってしまうほどに。

 頬に流れる涙を、そっと唇で掬ってやる。
 自分の暴力によって倒され、穢された龍の忍者の姿も――――素直に美しい、と、思えた。

(今は、他の男の事を想っていても良い、リュウ……。だけど覚えていてくれ。俺は必ず、お前を手に入れて見せる……! 身体も、そしてその心も――――!)

 ハヤテはもう一度、ハヤブサの頬に優しくキスをすると、身支度を整えて立ち上がった。

「シュバルツ……」

 リュウの忍者が縋るように呼んでいた、男の名を口にしながら、静かに部屋から出て行った。


「―――――ッ!!」

 数刻後に、龍の忍者は目を覚ました。跳ね起きようとして、手の自由が利かず、手首足首、そして己の首に、鎖がじゃらりと重しの様に垂れさがっていて、ハヤブサを部屋に縛り付けていた。
 自分の身体は裸のまま。そして――――汚れ切っていた。そろり、と、身を起こすと、秘所からハヤテの愛の名残が零れ落ちてくる。
「あ………! あ………!」
 とろ、とろ、と流れ落ちてくるそれは、ハヤブサに容赦のない現実を突きつけて来た。

 自分は、ハヤテに『奪われて』しまったのだと。

(ハヤテ……!)
 身を起こしていられなくなったハヤブサは、ぽすん、と、布団に倒れ込んでしまう。

 ―――愛している、リュウ……。

 犯されている最中、何度も聞かされた言葉。何時からだとハヤブサが問えば、ハヤテは「子供のころからだ」と答えていた。

(子供のころから……? そんなに……そんなに長い間、俺の事を……!?)

 全然気がつかなかった。まさかあのハヤテが――――自分を、そんな眼差しで見つめていただなんて。
 だけど、考えれば思い当たる節もある。
 自分と会う時、ハヤテはいつも柔らかい笑顔だった。忍びの頭首として、常に厳しい立場に立たされていたにもかかわらず、いつも自分には――――静かな笑顔を向けてくれていた。
 そして、彼の隣はとても居心地が良かった。
 あれは、ハヤテの『人格』が為せる業なのだと、ハヤブサは勝手に思っていたのだが、それは、もしかしたら違っていたかもしれなかった。ハヤテが懸命に努力して――――『俺のため』に、居心地を良くしようとしていてくれたのだとしたら。

(ああ……!)

 ヒトに深く恋をして――――初めて分かることもある。
 ハヤテと自分は同じなのだ。人を深く愛している、という点においては。

 愛するが故に、そのヒトを優しく見つめ
 愛するが故に、そのヒトが自分の隣に少しでも長く居てもらえるように努力をする。

 振り向いてもらえただけで嬉しい。
 笑顔を見せてくれれば、極上の幸せ――――
 逢えぬ日は、胸をかきむしりたくなるほど苦しい。

 そんな切ない想いを、ハヤテに、子どものころからずっと、させ続けていたのだとしたら。

 それに気付けなかった自分は――――どれだけハヤテを傷つけ、踏みにじってしまっていた事だろう。
(ああ、だから)
 ハヤブサは思う。
 この暴力は、ハヤテの悲鳴なのだ。
 堪えに堪え、ひた隠しに隠していた自分への想いが、こんな形で暴発してしまったのだと。
(ハヤテ……!)
 酷く切なくて、涙が溢れる。

 もしも
 もしも、もっと早く
 ハヤテの想いに気づいていたなら

 自分はどうしていただろう
 今とは違った未来が、あったのだろうか――――

 だけど
 だけど自分は、出会ってしまった。
 あの、健気な『光』に―――――
 

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