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ここより本の注文画面に飛べます。
当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS テーマ「小説」のブログ記事

みんなの「小説」ブログ

タイトル 日 時
戦う君に、花束を 75
 ガラガラと、周囲の岩が崩れる音。  粉塵が舞い、息苦しさに襲われる。  だがすぐに、新鮮な空気の流れを感じて、ナディール姫は顔を上げた。 ...続きを見る

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2017/03/24 01:45
戦う君に、花束を 75
「もう!! 何を言っているのよ!? 母さん!!」 ...続きを見る

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2017/03/23 01:56
戦う君に、花束を 74
 助けられる?  本当に────? ...続きを見る

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2017/03/21 23:21
戦う君に、花束を 73
 敵を屠った龍の忍者は、姫の手を引いて再び走る。 ...続きを見る

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2017/03/20 21:46
戦う君に、花束を 72
「ほら……! 体調が万全じゃないのに……!」 「地下は、通路が複雑に入り組んでいます! 不用意に入るのは危険すぎます!!」 「うう…………!」 ...続きを見る

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2017/03/20 01:17
戦う君に、花束を 71
「ミレイ!!」  ロアンヌが駆け寄って介抱する。ミレイは2、3回頭を振ると、がばっと起き上がっていた。 「あとちょっとだったのに………!」  ミレイはそう言いながら、悔しそうに天井近くにある窓を見つめる。窓からは不吉な波の音が、ザブ、ザブ、と、部屋の中に入り込んできていた。 「もういいわ……! ミレイ………!」  ロアンヌは思わず、ミレイに縋り付いていた。 「これ以上はもうやめて………! 怪我をしてしまう……!」 ...続きを見る

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2017/03/18 23:48
戦う君に、花束を 70
「よし」  ハヤブサは頷くと、静かに歩き出す。ナディール姫も、その後ろを、静かについていった。 ...続きを見る

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2017/03/17 15:19
戦う君に、花束を 69
「ま、窓……閉められないの……?」 ...続きを見る

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2017/03/17 01:10
戦う君に、花束を 68
「……………」    牢の中でロアンヌは、寝苦しさを感じていた。 (なぜ、こんなに眠れないのかしら………)  ロアンヌはそう感じて、寝台から身体を起こす。窓から差し込む月の光が、とてもきれいだと思った。 ...続きを見る

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2017/03/15 13:44
戦う君に、花束を 67
「いえ、平気です。大丈夫………」  そう言いながら、彼女は周りを見渡す。  もう何度も、シェフの奥さんと娘の名前を呼んだ。しかし、何の反応もない。 (この辺りには、いないのかもしれない………)  そう考えた姫は、断を下した。水没する地下通路は、確か、ここだけではなかったはずだ。 「ハヤブサ様」 「ん?」  答える龍の忍者に、姫は言葉をつづける。 「これだけ呼び掛けても反応がない、と、言うことは、この辺りにはいらっしゃらないかもしれません………」 「確かにな」 「ほかにも、水没... ...続きを見る

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2017/03/13 23:36
戦う君に、花束を 66
「………なぜ、こうも姫様を狙う刺客が、何人も入り込んでくるんだ……。警備は強化しているはずなのに………」  そう言いながら、頭を抱え込んでしまうイガール。兵士たちもそんな隊長に、声をかけようがなくて、おろおろするしかなくなってしまう。 ...続きを見る

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2017/03/13 01:01
戦う君に、花束を 65
 それなのに、自分は何をやっていたのだろう。  家族に迷惑をかけ  姫様に、迷惑をかけ  挙句───── ...続きを見る

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2017/03/12 00:07
戦う君に、花束を 64
「…………………」 ...続きを見る

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2017/03/11 00:29
戦う君に、花束を 63
「姫様…………無事に、シェフのご家族を見つけられるといいな……」  同僚の言葉に、モガールも頷いた。 「そうだな…………」  そのまま、しばし地下通路の入り口を見つめていたモガールであるが、やがて、ポツリとこう言った。 ...続きを見る

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2017/03/10 00:35
戦う君に、花束を 62
「いえ、何でもありません。行きましょう、ハヤブサ様」  そう言って、ナディール姫は厨房から出ていく。ハヤブサも、あとについて、出て行った。 ...続きを見る

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2017/03/09 02:26
戦う君に、花束を 61
(助けられる………?) ...続きを見る

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2017/03/08 00:07
戦う君に、花束を 60
(でも…………) ...続きを見る

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2017/03/07 00:35
戦う君に、花束を 59
(今日ハ………この辺りデ、私も引き上げルコトにしヨウ……。だが、引き上げル前に………姫、お前に一つ、教えてオイテヤル……) ...続きを見る

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2017/03/06 01:50
戦う君に、花束を 58
(ククククク………) ...続きを見る

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2017/03/05 00:09
戦う君に、花束を 57
「……………」  ハヤブサは、何かをあきらめたように、一つため息を吐く。  シュバルツのそばに、つかつかと歩み寄っていって──── ...続きを見る

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2017/03/04 00:33
戦う君に、花束を 56
「ありがとうございます!! 姫様!!」 ...続きを見る

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2017/03/02 23:47
戦う君に、花束を 55
「…………!」  姫が、ぎゅっ、と、唇をかみしめている。ハヤブサは、さらに質問を続けた。 「お前の役目は、毒を盛るだけか? 人質がどこにいるか知っているのか?」 「ああそうだ! 俺は、姫の料理に毒を盛る係をしていたんだ! ただ、「人質がどこにいるかまでは知らねぇ!!」 ...続きを見る

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2017/03/02 01:25
戦う君に、花束を 54
「止めるなよ、シュバルツ………! お前が止めても、俺は────!」  殺気だった眼差しを向けてくるハヤブサに、シュバルツはにっこりと微笑みかけた。 ...続きを見る

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2017/02/28 14:23
戦う君に、花束を 53
「何を抱えているのかは知らないが、死ぬのはよくない」 ...続きを見る

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2017/02/27 23:37
戦う君に、花束を 52
「あ………りがとう、ございます……。立てます」 ...続きを見る

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2017/02/26 22:22
戦う君に、花束を 51
「厨房に、行きます」 ...続きを見る

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2017/02/25 23:39
戦う君に、花束を 50
「『全てのことに、偏見を持って接してはならない』……これは、シャハディ家に伝わる『家訓』です。その………ハヤブサ様と、シュバルツ様が『恋人同士』という事実には、びっくりしましたが………」  ナディール姫は、うん、と、頷いて顔を上げる。 「それだけで、ハヤブサ様やシュバルツ様を、奇異な目で見る必要は、ないと思います。特にハヤブサ様は………十分に信頼に足るだけのことを、今まで私にしてくださっているのですから………」 ...続きを見る

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2017/02/24 13:09
戦う君に、花束を 49
「……………!」  さ〜っと、顔色が変わるイワンコフに向かって、龍の忍者はとてもいい笑顔を向けた。 ...続きを見る

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2017/02/23 14:19
戦う君に、花束を 48
「ここはな……調理道具を置いてある倉庫だ。鍵も、俺が預かっている」 ...続きを見る

