農家の嫁の日記

アクセスカウンタ

本の販売を始めました!
ここより本の注文画面に飛べます。
当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS マリオネット狂想曲 39(R-18)

<<   作成日時 : 2016/06/11 02:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 皆さまこんばんは、農家の嫁と申します。
 要らないかもしれませんが、一応前置きを。

 この小説は、ハヤブサさん×シュバルツさんの、二次創作クロスオーバーカップリングを取り扱っております。
 BLで、殿方同士が絡んでいます。
 このCPイヤダとか、BLって何? と思われる方は、どうかここで速やかにUターンしていただきますよう、ご忠告申し上げます。 多分、ろくなことにはなりゃしませんので(^^; 閲覧は自己責任でお願いいたしますm(__)m

 楽しめる方は、ようこそお越しくださいました!
 どうかごゆっくりと、お過ごしくださいませ〜(^^♪

 それでは続きより、どうぞ〜(@^^)/~~~

























「ハヤブサ……!」

 キスを拒否されたシュバルツが、切なそうな声を上げている。
「愛している……!」
 涙ながらに訴えてくるその様が、綺麗で可愛らしくて、胸が締め付けられるから堪らない。

 俺だって、お前にキスをしたい。
 一刻も早く、キスをしたいのだ。

 そのためにも、早くこの『儀式』を終わらせなければ。
 早く
 早く――――

 自然と律動が深く激しくなる。
 もう、終わりが近いのだとお互いが悟っていた。

 愛シテイル
 愛シテイル
 愛シテイル―――――

 ハヤブサから降り注いでくるのは、紛うことなき愛の言葉のシャワー。
 だから、彼の『ココロ』を、シュバルツは疑う余地はなかった。

 ならば、何故――――ハヤブサはキスをしてくれないのだろう。
 そんなに切なそうな顔をして、顔を逸らすのだろう。
 何かハヤブサがキスをためらうような理由が、私の方にあるのだろうか。

 (構わないのに)

 シュバルツは思った。
 多少の不都合ならば、私は飲み込むし、受け入れるのに。

 どうして、キスをしてくれない?
 どうして
 どうして―――――

「シュバルツ……!」

 涙を流し続ける愛おしいヒトを、ハヤブサは宥めるように抱きしめる。

 ああ もう
 終わりが近い。

 カチリ、と音を立てて、シュバルツの牡茎から『リング』が外された。
「あ…………っ!」
 シュバルツを堰き止めていた、最後の箍が外される。それと同時に、身体の最奥を、激しく、そして容赦なく穿たれた。 
「あああっ!! あああっ!! も……う………!」
 ビクビクッ! と、忍者二人の身体が同時に震える。ぴゅ、ぴゅる、と、音を立てて、牡茎からシュバルツの達した『証』が放たれた。それと同時に、ハヤブサの物も、シュバルツの中に放たれていた。
「あ………! あ…………!」
 じわり、と、中に広がる熱い迸りの感触に、シュバルツの意識が奪われていく。

「愛、している………。ハ……ヤ、ブサ………」

 プツン、と、糸が切れたように、シュバルツは意識を手放してしまった。儚いその言葉を残して――――
「…………」
 ハヤブサも一つ大きく息を吐くと、シュバルツの身体の中から己自身を引き抜いていた。それと一緒に自分がシュバルツの中に吐き出した熱の名残も、クプ、と、音を立てて彼の中から溢れ出てくる。
 ハヤブサは、それを手近にあった紙で一通り拭うと、そっとシュバルツの髪に己が手を触れさせた。そのままそこを、優しく撫でる。
(シュバルツ……)
 彼の頬には、涙がキラキラと光っている。それは酷く綺麗で――――ハヤブサの胸を、切なく締め付けていた。
(キスを欲しがっていたのに………。きっと、ひどく傷つけてしまっただろうな……)
 呪いが解けかかっていたシュバルツは、正気に戻りつつあった。だから猶更――――自分の先程の一連の行動は、シュバルツからしてみれば単純に「キスを拒絶された」と、感じてしまったことだろう。

 だが済まない。
 わかってくれ、シュバルツ。
 今――――お前とキスをするわけにはいかないのだ。

(これからどうする?)
 ハヤブサはシュバルツの髪を撫でながら、自問自答をする。自分が今なすべきことは、体内に取り込んだ『毒』の浄化だ。そのためには、浄化できる『聖なる場所』をこの近辺で探さねばならないが―――――

「……………」

 ハヤブサは、気を失っているシュバルツの、泣き濡れた顔を見る。
 もし、彼が目を覚ましたとき、独りきりにさせてしまったら、もっとひどく彼を傷つけてしまうかもしれない――――そんな予感がした。
 キスを拒絶され、しかも目覚めたときそばにいなければ、「もう自分は、彼に愛想をつかされてしまったのだ」と、シュバルツは思いこんではしまわないだろうか。

 駄目だ、と、ハヤブサは強く頭を振った。

 そんな哀しい想いを、愛おしいヒトにさせてはいけない。
 自分にはシュバルツは愛おしくて必要で――――ずっと傍に居たいと、願っているのだから。

(とにかく、彼が目覚めるまではそばにいよう。きちんと理由を話せば、シュバルツもきっと分かってくれるはずだ)
 ハヤブサはそう決意すると、シュバルツの腕を拘束していた縄を解いた。そしてそのまま、気を失っているシュバルツの身体の横に、そっと己が身を横たえる。
(シュバルツ……)
 愛おしさを込めて、その身体を抱きしめる。いつものシュバルツのほんのりとした温もりと駆動音に、かなりの安心を感じた。そしてハヤブサは、いつしかまどろみの中に、その身を沈めていくのだった――――

「…………!」
 それからしばらくして、シュバルツの方に意識が戻る。見慣れぬ景色と、自分が一糸纏わぬ状態であることに、彼は少し混乱しかけた。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
 いつも愛読していただいてありがとうございます(^^)。
また、気持ち玉へのクリックもありがとうございます! 
ものすごくものすごく励みになります。
アンケート実施しています(*^^*)ご協力お願いいたしますm(__)m
 当方のブログの内容とあまり関係の無いTBは、削除させていただきます。
 悪しからず、ご了承ください。

アンケート実施中

マリオネット狂想曲 39(R-18) 農家の嫁の日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる