農家の嫁の日記

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zoom RSS マリオネット狂想曲 41 (R-18)

<<   作成日時 : 2016/06/13 14:33   >>

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 皆さんこんにちは! 農家の嫁と申します。
 ほとんどR−18表記がいらないぐらいの表現しかないんですけど、一応念のため、記載させていただきます。
 殿方同士の濡れ場に続いていく場面ですのでね(^^; 一応注意書きを。いらない人は例によって飛ばしてください。

 この小説は、ハヤブサさん×シュバルツさんの、BLで、二次創作で、クロスオーバーなカップリングを取り扱っております。
 BLが理解不能という方、このカップリングが嫌な方、地雷な方は、どうかここでUターンしていただけますよう、強くご忠告申し上げます。無理やり読むほどのものでもないです、たぶん……。

 楽しめる方は、ようこそお越しくださいました。
 どうかごゆっくりとおくつろぎくださいませ〜♪

 それでは、続きよりどうぞ〜〜〜

























 しかし、懸命に踏みとどまった。
 やっと、『腐墨の術』から解放されたシュバルツ。しかし、その『毒』は未だ―――――自分の口の中にある。それを、彼に口づけすることによって、シュバルツに還元してしまうことを、ハヤブサは恐れていた。

「すまない、シュバルツ………」

 それにしても、シュバルツが自分と口づけできないのが寂しい、と、感じてくれているのならば、こんなことを思っては不謹慎なのだろうが、嬉しい、と感じてしまう。俺との口づけを、「幸せだ」と感じてくれている証拠にもなるのだから。

 ハヤブサは、想いを込めて、指でそっとシュバルツの唇に触れる。

「俺だって、お前とキスをしたい……。だが今は、駄目なんだ……」
「何故だ……?」
 問うてくるシュバルツに、ハヤブサは優しく微笑みかける。

「俺の口の中には、お前から拭い去った『呪いの毒』が、あるから」

「―――――!」
 シュバルツの瞳が、驚きに見開かれる。ハヤブサはそんなシュバルツの頬を、優しく撫で続けた。
「な………。分かってくれ、シュバルツ。この『毒』を浄化するまでは、お前と口づけをする訳にはいかな―――――」
 ここでハヤブサは、これ以上言葉を紡げなくなってしまう。何故ならシュバルツが、本当に一瞬の隙をついてハヤブサの懐に潜り込み、その唇を奪っていたからだ。

「ん………!」

 口を閉じる間もなく、シュバルツの舌が口内に侵入してくる。そのまま口腔を弄られ、舌をチュッと吸われた。

「ん………! んく………! …………ッ!」

 瞬間何が起こったのか理解できず、混乱するハヤブサ。
 うっかり愛おしいヒトからの熱烈な口づけを堪能しそうになってしまう。
「ん…………」
(嬉しい………! 嬉しいが………いや! そうじゃなくて――――!)
「ん………う………」
(この状況……! この状況は、まずい……!)
「ん………ん…………」
(きょ、拒絶――――拒絶、しないと………!)
「………ふ………んぅ………」
 ハヤブサは懸命に、理性を奮い起こそうとするのだが、よく考えたら自分の方に、愛おしいヒトからの口づけを拒絶する術など持ち合わせていないことに、割とすぐに気づいてしまう。シュバルツを跳ね除けようと肩に掛けられていた手は、いつしかシュバルツの背中に回り、吸われるままに戸惑っていたハヤブサの舌も、進んでシュバルツの口内に入り、その中を弄ったり舌を吸い上げたりしていた。
 しばらく、チュ、チュ、と、濡れた水音が、モーテルの部屋の中に響く。

 シュバルツ
 シュバルツ
 なんて、愛おしい――――

「……………」
 しばらくして、シュバルツの方からそっと離れていく。ハヤブサは少し名残惜しそうに、その潤んだ唇を見つめていた。しかし瞬間的に我に返る。こんなことをしている場合ではないと、ハヤブサはシュバルツに慌てて声をかけた。
「シュバルツ!?」
「ん?」
「だ、大丈夫なのか……!? 呪いの毒が………!」
 案ずるように声をかけるハヤブサに、シュバルツは「ああ……」と、答える。とりあえずシュバルツが正気を保っていると見て取って、ハヤブサは少し安堵の吐息を漏らした。

「確かに……ハヤブサ、お前は少し、疲れているみたいだな」

 対してシュバルツは、口の周りについているハヤブサの唾液をべろりと舐めとると、その唾液の成分分析をしだした。口の中で、いつものように。
「疲れている!? そ、それはまあ………さっきまで戦っていたんだ。疲れていないはずはないが――――」
「それに………ああ、確かに、『毒』はあるな……。いつものお前の唾液からは、出ない成分が中に混じっている。ごくごく微量だが、確かに、これは人体にはあまりよくはなさそうだな……」
「シュバルツ……!」
 ハヤブサは、呆然と愛おしいヒトを見つめる。
「お前は、大丈夫、なのか………?」
 問いかけるハヤブサに、シュバルツは「ああ」と、あっさり答えた。

「私は平気だ。『毒』といっても、微量な物だし―――――」

「……………!」
「それよりもハヤブサ……。心配なのはお前のほうだ。疲れているみたいだし、ここは休んだ方が―――――んっ!!」
 いきなりハヤブサに唇を塞がれ、シュバルツの言葉はここで途切れてしまった。そのままハヤブサに、深く奪われてしまう。唇も、言葉も呼吸も――――
「ん………っ! く……ふ………!」
 シュバルツは咄嗟に身を引こうとするが、それも叶わない。ハヤブサが自分を捕まえる力が強すぎて、シュバルツは身動き一つ許されない状態になってしまう。キシッ! と、モーテルのベッドが軋んだ音を立てた。

「………ッ! はあっ………!」

 やっと解放されたとき、シュバルツは思考も呼吸も奪われ続けたせいで、身体から力が抜け、倒れそうになる。それをハヤブサに優しく助けられ、そのまま、トサリ、と、ベッドの上に押し倒される結果となった。

「あ…………!」

 呆然としているシュバルツの上に、ハヤブサの熱い身体と視線が覆いかぶさってくる。ハヤブサの意図するところを悟ったシュバルツは、少し慌てた。
 この状況――――いろいろまずい。
 ハヤブサには、休んでほしいと願うのに。

「ま、まて……! ハヤブサ……!」

「待てない」
 シュバルツの言葉を、ハヤブサは一刀両断にする。それほどまでに、シュバルツの一連の行動は、ハヤブサの心と身体の熱を、煽ってしまっていたのだ。

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