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2017/02/21 23:10
戦う君に、花束を 47
「……………!」  どよ、と、厨房の中の空気がざわめく。 (あの新人、姫様に料理を食べさせたのか……) (すごいな……。どういう魔法を使ったんだ……)  もちろん、その称賛の言葉は口には出されない。イワニコフの八つ当たりが、こちらに向かってくるのが、目に見えているからだ。  しばらく呆けたように、あらぬ方向を見つめていたイワニコフであるが、はっと我に返ると、シュバルツに詰め寄ってきた。 「ひ、姫様は………!」 「はい?」 「ひ、姫様は……! 間違いなく、料理を食べたのか……?... ...続きを見る

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2017/02/21 00:04
戦う君に、花束を 46
「ほう…………」 ...続きを見る

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2017/02/20 00:49
戦う君に、花束を 45
「どうしたんですか!? 怒鳴り声が────!」  あまりの大音に、警備兵が駆け込んでくる。 「何でもない! 大丈夫だ!」  ハヤブサは憮然と答え、シュバルツはいつの間にか、元の給仕の格好に戻っている。ものすごい早業だ。 「……また刺客ですか?」  呆れたように言う警備兵に、ハヤブサは「そんなところだ」と、返す。警備兵はやれやれ、と、深い溜息を吐いた。 「何か我々に出来ることがあれば、遠慮なく仰ってください!」 兵士はそう言って敬礼して持ち場に戻る。場が落ち着いたのを確認して... ...続きを見る

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2017/02/18 23:03
戦う君に、花束を 44
 その日も朝から多忙を極めた。  相変わらず、目が回るほどの過密スケジュール。そんな中でも姫の非常食の確保だけは、ハヤブサは何とか成功させていた。  相変わらず、食事に毒は入れられ続けているし、刺客は引けも切らない。  大后とその一派と思われる者たちから、嫌味を言われたり、嫌がらせに近い行為をされたもりしている。 (なるほど、並みの神経の者であれば、参ってしまうかもしれんな………)  そう感じて、ハヤブサは苦笑する。  しかし、大后やその他の者たちからの嫌味など、ハヤブサからして... ...続きを見る

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2017/02/17 18:37
戦う君に、花束を 43
「気にするな」  そう言って、ハヤブサは彼女の部屋から出ていく。しばらくすると、彼女の部屋からすすり泣く声が聞こえてきた。 (参ったな……)  ハヤブサはため息を吐きながら、その声を聴いていた。  姫は、皆の前では明るく闊達に振る舞う姫であるが、夜、独りになると違う。  暗がりの中、独りで涙を流す時が、間々あった。 ...続きを見る

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2017/02/16 23:07
インフルエンザにかかってしまいました……
 ので、2日間ぐらい更新を休むかと思われます。  楽しみに通ってきてくださっている方、いつも本当にありがとう。    治ったら、必ず続きを書きますので、気長にお待ちいただければと思います。 ...続きを見る

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2017/02/14 12:27
戦う君に、花束を 42
 姫が、言わんとしていることを、咄嗟に測りかねて、ハヤブサは小首をかしげる。ナディール姫の消え入りそうな声は、なおも続いた。 ...続きを見る

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2017/02/14 00:46
戦う君に、花束を 41
(シュバルツ……。どうか、気を付けて………) ...続きを見る

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2017/02/12 23:39
戦う君に、花束を 40
「………………」 「………………」  シュバルツとキョウジは、しばし互いにじっと見つめ合う。  そして、先に口を開いたのはやはり、キョウジの方であった。 「もう一度、確認するけど、シュバルツ………」 「ああ」 「シュバルツに、あの『蜘蛛』は、見えていないんだよな………?」 「ああ………」  シュバルツは淡々と頷く。 「私には、あの姫君は、普通の状態に見えている………」 「……………」 「……………」  再び部屋に、沈黙が訪れる。 ...続きを見る

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2017/02/11 23:51
戦う君に、花束を 39
 その取材映像は、すぐに編集されて、日本の夕方のニュースで紹介された。  ノゾムの「ドモン・カッシュのファンだ」と言う映像は、ニュース番組とは別に、動画投稿サイトに公開されていた。 ...続きを見る

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2017/02/11 00:48
戦う君に、花束を 38
 それは、日本のマスコミの取材が、ほぼ終わるときにおこった。 ...続きを見る

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2017/02/09 23:20
戦う君に、花束を 37
「まず、9時より、朝の執務を執り行っていただきます」 ...続きを見る

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2017/02/09 00:47
戦う君に、花束を 36
(真っ先に思い浮かぶのは、イガール隊長だが…………) ...続きを見る

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2017/02/07 21:47
戦う君に、花束を 35
 ふとよみがえる、懐かしい、記憶。 ...続きを見る

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2017/02/07 00:42
戦う君に、花束を 34
 でも、いいのだろうか?  本当に  本当に──── ...続きを見る

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2017/02/05 23:28
戦う君に、花束を 33
「ハヤブサ様……。私はそろそろ、休もうと思っています」 「そうか」 「ですから、ハヤブサ様も、どうかお休みに」 「俺は俺で、勝手に休む。気にするな」 「ですが、きちんとした部屋で、お休みにならないと……」 「……………」  ハヤブサは、潜んでいた場所から姫の前に姿を現す。 「案ずるな。俺はここの客人ではない」 「ハヤブサ様………」 「俺は、『仕事』をしに来ているだけだ。本来ならば、こうしてお前の前にも、いるはずもない人間だ」  そう言いながら、闇に溶け込むような色の忍び装束を... ...続きを見る

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2017/02/04 23:46
戦う君に、花束を 32
「そうですか……」  姫は優しく微笑むと、そっと短剣を枕元に置き、薄い絹の上着を羽織る。『武器』を持って、義弟に近づくわけにはいかないから。 「わかりました。参りましょう」 「いつもいつも……申し訳ありません……」 「いいのよ」  そのまま静かに、部屋の出入り口に歩んでいくナディール姫。ただ、部屋から出るとき、その長い廊下の暗さゆえに、少しの恐怖を感じた。 ...続きを見る

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2017/02/04 00:22
戦う君に、花束を 31
「………………!」  ハヤブサは、ぎり、と、歯を食いしばっていた。  彼女は自分が安住できる『城』という居住地にいながら、そこにはいない。食料を安心してとることができない状況など─────過酷な戦場にいることと、同義ではないか。 ...続きを見る

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2017/02/03 01:00
戦う君に、花束を 30
(お腹すいたな………)  書類にハンコを押しながら、ナディール姫のお腹は健康的に空腹を訴えてくる。 (でも、今日は少しましかな……。市場で少し、食べることができたから……)  きゅるるるる、と、鳴るお腹を宥めながら、彼女は執務を続けていた。 ...続きを見る

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2017/02/01 22:54
戦う君に、花束を 29
「お待たせしました!」  ナディール姫が執務室に走りこむと、すでに机の上には、決済待ちの書類が山と積まれていた。 「うそでしょ!? こんなにあるの!?」  思わず悲鳴を上げるナディール姫に、カライ内大臣が、ぴしゃりと現実を告げる。 「夢でも幻でもございません。紛うことなき、圧倒的現実でございます」 「…………!」 「だから私は申し上げたはずですよ。『今日の街歩きはおやめください』と」 「うう…………」  グッと縮こまるナディール姫に、カライ内大臣は、さらにちくりと追い打ち... ...続きを見る

