農家の嫁の日記

アクセスカウンタ

本の販売を始めました!
ここより本の注文画面に飛べます。
当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS マリオネット狂想曲 5(R-18)

<<   作成日時 : 2016/05/01 01:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します(^^;
 何か、ここよりも、『星空文庫』の方がたくさん読まれているような気がします(^^; やっぱり作者がこんな風に前面に出るのはよろしくないのかなぁ。

 でもまあ、一応ブログという媒体を使っている以上、注意書きは居るような気がしますので、やっぱり書いておきますね。必要のない方はスルーしてください。

 ハヤブサさん×シュバルツさんです。
 しかし、今はモブ×シュバルツさんっぽい展開になっています。
 それが苦手な方、上記CPを不快に感じる方。BLって何? とか意味わかっていない方は、どうかここでUターンすることを強くお勧めいたします。読んでも何もいいことないですよ。
 この話を楽しめる方だけ、続よりどうぞ〜。
 私自身は楽しんで書いてて、最低ですみません(^^;

























「ううっ! はあっ!!」
(いやだ……! 熱い……ッ! 気持ち悪い……ッ!)
 自分の中に入り込んでくる禍々しい『気』が、自分の中に強制的に淫らな熱を呼び起こす。思考を奪う。身体の疼きを解放したくて堪らない。
 こんなのは嫌だ。いやなのに―――――
「お………『墨』が自ら走った。『紋様』が完成しおったぞ」
 男の言葉通り、『墨』が男の筆の力を借りずとも自ら広がり、シュバルツの肌の上に『術』のもとになる『紋様』を完成させた。その時に『墨』から発せられる妖しい『光』を見ながら、男は満足そうに頷くと、シュバルツの上に覆いかぶさってきた。
「今からわしがお主を抱き、『気』をやることで、この『術』は完成する。お主は総てをわしに奪われ、自我をなくし、わしのための『奴隷』となるのだ」
「……………!」
「すべてを支配してやるぞ……。安心しろ。たっぷりと愛でてやろう程にな………」
「あ…………!」
 迫る男の顔面に、シュバルツの中に絶望が広がる。

 イヤダ
 イヤダ

 心の中では懸命に抵抗の叫び声を上げているのに、表に出てくるのはため息のような喘ぎ声ばかりだ。
「あ………! う………!」
 あられもない格好で寝台の上に拘束され、わずかばかり動く身体をのたうたせるシュバルツ。
 そこから匂い立つ凄絶な色香に、周りを見張っている下忍たちも当てられ気味になっていた。
「おい、お前、さっきから何股間を抑えてるんだよ」
「だ……だってよ………。今度の傀儡の奴すげぇ色っぽいと思って………。最後の最後でいいから、俺にも一度やらせてくれないかな………」
「気持ちは分かるがな……」
 同僚の言葉に苦笑しながら答えた下忍もまた、その視線は寝台の上のシュバルツの痴態にくぎ付けになっていた。
 それ故に―――――彼らは気が付かなかった。
 自分たちのすぐ後ろに、怒りに燃える暗殺者が近づいている、ということに。

「『術』の効果の一端を思い知らせてやろう……。もうお主は、わしの言葉に逆らえなくなってきておるはずじゃ。どれ、まずは足の戒めを外してやろうか」
 ガチッと音を立てて足を絡め捕っていた拘束具が外れ、シュバルツの足は自由になる。
「さあ―――――股を開け」
「……………!」
 シュバルツ自身は自由になったこの足で、上に覆いかぶさっている男を蹴り飛ばしたいと願う。しかし、その思いとは裏腹に、足は勝手に男の命じるままにゆっくりと開いて行ってしまった。
「あ………! あ………!」
「フフフフ……良い表情、いい反応をしおる。愛い奴じゃ」
 絶望に涙し、小さく震えるシュバルツの耳元に、男が勝ち誇ったように唇を近づけていく。
「いいか? 覚えておけよ……。お主は自分から股を開いた。わしに『望んで』抱かれるのだ」
(違う!! 嫌だ………ッ!!)

 抱かれたいなどと、自分から望むはずもない。それを自分から望むとすれば、その相手はハヤブサだけだ。それなのに――――

(ああ、馬鹿だな)

 シュバルツは、自身の愚かさに臍(ほぞ)を噛む。
 人質となった女性の真贋を見抜けなかったばかりに、今の事態になってしまった。「人を見る目がない」などと、弟であるドモンに偉そうに説教できるはずもない。
 だけど、一つしかない人間の命と、空虚な器のアンドロイドである自分の身の安全。
 自分はどうしても、それを秤にかけられないのだ。

 優先すべきは『命』
 それは――――どうあっても、変えてはいけない信念だった。

 その結果、自分が凌辱されようと、たとえ殺されてしまったとしても――――
 それは自己責任で、自業自得なのだとシュバルツは思った。

 だから、自分はどうなってもいい。だが、今回の敵は、自分を使ってハヤブサを陥れようとしている。
 自分の失態に、ハヤブサを巻き込んでしまう。そして、裏切ってしまう。
 それだけは―――――
 酷く申し訳ない、と、シュバルツは思った。

 ズブ、と、音を立てて、露わになった自分の秘所に、男の指が侵入してくる。
「あっ!!」
「『ここ』はもうわしの魔羅を欲しがっておるようじゃな……何とも淫らな身体よ………」
 そう言ってかき回してくる男の指に、シュバルツの身体は素直に反応していた。涙を散らしながらびくびくと震える身体に、男は舌なめずりをする。
「さあ、抱いてやるぞ。存分に―――――」
 その刹那。
 ドカン!! と、派手な音がして、上から大きな物体が落ちてくる。
 あまりにも突然で、男はその塊が、自分の部下の首の無い遺骸なのだと気が付くのに、少し時間がかかった。
「な―――――!」
 驚く声を上げる間もなく、今度はいきなり目の前の美弥が切り裂かれる。
 ゴロン、と、美弥の首が床に転がると同時に、一つの黒い影が音もなく地面に降り立った。

「………俺に用事があるんだってな。だから、こっちから来てやったぞ」

 酷く静かな―――――だが、恐ろしいほどの殺気が込められた声。その影の正体を悟った瞬間、男は天地がひっくり返るほどの衝撃を受けた。

「ひいっ!! 龍の忍者――――!!」

 間抜けな叫び声とともに、男はシュバルツのいる寝台から転げ落ちてしまう。男が床の上で体勢を立て直すよりも先に、ハヤブサがその前に距離を詰めてきた。

「10秒待ってやる……。『術』の解き方を教えろ」

 しびれるほどの殺気を放ちながら、黒の忍者は必要なことだけを聞いてくる。
「ぶ、部下は? わしの部下はどうした!?」
「全員斬った」
 非情な暗殺者が、淡々と告げる。彼の抜身の龍剣からは、まだ、血が滴り落ちていた。

「この『術』は………『術者』であるお前を斬れば、解けるのか?」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
 いつも愛読していただいてありがとうございます(^^)。
また、気持ち玉へのクリックもありがとうございます! 
ものすごくものすごく励みになります。
アンケート実施しています(*^^*)ご協力お願いいたしますm(__)m
 当方のブログの内容とあまり関係の無いTBは、削除させていただきます。
 悪しからず、ご了承ください。

アンケート実施中

マリオネット狂想曲 5(R-18) 農家の嫁の日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる