農家の嫁の日記

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zoom RSS ただひたすらに、君を想う。 26(R−18)

<<   作成日時 : 2015/07/17 01:48   >>

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 皆さまこんばんは。農家の嫁でございます。
 ただいま徳島県を台風11号が通過中でございます(^^;
 割とピークに近くなる時間帯に、私は仕事から帰ってきたのですが………恐怖を感じるレベルの雨を、初めて経験させていただきましたよ。ええ本当に……。
 雨の弾幕で、車のライトをハイビームにしても、1mと先が見えない現状に閉口し、道路は川のようになり、当然車のワイパーは意味を為さない。風が強くなかったのがせめてもの救いでした。
 でも、夏野菜がぱあだなぁ。
 収入源が無くなるから、ぶっちゃけ世知辛いです(^^;

 それはともかくとして、ハヤブサさん×シュバルツさん前提の、ハヤテさん×ハヤブサさんの描写です。
 このCPに不快感を持たれる方、意味分からない方は、速やかにUターンしてくださいね(^^;。よろしくお願いします。
 では、楽しめる方だけ、続きよりどうぞ〜。
 けっこう読まれてた……。
 読んでくださる方がいらっしゃるのは、素直に嬉しいです(*^^*)
 また、頑張ります。





















「シュバルツ……! シュバルツ……!」
「リュウ……!」
 自分と繋がって居る筈のハヤブサが、また、違う男の名を呼んでいる―――――その事実が、ハヤテの目の前を『絶望』の二文字に染め上げる。
「ああ……! シュバルツ……!」
 涙を流すハヤブサが、縋るように宙に手を伸ばす。ハヤテがそれを優しく握りかえしてやると、「違う」と、振り払われた。
「いやだ……! シュバルツ……! シュバルツ……!」
「リュウ!! 気がついてくれ……! その男はここにはいない! 居ないんだ!!」
 悲痛な叫び声を上げるハヤテの声が聞こえていないのか、尚もシュバルツの名を呼び続けるハヤブサ。縋るように伸ばされた手は、空しく宙を彷徨い続けていた。

(こんな……!)

 目の前のハヤブサの姿が霞む。
 どうして――――
 何故だ、ハヤブサ……!

 どうして、そんなにまで私の名を………!?

 シュバルツは、己が身体の震えを止める事が出来ないでいた。

(もう、充分だわ)
 あやねは思った。シュバルツに見せたいのは、今のハヤブサとハヤテのやり取りだった。
 ハヤテに抱かれながら、シュバルツの名を呼び続けるハヤブサ。
 このままでは、ハヤテも、そしてハヤブサも、壊れて行くしかないと分かる。
 二人とも、自分にとっては大切な人だ。だから、何とかしたいと願った。
 そのためには、ハヤブサがその名を呼び続ける「シュバルツ」の協力が、絶対に必要だとあやねは感じたのだ。
 その為の現状を、シュバルツに見せる事が出来た。ならば、これ以上、彼に見せ続ける訳にはいかないと思った。
 だから、あやねは鏡に術を止めるよう指示を出そうとする。しかしその動きを、シュバルツが手を上げて制した。
(――――!?)
 驚いて顔を上げるあやねに、シュバルツは手を上げたまま、静かに首を横に振る。
(もう少し、見させてくれ)
 その瞳が、確かにあやねにそう訴えていた。
「…………!」
 
 何故――――?

 あやねは茫然とシュバルツを見つめる。
 シュバルツとハヤブサは、恋人同士であったと聞いている。ならば、この目の前で繰り広げられる光景は、シュバルツにとっては見るに堪えない物である筈だ。
 現に、彼の手が震えている。
 瞳からは、光る物が零れ続けている。

 なのに何故――――?
 これ以上何を、みたいと言うの……?

 自分もそうだ。
 自分も、この光景を見続けるのは辛い。
 何故なら自分も――――ハヤテに恋をしているのだから。

 分かっている。
 ハヤテが、自分の想いに応えてくれる可能性など、皆無に等しいと言う事を。
 それでも
 それでも――――

 何故、今ハヤテの愛を受けているのが自分ではないのだろう。
 自分ならば、喜んでハヤテに愛されるのに。
 こんな風に、ハヤテを哀しませたりはしないのに――――

「シュバルツ……! あ……! あ……! シュバルツ……ッ!」

 ハヤテに深く穿たれながら、尚もハヤブサはその名を呼び続けている。ハヤテがどんなに呼びかけても、ハヤブサはその名を呼ぶ事を止めなかったから――――ハヤテも、ついに切れてしまった。

「リュウ!! その名を呼ぶのは止めろ!!」

 怒りに猛るハヤテの手が、ハヤブサの首に伸びてくる。その手は、ハヤブサの首を鷲掴みにした。

「お前を抱いているのは俺だ!! 俺なんだッ!!」

「ぐ……! う………ッ!」
 首を絞められたハヤブサは、その呼吸を奪われる。そしてそれ故に、ハヤテを受け入れている秘所がひくひくと蠢き、ハヤテ自身を強く締めつけた。
「――――――ッ!」
 その衝撃で、ハヤテは果ててしまう。その間首を絞められ続けたハヤブサもまた、崩折れるように倒れて、その意識を手放していた。

「リュウ……ッ!」

 ハヤテが必死に、気を失ったハヤブサに呼びかけている。ぱしぱしと頬を軽く叩くと、ハヤブサが僅かに身じろぎをした。
「リュウ……!」
 ハヤブサから帰ってきた反応に、ハヤテが、瞬間柔らかい表情をする。その瞳から、光る物が零れ落ち始めた。
 絞められて、鬱血しだしたハヤブサの首周りに、ハヤテは優しく唇を落とす。
「リュウ……! どうして、俺は……!」
 ハヤテは涙を零しながら、ハヤブサの身体を優しく丁寧に清めて行く。暴力を、振るってしまうつもりはなかったのだろう。それをしながらハヤテは、時折「済まない。済まない」と、ハヤブサにひたすら謝り続けていた。

 自分は、ハヤブサが欲しかっただけだ。
 ただ愛し、愛されたかっただけだ。
 それなのに、どうして――――

 自分が欲すれば欲する程、ハヤブサが遠くなっていってしまっている様な気がする。
 今、こうして気を失っているハヤブサの身体に刻まれている物は、愛し合った後と言うより、暴力とレイプの後のようだ。

 どうして
 どうして
 こんなつもりではなかったのに――――

「リュウ……!」

 ハヤテは泣きながら、ハヤブサの身体をぎゅっと抱きしめると、布団を改めて敷き直して、そこにハヤブサをそっと横たえさせた。唇に優しくキスをすると、ハヤテは静かに部屋から出て行った―――――

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