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2017/01/31 15:50
戦う君に、花束を 28
(いいなぁ……)  ハヤブサが持つ数々の食料品に、ナディール姫の食欲は素直にそそられている。 「ん? どうした?」  あまりにもじっと姫からみられるので、ハヤブサの方が、ぎゃくに、少し居心地の悪さを感じていた。 「……まさか、ほしいのか?」 「い、いいえ!」  ナディール姫は、あわてて首を振る。 「じ、時間もないですし、こんな格好で立ち食いなんて………!」  そこまで言った瞬間、ナディール姫の腹の虫が「グ〜〜〜〜〜〜〜!」と、大音響を奏でる。 「そんなはしたないこと…………! ... ...続きを見る

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2017/01/30 16:33
戦う君に、花束を 27
「……ほれ、できたぞ。……まったく、鍛えておるとはいえ、あんまり無茶はせんようにな」  包帯を巻き終わった老医師が、やれやれ、と、ため息を吐く。ハヤブサは、軽く頭を下げていた。 「………しかし、まるで『筋肉の鎧』じゃな……。どれだけ鍛えたら、そうなるんじゃ……」 「……………」  ハヤブサは、それには答えずに、黙々と服を着ている。 (寡黙者同士……。会話が弾まないことこの上ないわね……)  そんな様子を見ながら、横にいた看護士は苦笑するしかなかった。 「先生、ありがとう……。お世話... ...続きを見る

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2017/01/30 00:05
戦う君に、花束を 26
(シュバルツ……)  脳裏に、愛おしいヒトの、優しい笑顔が浮かぶ。 (ハヤブサ……)  木漏れ日の中、優しく佇んでいる、大切なヒト。  会いたい、と、願ってしまった、その刹那。 「う…………!」  背中と腕の痛みを、身体が思い出してしまう。ハヤブサは低く呻いて、壁にもたれかかってしまった。 「ハヤブサ様……!」  ナディール姫が、弾かれたように走り寄ってくる。 「大丈夫ですか!? 怪我を───!」 「平気だ……。すぐ、治る………」 「大丈夫なわけないじゃないですか! 血がし... ...続きを見る

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2017/01/28 23:12
戦う君に、花束を 25
「申し訳ない!! ハヤブサ殿!!」 「イガール殿……」 「あの瞬間、私や姫様を、守ってくださったのでしょう!?」  ここで、廊下に走りこんできたナディール姫も、イガールとハヤブサのそばに近寄ってきた。 「あなたが咄嗟にああしてくれなければ、私も、そして姫様も死んでいた……! 最悪、私は姫様を殺していたかもしれない……!」 「イガール………」  ナディール姫は、頭を下げ続けるイガールに声をかけようとする。しかし、それよりも早く、イガールの方が口を開いた。 ...続きを見る

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2017/01/28 00:24
戦う君に、花束を 24
「カライよ………」 ...続きを見る

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2017/01/26 13:40
戦う君に、花束を 23
「え…………? え…………?」 ...続きを見る

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2017/01/25 15:49
戦う君に、花束を 22
 闘技場の入り口が見えた。  あと少し。  迷わずドアの取っ手に手をかけ、開ける。 ...続きを見る

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2017/01/25 01:23
戦う君に、花束を 21
「姫様!! なりません!!」  当然、姫の警護に当たっていた兵士たちが、彼女を止めようとする。しかし。 ...続きを見る

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2017/01/24 13:51
戦う君に、花束を 20
 なんという膂力。  突進力───── ...続きを見る

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2017/01/23 15:07
戦う君に、花束を 19
「………………」  ハヤブサは、静かに息を吐く。 (集中……! 集中するんだ……!) ...続きを見る

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2017/01/23 01:22
戦う君に、花束を 18
 城から出て、馬車で移動していく。石畳の道を山に向かって進んでいくと、その裾野に、コロッセオのような建物があった。 (ずいぶん、古い建物だな……。いつの時代に建てられたものだろう)  いろいろと、自分の中の学術的好奇心が疼く。もしも時間ができれば、この国を本当にゆっくり観光したいと、ハヤブサは思った。  しかし、今は残念ながらそれどころではないので、気持ちを切り替える。  しばらく待っていると、イガールを乗せた馬車が到着した。中から、武装したイガールとカライ内大臣がその姿を現す。... ...続きを見る

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2017/01/22 00:23
戦う君に、花束を 17
(信じよう) ...続きを見る

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2017/01/21 02:58
戦う君に、花束を 16
「ふう………」  大后の姿が完全に見えなくなってから、ナディール姫は顔を上げる。 「姫様……!」  その彼女に向かって、イガールが声をかけていた。 「姫様、大丈夫ですか……? ご不快な思いを………!」 「私は平気よ。大丈夫」  それに対してナディール姫は、穏やかな笑顔を見せていた。 「それよりも……ごめんなさいね。なんだか、変なことになっちゃって……」 「いえ、私は大丈夫です。これで、大后から姫様を守れるのなら……」 (ああ、やっぱり、そういうことなのか)  ハヤブサは、なん... ...続きを見る

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2017/01/20 01:32
戦う君に、花束を 15
「とにかく、この者にはナディール姫の『護衛』としてついてもらう。そうすることが、我が国にとって───」 「まあ! 内大臣! あなたともあろうお方が、各方面への許可も取らずに独断で、このどこぞの『馬の骨』とも知れぬ者を、勝手に城にあげるというのですか!?」 (馬の骨………)  あまりにもはっきりと、ここまで罵倒されたこともハヤブサの人生の中ではそうない経験なので、ハヤブサは、怒りを通り越して笑いすらこみあげてきた。  確かにここでは自分は余所者で、『馬の骨』と罵られても仕方のないことではあ... ...続きを見る

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2017/01/19 00:08
戦う君に、花束を 14
「姫様もイガールも甘すぎる……! よろしいか? 姫様は命を狙われておるのですぞ!? 騎士であるならば、何を置いても姫の護衛を優先すべきはず。妊婦の件も、イガールが自ら行かず、部下に任せるなどの対応の仕方が、あったはずではないのですかな?」 「そ、それは……!」  イガールが、グッと言葉に詰まっている時、隣にいた兵士が助け舟を出すかのように、口を開いた。 「お言葉ですが、内大臣……。イガール隊長の前には、妊婦だけではなく、次から次へと助けを求める市民が現れまして……」 ...続きを見る

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2017/01/17 22:41
戦う君に、花束を 13
「あら、ナディール、こんなところにいたのですね」 「はい。お義母様には、ご機嫌麗しゅう……」  そう言って、ナディール姫は礼に則り、丁寧に畏まる。それに対して、女性は、チラリ、と視線を走らせると、はぁ、と、忌々しそうに溜息を吐いた。 「ナディール……。貴女はまた、そんな町娘のような恰好を……」 「………………」  女性の言葉に、ナディール姫は、ただ沈黙を返す。 「まったく、あなたという人は……! 何度言えばわかるのですか!? あなたは『王族』としての自覚が足りなすぎます!! このまま... ...続きを見る

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2017/01/16 17:50
戦う君に、花束を 12
「第2章」 ...続きを見る

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2017/01/15 22:54
戦う君に、花束を 11
 警戒を強めるハヤブサたち。  そこに、唸り声が聞こえてくる。 「何!? 何なの!?」 「ひ、姫様!!」 「どうか、我らのそばを離れずに!!」  じりじりと固まる3人を背に守るように、ハヤブサが立つ。  唸り声は徐々に大きくなり、辺りの壁に反響し、包み込まれるかのような錯覚を覚えた。  やがて、闇からのそりと巨大な獣のような物が、姿を現した。  4つ足歩行で、一見オオカミのように見えたが、そう呼ぶにはその身体はあまりにも巨大すぎた。  異形の生き物────ハヤブサがそう判断... ...続きを見る

