農家の嫁の日記

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zoom RSS 例え、共に死ねずとも A (R-18)

<<   作成日時 : 2016/12/15 16:31   >>

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 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説(R-18)です。
 興味のない方、読みたくない方は、ここでUターンを願います。
 読める方だけ、どうぞ〜〜〜


























 でも、辛い。受け入れられない。
 ハヤブサの『死』は、シュバルツに己が半身をもぎ取られたような、耐えがたい痛みと孤独をもたらしていた。

 嫌だ。
 淋しい。

 独りにしないで
 傍にいて

 置いて逝かないでくれハヤブサ────!

「ハヤブサ……!」

 縋るようにその名を呼ぶ。
 それは誰にも届かず、地に落ちるはずの声。
 だがその時、それに応える者がいた。

(シュバルツ!)

「え…………?」

 それは、聞こえるはずのない、ハヤブサの声だと感じたから、シュバルツは思わず辺りを見回していた。
 すると、光の中から手が伸びてくる。
 その手はシュバルツの腕を掴むとと光の中へと導くように引っ張って─────

「シュバルツ! シュバルツ!!」

 パシ、パシ、と、自分の頬を叩かれる感覚に、シュバルツは目を覚ます。すると視界に飛び込んできたのは、自分を心配そうにのぞき込む、リュウ・ハヤブサの顔だったから─────

「あ……………?」

 シュバルツは何が起こったのか、咄嗟に判断できずに混乱する。瞳から涙がこぼれ落ち、呼吸が勝手に乱れた。
「シュバルツ……大丈夫か?」
 ハヤブサの手がそっと頬に伸びてきて、優しく涙を掬い取る。二人は産まれたままの姿で、同じ褥の中にいた。
「すまないな……。きつく抱きすぎたかもしれない。本当なら、もう少し、寝かせてやりたかったのだが………」
「あ…………」
 ハヤブサの言葉に、シュバルツはようやく今の状況を思い出す。
 自分はつい先程まで、ハヤブサに激しく抱かれていた、と言うことを。


 キョウジのアパートの傍にある大きな木の上でくつろいでいたシュバルツのところに、ハヤブサは突然押しかけてきた。
「シュバルツ……!」
 いきなり、唇を深く奪われる。
「んっ! ………ッ! な、何を────!」
 咄嗟に振り払おうとして、視界に飛び込んできたのは、ハヤブサの切羽詰まった切なそうな眼差し。
「!?」
 どうした、と、聞く間もなく、また唇を深く奪われる。身体を強く抱きしめられる。

 その唇が
 抱きしめてくる腕が
 身体が

 小さく震えていることに気づいてしまった、から。

「ん……………」
 シュバルツは抵抗することあきらめ、身を委ねた。すると龍の忍者は、シュバルツの身体を強引に抱き上げる。
 そしてそのまま、傾れ込むように旅館へと連れ込まれて─────

 褥の中で、激しく抱かれた。
 貪るような愛撫に、強引にこじ開けられる身体。
 時に強く組み敷かれ、シュバルツは身体のあちこちに痣を刻まねばならなくなった。

「あ………! ハヤブサ……ッ! き、つ………い………ッ!」

 こちらをあられもない格好に押さえつけて、最奥をかき回してくる龍の忍者に、シュバルツは何度も限界を訴える。しかし、こちらを切羽詰まった眼差しで見つめながら蹂躙してくるハヤブサに、自分の声は届かないようで。
「シュバルツ……! シュバルツ……!」
 ガリッ、と、強く乳首を噛まれ、歯形が刻まれる。身体を強く押さえ込まれながら、肌をきつく吸われる。
「あ………! うあ………ッ!」
 身体のあちこちに、容赦なく痣の花を散らされる。
 まるでこちらを痛めつけるのが目的なのかと錯覚してしまいそうになる程に。

 だが。 

 縋るような眼差しが。
 震えている身体が。
 こぼれ落ちる涙が─────

 ハヤブサの切羽詰まった心情をシュバルツにダイレクトに伝えてくるから、シュバルツももう、ハヤブサに何も言えなくなってしまう。

(これは………任務で何かあったか……?)

 ハヤブサに身を任せながら、シュバルツは何となくそう感じていた。ハヤブサはこちらを痛めつけながら、まるで、自分を責めているようにも見える。
「ハヤブサ………」
 だからシュバルツは、ハヤブサの身体にそっと優しく触れた。彼に、自分の『赦し』の意思を伝えるために。

 私は構わない。
 どのように抱かれても、蹂躙されても─────
 存分に引き裂け。
 存分に切り刻め。
 お前が明日を生きていくために、必要な行為であるというのなら。

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