農家の嫁の日記

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zoom RSS マリオネット狂想曲 18(R-18)

<<   作成日時 : 2016/05/16 00:20   >>

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 皆さまこんばんは。農家の嫁です(*^^*)
 本当にけしからん展開になっておりますが、皆様ついてこられていますでしょうか。そろそろ見放されてしまいそうで、多少恐怖にいちびっております(^^; でも仕方がない。私が『好き』と思う物を、他の方が『好き』と思うかどうかは別問題だし、それを強要する権利もない。楽しめる方だけ楽しんでいってくれればいいと思います(^^;

 ほぼ注意書きもいらないでしょうけど、念のため。

 ハヤブサさん×シュバルツさんです。
 BLでクロスオーバーで、R-18表現の小説です。
 まったく意味が分からないという人、このCPが理解できないという人、そもそもBLって何? と、思われている方は、どうかここでUターンしてくださいますよう、ご忠告申し上げます。無理やり読むものでもないし、貴方が好きな世界を大切にしてOKだと思いますので。

 それでは楽しめる方だけ、続きよりどうぞ〜〜♪

























「うあっ!! ああっ!! あああっ!!」
 行きたがっているシュバルツは、必死に腰を揺らしている。蕩けきった内側は、ハヤブサを甘く締め付けてくる。自分が達するのも、もう――――時間の問題だった。
 腰を捕まえて、最奥を深く抉ってやる。
「あ………! あ………! あ………!」
 奥の締め付けが
 シュバルツの喘ぎ声が切ない。
 ハヤブサは頃合いを見計らって、シュバルツ自身をリングから解放した。

「―――――ッ!」

 二人は同時に果てて、シュバルツはまた、糸が切れたように気を失ってしまった。

(シュバルツ……)

 頬を伝い落ちる涙が
 半開きになった唇が―――――

 素直に、美しいと、思う。

(キスをしたい……)

 そう願うハヤブサの唇が、シュバルツの唇に近づいていく。
 しかし、寸前のところで、ハヤブサは思い留まった。
 今―――――自分の口腔は、墨の毒を含んでいる。せっかくそれを僅かでもシュバルツから拭い取ったのに、キスをしてしまったら、またそれをシュバルツに還元してしまいそうな気がした。そんなことをしたら、今の行為の意味が完全になくなってしまうだろう。
「……………」
 ハヤブサはぐっと堪えてシュバルツとのキスをあきらめると、彼からそっと離れた。自身の中に取り込んだ墨の毒を、浄化しに行くために。
 立ち上がり、振り返ると、布団の上に縛られて固定された、シュバルツの裸体がある。

 すまない。
 今は、その戒めを解いてはやれない。
 これは、単純な『愛の行為』ではない。
 『墨』の『毒』を浄化するための、術式の一環であるが故に。

 待っていろ、シュバルツ。
 必ず―――――お前を助け出してやるから。

(だが、正気に戻った後………こんな目に遭わされたとシュバルツが知ったら、俺は、恨まれるかもしれないな………)

 だが、仕方がない。
 シュバルツがずっと操り人形の状態でいるぐらいなら、自分が恨まれた方がまだましだ。
 もとはと言えば、自分が狙われたせいでシュバルツが巻き込まれ、こんなことになってしまったのだから。
 恨まれてもいい。シュバルツに『会いたい』
 彼を呪いから、取り戻したいのだ。

 ハヤブサは小さくため息を吐くと、静かに座敷牢から出て行った。


 里の奥深い場所にある『龍の祠』の傍の泉で、斎戒沐浴をする。泉に流れ込む滝に打たれながら、浄化の『誦』を唱え続ける―――――それが、ハヤブサが選んだ毒の浄化の方法だった。『誦』の詠唱を何周かしているうちに、身体の内から『毒素』が抜けていくのが分かった。
 一通りの浄化を済ますと、軽めの食事をして、少しの間身を休める。それからまた彼は、間をおかずにシュバルツのいる座敷牢へと向かった。――――シュバルツを清めるために。

「ああ………! ああ………!」

 墨を舐めとられるたびに、僅かに動くシュバルツの身体が、小さく震えながらのたうつ。彼を固定している縄が、ぎしぎしと音を立てる。
「動くな」
 淫らな熱に犯されている愛おしいヒトに、酷な命令を下し続ける。
「は………い………」
 命じられるままに、素直に頷くしかないシュバルツ。トロンとした眼差しで、息も絶え絶えに喘いでいた。上気したその頬には、涙が伝い続けている。
 無理もない。
 自分に触れられると『術』のせいで淫らに発情してしまうシュバルツ。それが、感じさせられるように身体の上に描かれた紋様の上をぺちゃぺちゃと舐められて、しかも、身動きも射精も許されない状態が続いているのだから。彼のヒトにとっては、これは『快感』と言うよりも、もはや『拷問』に近い状態なのではあるまいか。
(あの男なら、この状態のシュバルツを喜んで弄ぶのだろうな……。『墨』をさらに上書きして、『術』をさらに重ね続けて――――)
 そんな状態、想像するだけで胸糞悪くなる。あの男はシュバルツに施した紋様を描き込む力を得るために、いったい、何人の人間をその『墨』の魔力で犠牲にしてきたのだろうか。
 腹が立つ。
 過ぎたことなのに。
 シュバルツに対する愛撫が、ひどく乱暴なものになりかける。

「ああ……! ハヤブサ(ご主人様)………!」

 シュバルツのその声に、ハヤブサははっと我に返る。
 浄化の途中だったことを、思い出す。
 いかん、集中―――――
 集中、しなければ

(くそ……ッ!)

 墨に触れ続ける舌先が、きつく痺れてきた。
 きっと、これは『毒』を舐めとれている証拠――――
 ハヤブサはそう信じて、その行為を続けた。
 一通り紋様を舐めとって、そして共に果てた。
 手順を踏みつつ自分の体内に毒を取り込み、それを浄化し続けた。
 それは2週間、ほぼ休みなく続けられた。

 そうして、現在に至る。

 2週間前と現在のシュバルツの体液のデータを見比べながら、難しい顔で唸り続けるキョウジ。それに向かって、ハヤブサは声をかけた。
「すまないキョウジ……。本当はもう少し『浄化』を続けたかったのだが、断れない『仕事』が入ってな……。俺はそれに行かねばならぬ」
「仕事?」
 少し驚いたように顔を上げるキョウジに、ハヤブサは頷いた。
「ああ。それでその間、シュバルツを里に留め置くわけにもいかないから、ここに連れてきた。キョウジ………どうだ? シュバルツのデータに、何か変化は出ているか?」

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