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2017/01/14 23:57
戦う君に、花束を 10
「いろいろとお前に聞きたいことがある。質問してもいいか?」  ハヤブサの問いかけに、姫は「どうぞ」と頷いていた。 「お前は………俺を『信用』するのか?」 ...続きを見る

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2017/01/13 23:12
戦う君に、花束を 9
「走れ!!」  敵を撃退したハヤブサが叫ぶ。 「逃げるのだろう!? 早く!!」 ...続きを見る

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2017/01/12 23:34
戦う君に、花束を 8
「きゃ───っ!?」 「ひ、姫様!! 我らの後ろへ!!」 「お、おい! 貴様!! 何者だ!! ひ、姫様に無礼を働いたら、承知しないぞ!!」  トマスとモガールが、ナディール姫をその背後に庇い、おっかなびっくりといった風情で、槍をハヤブサに向けてくる。 「………………」  しばらくそれを無言で見つめていたハヤブサであったが、やがて、はあ、と、大きくため息を吐いた。 「勘違いするな。俺は、お前たちの味方だ」 ...続きを見る

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2017/01/11 16:02
戦う君に、花束を 7
 だから頼む。どうかそれまでは、何事も起きないでほしい。  相手の信用を得られない状態で、相手を『守護する』ということは、非常に難しいことであるのだから。  祈るような気持ちで、ハヤブサは姫たちの後ろをついて行っていたのだが。 ...続きを見る

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2017/01/10 22:25
戦う君に、花束を 6
 店から出たナディール姫は、スムージーを食べながら、市場の道を歩く。その姿は本当に、ただの町娘にしか見えない。初対面の人が彼女をこの国の『王女だ』と、見抜くのは、かなり不可能に近いだろう。  それでもナディール姫の後ろからついてきている兵士たちからしたら、生きた心地がしなかった。自分たちは城から脱出したナディール姫に気がついて、たまたまついてきたに過ぎないのだから。 ...続きを見る

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2017/01/09 14:55
戦う君に、花束を 5
「ええっ!?」 ...続きを見る

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2017/01/08 13:45
戦う君に、花束を 4
「ロバート・フィッシャーさん……」  空港の検閲官は、提出されたパスポートと、目の前で佇む青年の姿を見比べる。パスポートにも不備がなく、写真と間違いなく同一人物だと確認した検閲官は、滞りなく入国手続きを進めていた。 「こちらには、どういう目的で?」  問いかけに、青年は穏やかに答える。 「写真撮影と、戴冠式の取材です」  青年の職業欄を確認したを確認した検閲官は、なるほどと納得した。この王国も、戴冠式が行われる日が近づいてきている。それゆえに、世界各国からそれを取材に来る彼のよ... ...続きを見る

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2017/01/07 15:30
戦う君に、花束を 3
「……と、言うわけで、リュウ。この依頼には、俺の国も一枚かませてもらう。戴冠式までナディール姫を守り通してくれたら、成功報酬に我が国の気持ちも上乗せさせてもらおう」 ...続きを見る

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2017/01/06 02:54
戦う君に、花束を 2
「第一章」 ...続きを見る

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2017/01/05 00:19
戦う君に、花束を 1 (R-18)
 予告通り、新しい小説を書き始めます。  そしてしょっぱなからハヤブサさん×シュバルツさんのBLですが、色っぽい場面は今回控えめになるので、これ以降でない予感がしないでもないです。二人の関係はこういうものだよと、説明するために入れちゃってごめんなさい。 ...続きを見る

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2017/01/04 01:42
戦う君に、花束を  登場人物紹介
 え〜〜こんにちは、農家の嫁です。 ...続きを見る

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2017/01/03 13:34
そろそろ小説が書けそうな気がしてきた。
 ので、またこのブログと、『星空文庫』のほうに、連載をしていこうと思っております。 ...続きを見る

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2017/01/02 02:00
ちょっとどうでもいいけど呟いてみる。
 紅白見ながら小説の構想を練ろうと思っていましたが………。 ...続きを見る

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2017/01/01 00:34
構想練るのに便利なサイトを見つけた~✨
 こんばんは! 農家の嫁です。 ...続きを見る

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2016/12/30 22:30
小説の構想練ってます。
 どうも、こんばんは。農家の嫁です(*^^*) ...続きを見る

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2016/12/29 22:13
例え、共に死ねずとも J
 「シュバルツ………?」  突如として目の前で大粒の涙をぽろぽろと零しだした愛おしいヒトに、ハヤブサは少し焦る。いきなり「殺す」はまずかったか、と、思いながらその涙を拭い続ければ、愛おしいヒトはフルフル、と首を振りながら、その面に笑みを浮かべていた。 ...続きを見る

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2016/12/27 09:30
例え、共に死ねずとも I (R-18)
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味のある方は、どうぞ〜〜〜  但し、閲覧は自己責任でお願いいたします ...続きを見る

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2016/12/25 14:04
例え、共に死ねずとも H (R-18)
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味のある方は、どうぞ〜〜〜〜  但し、閲覧は自己責任でお願いいたしますね。 ...続きを見る

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2016/12/23 10:42
例え、共に死ねずとも G
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味のある方は、どうぞ〜〜〜 ...続きを見る

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2016/12/22 11:33
例え、共に死ねずとも F
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味のある方は、どうぞ〜〜〜 ...続きを見る

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2016/12/21 11:26
例え、共に死ねずとも E
ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。 興味のある方はどうぞ〜〜 ...続きを見る

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2016/12/20 07:53
例え、共に死ねずとも D
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味ある方はどうぞ〜〜〜 ...続きを見る

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2016/12/18 23:23
例え、共に死ねずとも C (R-18)
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説です。  興味のある方は、どうぞお楽しみ下さい(*^^*) ...続きを見る

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2016/12/18 00:35
例え、共に死ねずとも B (R-18)
 どうも、こんばんは。農家の嫁です。  ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説で、絡みのシーン真っ最中です。  興味のある方だけ、どうぞお読み下さい。それ以外の方は、Uターン願います(^^;  存外Twitterにこのままあげても、読まれないことが分かりました。ある意味安心して、あげられますね☆(←おいΣ( ̄□ ̄lll)  それでは続きよりどうぞ〜〜〜 ...続きを見る

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2016/12/17 00:33
例え、共に死ねずとも A (R-18)
 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説(R-18)です。  興味のない方、読みたくない方は、ここでUターンを願います。  読める方だけ、どうぞ〜〜〜 ...続きを見る

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2016/12/15 16:31
例え、共に死ねずとも @
 絵も文章も漫画も描きたい……。本当に困ったもんだww ...続きを見る

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2016/12/14 14:13
刹那の中の永遠 19(R-18)
 お前が私から離れていったとしても  私はお前を愛し続けるから ...続きを見る

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2016/10/19 11:21
刹那の中の永遠 18(R-18)
 前置きいるかな?  要らないかな? と、思いつつ、恒例の前置きを。 ...続きを見る

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2016/10/17 23:41
刹那の中の永遠 17(R-18)
 なかなかスピーディに小説が進められなくてごめんなさい。こんばんは、農家の嫁です。  続きを待ってくれている人がいてもいなくても、物語は進めて行きますです。まあ、ある意味本当に気楽に進められますが(^^;。 ...続きを見る

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2016/10/16 23:38
刹那の中の永遠 16(R-18)
 読んでくれる人がいてもいなくても、物語はつづいていきまする〜。  子どもの部活のトラブルは、部活が休止になって、少しこちらも冷静さを取り戻しつつあります。  色々考えて、勇気がたりなかったなぁ、とか、いやいやこれは譲れなかったとか。  いろんな想いを抱えて、日々過ごしております。 ...続きを見る

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2016/10/14 00:37
刹那の中の永遠 15(R-18)
 皆様おはようございます。農家の嫁です。 ...続きを見る

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2016/10/12 08:21
刹那の中の永遠 14(R-18)
 皆様こんばんは〜。農家の嫁です。  小説が軽くストップしてしまって申し訳ありません  少し、子どもの部活のトラブルに巻き込まれていまして、その間は創作活動どころではありませんでした(^^; ...続きを見る

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2016/10/10 22:40
刹那の中の永遠 13(R-18)
 皆様こんばんは〜。農家の嫁です(*^^*) ...続きを見る

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2016/10/06 02:22
刹那の中の永遠 12(R-18)
 皆様こんばんは〜。農家の嫁です(^^)  小説が更新できるところまで書けたので、こっそり上げておきます。恒例の注意書きをお一つ。 ...続きを見る

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2016/10/04 02:19
刹那の中の永遠 11(R-18)
 皆様こんばんは〜。農家の嫁と申します。  前置きいるかな〜と思いつつ、一応注意事項を。 ...続きを見る

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2016/09/29 01:14
刹那の中の永遠 10(R-18)
 皆様こんばんは、農家の嫁でございます。  こんかいR-18と、銘打つほどR-18な、内容でもないのですが、一応最中であると言うことで、タイトルに(R-18)と、入れさせていただきました。ええ。ほぼ詐欺です(^^; エロいの期待された方、申し訳ございません。 ...続きを見る

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2016/09/27 23:57
刹那の中の永遠 9(R-18)
 フフフフ……こんばんは、農家の嫁です。  ついに、誰にも読まれなくなった日記を更新しに参りましたww  いつかはこんな日も来ることもあるだろうと、覚悟はしていたんですがね〜(^^;  自分以外のアクセスがないと、さすがに多少はショックを受けるものですねwww ...続きを見る

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2016/09/25 23:05
刹那の中の永遠 8(R-18)
 いよいよ各種方面から訴えられそうな話展開になってきていますが、こんばんは。農家の嫁です! ...続きを見る

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2016/09/25 00:18
刹那の中の永遠 7(R-18)
 趣味に走りすぎて順調に読者様を減らしているような気がしますが、こんばんは! 農家の嫁です!  暑かったり寒かったり、雨が降ったりと大変ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。  当方は稲刈りもあと少しとなったり、子どもの運動会があと少しと迫ったりと、おかげさまで忙しい毎日を過ごしております。そんな中、不意打ち的に小説を更新しちゃってごめんなさい。  読者様のお好みには完全に合わない小説かもしれませんが、私はとても楽しんで書いております。ある意味ものすごく気楽に書ける小説でもあるので、本当... ...続きを見る

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2016/09/22 23:32
刹那の中の永遠 6(R-18)
 皆さんこんばんは〜。農家の嫁です。   いや〜台風酷かったですね(^^; うちの方は風はそんなに強くなかったのですが、雨が大量に降りました。  あちこち道路が冠水して、結構怖かったです(^^; 田んぼが一枚稲刈りが出来ずに残っていましたが、とりあえず、稲が倒れなくてよかった〜。 ...続きを見る

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2016/09/22 01:05
刹那の中の永遠 5(R-18)
 皆様こんにちは。農家の嫁です。  台風の雨風がマジで酷いです。当然、子どもの学校は軒並み休校。緊急エリアメールも鳴りっぱなしです(^^; 私も仕事に行かねばなりません。果たして無事、職場にたどり着けるでしょうかwww ...続きを見る

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2016/09/20 12:57
刹那の中の永遠 4
逃がさない。 絶対に捕まえてみせる。 俺の────愛おしい、ヒト。 ...続きを見る

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2016/09/19 00:22
刹那の中の永遠 3
「お、おい! 私はいつまでこの状態なんだ!? まさかずっと────」 「いや、シュバルツに定着させたDG細胞は微量な物だし、その細胞がシュバルツの周りの細胞となじんで落ち着いてきたら、自然と元に戻ると思うよ」 「そ、そうなのか?」  少しほっとしたような顔をするシュバルツに対して、キョウジは少し渋い顔をする。 「でもなぁ………」 「でも……何だ? キョウジ……」 ...続きを見る

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2016/09/17 21:23
刹那の中の永遠 2
 そう言って膝を抱え込み、床に「の」の字を書くハヤブサ。  そんな、小さく落ち込んでいる姿を見ると、彼がつい、『神』と呼ばれる存在の物をすら討滅してしまう、伝説の『龍の忍者』であることを、キョウジはうっかり忘れそうになってしまう。  それほどまでに────キョウジにとってハヤブサという存在は、なじみの深い者になっていたのだ。 「あははは……でも、しょうが無いよ。一度、『約束の日だけに会う』って言う約束を無くして、自由に会いに行けるようにしたんだろう? そしたらシュバルツが、生活に支障を来す... ...続きを見る

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2016/09/15 01:14
刹那の中の永遠 1
 小説を書き始めたは良いが、タイトルが決まらん────!!!! ...続きを見る

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2016/09/13 15:15
「彼シャツ」 5 
「……………!」 ...続きを見る

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2016/09/12 00:11
「彼シャツ」 4 (R-18)
本が出来たぞ〜! って叫んで、一件も注文が入らなかった、私の話をする?wwww ...続きを見る

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2016/09/10 23:55
「彼シャツ」 3 (R-18)
やっとこさブログを書く間が出来た────!!!! こんばんは、農家の嫁です。 ...続きを見る

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2016/09/08 00:31
「彼シャツ」 2
ハヤブサが泊まっているホテルと部屋番号さえ分かれば、壁抜けの心得がある彼にとって、ホテルの施錠など無意味な物だった。するりと部屋に入り込んで、その部屋が無人であることに気づく。 (居ない……。すれ違ったか?) 鍵もかけられていたし、当たり前か、と、思いながら、シュバルツは部屋の中に視線を走らせる。一見、何の変哲も無い普通の部屋のように思われたが、すぐにその部屋の一角にきな臭い物があると気がついた。そこには、盗聴器が仕掛けられていたのだ。 (やれやれ、相変わらずやっかいな任務に就いて... ...続きを見る

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2016/08/30 02:08
「彼シャツ」 1
 8月一回しか更新していない――――(*゚Д゚)!!!!  こんにちは、農家の嫁です。 ...続きを見る

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2016/08/27 16:02
マリオネット狂想曲 48
「ド、ドモン!?」 「兄さん!! 手合わせに行こう!! 今すぐ!!」  そう言いながらドモンが、強引にシュバルツを外に連れ出そうとする。シュバルツは少し慌てた。 「ま!! 待てっ!! ドモン!!」 「どうしたの? 兄さん」 「い……いや、キョウジが―――――」  そう言いながらシュバルツが、キョウジの方にちらりと目線を走らせる。 「キョウジ兄さんが?」  ドモンもシュバルツにつられて、キョウジの方を見る。そしてそこで言葉を失ってしまった。何故ならキョウジが、とても悲しそうな瞳... ...続きを見る

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2016/06/21 23:41
マリオネット狂想曲 47
「キョウジ………」 「こうしてシュバルツを無事、返してくれた……。私はそれで、十分だ」  そう言って、シュバルツをまたギュッと、抱きしめるキョウジ。それにシュバルツはキョウジの背中を優しく撫でることで応え、ハヤブサは、小さくため息を吐いた。 ...続きを見る

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2016/06/20 13:41
マリオネット狂想曲 46 (R-18)
 皆さまこんばんは! 農家の嫁と申します。  毎度毎度の展開ですが、こちらのブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます 心の底より、御礼を申し上げます。 ...続きを見る

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2016/06/19 00:15
マリオネット狂想曲 45 (R-18)
 皆さまこんばんは! 農家の嫁です(*^^*)  毎度毎度の小説に、足を運んでくださり、どうもありがとうございます  いろいろ思われているかもしれませんが、私自身は楽しんで書いています。ろくな人間じゃなくて、本当にすみませんねぇ。 ...続きを見る

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2016/06/18 01:24
マリオネット狂想曲 44 (R-18)
 皆さまこんばんは! 農家の嫁です(^^;  毎度毎度けしからん展開と、ワンパターンな展開に、お前は阿呆かと突っ込みが入りそうですが、気にせず楽しみたいと思っております。いかんせん私が萌えてツボる展開がこうでございますので、本当にその………いろいろ、申し訳ございません。 ...続きを見る

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2016/06/17 01:54
マリオネット狂想曲 43 (R-18)
 皆様こんにちは〜。農家の嫁と申します。  かなりけしからん内容になってきていますが、皆様大丈夫ですか?  前置きいらないと思いますけど、一応書いておきますね。ブログという媒体を借りている以上、注意書きはいるかなと思いますので。 ...続きを見る

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2016/06/15 15:55
マリオネット狂想曲 42 (R-18)
 どうも、こんにちは。  農家の嫁と申します。 ...続きを見る

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2016/06/14 14:00
マリオネット狂想曲 41 (R-18)
 皆さんこんにちは! 農家の嫁と申します。  ほとんどR−18表記がいらないぐらいの表現しかないんですけど、一応念のため、記載させていただきます。  殿方同士の濡れ場に続いていく場面ですのでね(^^; 一応注意書きを。いらない人は例によって飛ばしてください。 ...続きを見る

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2016/06/13 14:33
マリオネット狂想曲 40
 しかし、身を起こそうとして、自分の身体に誰かの手が触れているのに気づく。振り返ってそこにハヤブサの姿を見た時、シュバルツはほっと安堵の吐息を漏らしていた。 (そうだった……。私はハヤブサに……)  先程まで自分は、ハヤブサに激しく抱かれていたことを思い出す。 ...続きを見る

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2016/06/13 00:20
マリオネット狂想曲 39(R-18)
 皆さまこんばんは、農家の嫁と申します。  要らないかもしれませんが、一応前置きを。 ...続きを見る

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2016/06/11 02:03
マリオネット狂想曲 38(R-18)
 皆さまこんばんは!  農家の嫁と申します。 ...続きを見る

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2016/06/10 00:53
マリオネット狂想曲 37(R-18)
 皆さん、こんばんは〜。農家の嫁です(^^; ...続きを見る

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2016/06/07 23:09
マリオネット狂想曲 36(R-18)
 皆さん今晩は♪ 農家の嫁と申します。  毎度毎度、私の小説を読みに来てくださって、本当にどうもありがとうございますm(__)m  おかげさまでこの妄想で、忙しい毎日を乗り切っております。 ...続きを見る

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2016/06/06 23:54
マリオネット狂想曲 35(R-18)
 こんにちは〜。農家の嫁です(^^;  真昼間からけしからん小説をアップしていてすみません(^^;  しかしですね〜。この時間帯に書いておかないと、当方の睡眠時間が(←知らんがな( ̄ロ ̄;!!!!) ...続きを見る

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2016/06/05 13:31
マリオネット狂想曲 34(R-18)
 こんばんは! 農家の嫁です(*^^*)  どうして大人は雑用に追われ、なかなか暇が無いのか……。この前は農協、今日はPTAの出役でした(^^;  ゆっくり小説を書かせてくれ〜! 楽しいこともそれなりにありますけどね(^^; ...続きを見る

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2016/06/04 23:04
マリオネット狂想曲 33(R-18)
 皆様こんにちは〜。  内容がけしからなくなってきたので、恒例の前置です。不要な方は読み飛ばしてくださって結構です。何も知らずにここに踏み込んでこられた方は、ここを読んでいただいて、記事の閲覧は自己責任でお願いいたしますm(__)m ...続きを見る

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2016/06/03 14:03
マリオネット狂想曲 32
「これは、あの戦いの最中、俺を守って死んでしまった人の『遺骸』だ」 ...続きを見る

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2016/06/01 23:54
マリオネット狂想曲 31
 突如として、天地をつんざくような咆哮が、あたりに響き渡る。 ...続きを見る

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2016/06/01 00:02
マリオネット狂想曲 30
 ふらり、と、少女がこちらに向かった歩を進めてくる。しばらく呆然とそれを見守っていたシュバルツであるが、いきなり、その顔色が変わった。 「―――――!」  ダッ! と、少女に向かって飛びかかるように突進する。 「シュバルツ!?」  シュバルツの唐突すぎる行動に、瞬間ハヤブサは面食らう。だがハヤブサは、すぐにシュバルツの行動の意味を『理解』した。シュバルツは少女の身体から『何か』を強引にもぎ取ると、それを空高く放り投げる。それと同時に少女の身体を自分の腹の下に守るように、その上に覆いかぶさ... ...続きを見る

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2016/05/31 00:30
マリオネット狂想曲 29
 シュバルツはおよそ、慈悲の塊のような男だった。戦う相手には、必ず敬意を払った。  その刀を振り下ろす瞬間すら、相手を思いやっていた。  こんな風に――――― ...続きを見る

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2016/05/28 23:54
マリオネット狂想曲 28
(え………!? これは、どういうことだ!? どういうことなのだ!?) ...続きを見る

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2016/05/27 16:28
マリオネット狂想曲 27
  (シュバルツ……)  不思議だ。  こんな時ですら、大切なヒトのことを想うと、心が凪いだ。 ...続きを見る

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2016/05/26 13:59
マリオネット狂想曲 26
「艇を出せ!! そして、援護を要請するんだ!!」 「了解(ラジャー)!!」  返事とともに、パイロットは空輸艇を発進させる操作をする。ドアが閉まると同時に、艇が上昇しだした。  艇の発進を目の端でとらえながら、龍の忍者はロケット砲を構える二人目の首を刎ねる。 (次は――――!?)  そこから更に離れたところにロケット砲を構える兵士を発見する。彼は既に、発射体勢に入っていた。 「チィッ!!」  今から跳んでも走っても、もうそこには間に合わない。  ならば、と、龍の忍者は弓矢を取り出... ...続きを見る

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2016/05/26 05:11
マリオネット狂想曲 25
 龍の忍者の頭の中には、逃走ルートが完全に入っている。  追っ手を撃退しながら、二人は確実に、脱出地点へと向かっていた。 ...続きを見る

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2016/05/24 14:16
マリオネット狂想曲 24
「上等だ!! 表へ出ろ!!」 「フハハハハハ!! 返り討ちにしてくれるわぁ!!」  ものすごい勢いで、師弟が玄関から外へ出ていく。キョウジがやれやれ、と、ため息を吐いていると、開いた玄関のドアからレインが入ってきた。 「レイン」  少し驚くキョウジに、レインが多少苦笑しながら微笑みかける。 「いつものコース………でしょ?」 「あはははは……そうだね」  二人はそのまま、ダイニングで夕飯の準備を始めることにした。 ...続きを見る

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2016/05/23 00:51
マリオネット狂想曲 23
「……『術』にかかっているって……シュバルツは大丈夫なんだろうな!?」  噛みつかんばかりに聞いてくるドモンに、キョウジは苦笑するしかない。 「『術』をかけているのがハヤブサだったら――――シュバルツの安否はほぼ心配しなくていいと思うよ」 「何でそんなことが言い切れるんだよ!?」 ...続きを見る

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2016/05/22 00:26
マリオネット狂想曲 22
 皆様こんにちは〜。  今回の話はR−18でもないのですが、閑話休題を少々……。 ...続きを見る

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2016/05/20 13:49
マリオネット狂想曲 21
 ダイニングで脱力して椅子に座りこんでいるキョウジの前に、トン、と、水が入ったコップが差し出された。 「………落ち着いたか?」  声をかけられて顔を上げると、その先にハヤブサの優しい眼差しがある。 「うん……。ありがとう……」  笑みを見せるキョウジに、ハヤブサも微笑み返す。だが同時に、少しの寂しさも感じた。  愛おしいヒトと同じ笑顔。  自分は、もうずいぶん長いこと、彼のヒトのこんな笑顔を見ていないのだと、否が応でも気づいてしまうから。 「少しずつでも、飲めるようなら飲め... ...続きを見る

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2016/05/19 01:12
マリオネット狂想曲 20
 身を起こせるようになってから数日の間、キョウジは呪いを解く方法を調べていた。  しかし、有効な手立てが見つかるわけでもなく、ただ『呪術』に関する知識が、無駄に深まっていくだけだった。 (ううう……。できれば一生知りたくなかった………)  分厚い呪術の本をパタン、と、閉じながら、キョウジは半泣きになってしまう。  結局のところ、呪いを解くには、その『呪詛』を相手に返すか、優秀な『陰陽師』あるいは『巫女』とも呼べる存在に、その『邪気』を払ってもらうしかないらしい。 (でも、『呪詛返し... ...続きを見る

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2016/05/18 00:54
マリオネット狂想曲 19
「そうだね……。確かに………」  2つのデータから目を離さずに、キョウジは口を開いた。 「異常値の値が小さくなってる……。さっき見た墨の紋様も、だいぶ薄くなっているように感じられたしね」 「では―――――?」  問いかけるハヤブサに、キョウジも頷く。 ...続きを見る

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2016/05/17 01:24
マリオネット狂想曲 18(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁です(*^^*)  本当にけしからん展開になっておりますが、皆様ついてこられていますでしょうか。そろそろ見放されてしまいそうで、多少恐怖にいちびっております(^^; でも仕方がない。私が『好き』と思う物を、他の方が『好き』と思うかどうかは別問題だし、それを強要する権利もない。楽しめる方だけ楽しんでいってくれればいいと思います(^^; ...続きを見る

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2016/05/16 00:20
マリオネット狂想曲 17(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します。  毎度毎度の注意事項を。この前置き、要るか要らんかは分かりませんが、ブログと言う媒体の性質上、一応念のため置いておきますね。要らない人は飛ばしてください(^^; ...続きを見る

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2016/05/15 01:26
マリオネット狂想曲 16
「………もう少し、殺気を隠せ。でないと、すぐに見つかるぞ」 「えっ?」  驚いたキョウジが東方不敗の方に振り返ると同時に、黒い影が音もなく床に降り立ち、その姿を現す。 「……………」 「ハヤブサ……!」  龍の忍者の殺気だった眼差しに、キョウジは少し息を呑んだ。 「……その殺気、まるで抜身の刀身の様じゃな……。だが惜しい。わしの不意を突くつもりならば、もう少しうまく鞘に収めねばならぬ。お主――――わしがシュバルツに手を伸ばせば、斬るつもりでおったな?」  東方不敗の言葉に、龍の忍者... ...続きを見る

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2016/05/13 16:40
マリオネット狂想曲 15
「今ちょっとその『術』のせいで、軽く操り人形状態になっているんだ。その『術』をかけちゃったのはハヤブサで――――それも事故のようなものだったらしい。だけど、その術自体で心配していることは、あまりないんだけどね」 「そうなの?」  きょとんと眼をしばたたかせるレインに、キョウジは優しく微笑みかける。 「あのハヤブサが、いくら自分の意のままに動かせるとは言っても、シュバルツに酷いことをしたりさせたりすることが、あり得ると思う?」 「あ………! 確かに、そうかも………」  キョウジの言葉に、... ...続きを見る

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2016/05/12 11:55
マリオネット狂想曲 14
「断る!!」  押し通ろうとするドモンを前に、龍の忍者も一歩も引かない。 「そこをどけ!!」 「どいて欲しければ腕ずくで来い!!」 「なにぃ!?」 「尤も―――――返り討ちだがな!」 「おのれ言わせておけば………ッ!」  ぶるぶると震えていたドモンから、「ブチッ!」と、何かが切れた音がしたかと思うと。 ...続きを見る

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2016/05/10 16:20
マリオネット狂想曲 13
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2016/05/10 00:53
マリオネット狂想曲 12(R-18)
 皆さまこんばんは! 農家の嫁です!  だいぶけしからん内容のブログになってきておりますが、皆様大丈夫ですか(^^;?  ついてきてくださっていますか(^^;?  こちらは楽しんで書いていて、どうもすみません。ひっそりこっそり生きていきたいと思います(^^; ...続きを見る

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2016/05/09 00:12
マリオネット狂想曲 11(R-18)
 皆さまこんばんは〜。  今回の小説は、最後の最後の方にちらっとそういう場面があるので、一応『R-18』の表記をつけさせていただきました。  もうほぼ『肩すかし』『詐欺』と訴えられそうな感じしかないのですが、念のための措置です(^^; 閲覧は自己責任でお願いいたします ...続きを見る

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2016/05/08 01:28
マリオネット狂想曲 10
「とにかく、シュバルツのその術の紋様を見せてもらってもいいかな?」 「分かった」  キョウジの言葉に頷いて、ハヤブサはシュバルツに余計な刺激を与えないよう、慎重に服を脱がしていく。やがて、シュバルツの上半身が露わになり、キョウジの視界に、シュバルツの肌に施された術の紋様が映りこんだ。 ...続きを見る

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2016/05/07 01:59
マリオネット狂想曲 9(R-18)
 皆さまこんばんは〜。  暑かったり雨が降ったりですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? GW中は、こちらは久々に親戚にあって、家に子供が6人いたりして、いろいろ充実した毎日を過ごしてしました(^^;  それにしても雨が激しかったな〜。職場の駐車場で、傘が三回ほど壊れかかりましたよ。何とか乗り切れたけど(^^; ...続きを見る

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2016/05/05 21:36
マリオネット狂想曲 8(R-18)
 皆さまこんばんは〜。農家の嫁と申します。  徳島はすごい雨風です(^^; 明日には上がるみたいですが、いい天気になるといいですね(^^; 徳島は今、『マチ☆アソビ』というヲタクの祭典真っただ中でございますので。  去年は行くことができたけど、今年はどうも無理っぽいなぁ。新聞とかTwitterで、雰囲気だけ味わおうと思っています。 ...続きを見る

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2016/05/03 22:34
マリオネット狂想曲 7(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します。  GWなため、今日から家族が増えております。たぶん昼間、小説を書く時間が皆無になる〜💦  でも書きたいので夜更かし夜更かし。たぶん体にはよろしくない行為。折り合いが大切ですね。 ...続きを見る

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2016/05/03 02:15
マリオネット狂想曲 6(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します。  一応、ほぼ前置きはいらないと思うんですけど。恒例の前置きを〜。要らない人は、どうか読み飛ばしてくださいね。 ...続きを見る

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2016/05/02 01:19
マリオネット狂想曲 5(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します(^^;  何か、ここよりも、『星空文庫』の方がたくさん読まれているような気がします(^^; やっぱり作者がこんな風に前面に出るのはよろしくないのかなぁ。 ...続きを見る

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2016/05/01 01:05
マリオネット狂想曲 4(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁と申します(^^;  え〜〜〜〜この話のいよいよけしからん部分に突入してまいりましたので、例によってTwitterの連携は解除させていただきます。これは、私のフォロワーさんに未成年の方がいらっしゃいますので、そのあたりに配慮させていただいてのことです。どうかご了承くださいませ〜 ...続きを見る

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2016/04/30 00:20
マリオネット狂想曲 3
「う………! ぐ………!」  男は低くうめきながらも、なんとか目の前のシュバルツに反撃しようと隙をうかがう。しかし、刀を下げ、無造作に立っているように見えるシュバルツから、なぜかその隙を見出すことができない。 「話してくれないか? 何が狙いだ?」 「……………」  男からは沈黙が返ってくるのみ。そして、周りから再び矢と手裏剣が飛来してくる。 「―――――!」  シュバルツはやむを得ず尋問をあきらめ、男を突き飛ばしてから自身も再び走り出す。その刹那、二人のいた地点に、ドドドッと音を立て... ...続きを見る

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2016/04/28 14:03
マリオネット狂想曲 2
「そんなものは関係ない。それよりも、シュバルツが危地に陥っている方が問題だ」 「そうかもしれないけど………」  なおも渋るキョウジに、ハヤブサは少し諭すように口を開いた。 「心配するな、キョウジ。シュバルツが人質として利用されたとしても、俺にとって彼が足手まといになる、ということはまずあり得ない」 「ハヤブサ………」 ...続きを見る

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2016/04/26 19:50
マリオネット狂想曲 1
 ええと、皆さまこんばんは! 農家の嫁と申します。  世界の片隅で、細々と運営している二次創作のブログに、足をお運びいただき、ありがとうございますm(__)m  また性懲りもなく、新しい小説が思いつきましたので、勝手に書いていきたいと思います(^^;  お付き合いいただける方は、お付き合いくださいませ〜 ...続きを見る

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2016/04/25 01:40
リハビリ小説6 「夜のしじまに」(R-18)
皆さまこんばんは。農家の嫁でございます(@^^)/~~~ すっかり通う人が少なくなっているように感じるこのブログですが、いかがお過ごしでしょうか? 地震の揺れは収まる気配を見せないですね。私が住む四国地方も、いつ大きな揺れに見舞われるか―――――不安に思っている人たちも、相当数います。 一応、風呂の水を抜かない習慣をつけたり、備蓄用の水を買っておいていたりしているんですが、どうなるでしょうね。(^^; どうせなら、手回し式充電ができる、ラジオがほしいですね。  電気が切れても情報が入るし... ...続きを見る

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2016/04/21 01:15
リハビリ小説5 「夜のしじまに」(R-18)
 皆さまこんばんは。 ...続きを見る

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2016/04/20 02:14
リハビリ小説4 「夜のしじまに」(R-18)
 皆様こんにちは〜。農家の嫁です。  天災続きで大変な毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか? 当方は、今日も平和に執筆活動ができております。  ただただ感謝です。こんな日が1日でも長く続くことを祈っています。 ...続きを見る

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2016/04/18 15:19
リハビリ小説3 「夜のしじまに」(R-18)
 皆さまこんばんは〜。農家の嫁です。  熊本の地震がもうすごいことになっていますね……。こんなにひどいことになるとは思わなかった。重ねて心よりのお見舞いと、亡くなった方には哀悼の意を捧げさせていただきます。  私が住んでいる地域は徳島なのですが、雨も降り、風もものすごく強いです。  被災された方が、少しでも安全な場所に身を休めることができますよう、お祈り申し上げます。 ...続きを見る

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2016/04/17 02:06
リハビリ小説2 「夜のしじまに」(R-18)
 こんなけしからん記事を上げようとしている私ですが、まず始めに、熊本の地震で被災された方、心よりのお見舞いを申し上げます。亡くなられた方には哀悼の意をささげます。 ...続きを見る

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2016/04/15 01:51
リハビリ小説 1
 皆様今晩は〜。農家の嫁と申します。  更新も滞りがちで、ひっそりと生息しているこのブログに、よく足を運んでくださいました。そして、東方が刊行した同人誌をお買い上げいただけました皆様、本当に、ありがとうございました 心の底から御礼を申し上げます。 ...続きを見る

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2016/04/13 02:11
あとがき&これからの予定
 え〜〜〜〜、皆さまおはようございます。農家の嫁です。  寒い毎日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。  今回の小説も、こうして無事書き終わることができました〜。  これも、毎日このブログに足を運んでくださったり、気持ち玉をクリックしてくださったり、時折コメントまでもをつけてくださった、皆様方のおかげです。本当にありがとうございました! この場をお借りして、改めてお礼を言わせていただきます。本当に本当に、ありがとうございました!! ...続きを見る

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2016/02/27 13:55
龍と剣と、その拳と 103
 どうして――――  今になれば、よくわかる。  どうして自分は、この事実に気付くことができなかったのだろうか。 ...続きを見る

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2016/02/26 01:12
龍と剣と、その拳と 102
「よく食べるねぇ」 ...続きを見る

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2016/02/24 01:03
龍と剣と、その拳と 101
「やった―――ッ!! ドモンももちろん協力してくれるよな?」  嬉々として万歳と手を上げるキョウジが、ドモンの方に振り返る。もちろん、兄が大好きな弟が、キョウジに反対するはずもない。 「ああ。当然だ! 俺の力が兄さんの役に立つのなら――――」 ...続きを見る

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2016/02/21 14:01
龍と剣と、その拳と 100
「キョウジ、すまない……。心配をかけてしまったな……」  シュバルツの言葉に、キョウジはフルフルと首を振る。 「ううん……いいんだ。お前がこうして、帰ってきてくれたから――――」  そう言いながらキョウジが、シュバルツの身体をぎゅっと、抱きしめる。 (良かった………)  その光景を見ながら、龍の忍者の面にも、いつしか優しい笑みが宿っていた。  シュバルツとキョウジが再会を喜び合っている。  その姿は、自分が最も見たいと願っていたものだったから。 「……………」  二人の時間を邪... ...続きを見る

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2016/02/19 23:46
龍と剣と、その拳と 99
 二つに割れた球状の物体から、黒い靄のようなものが出てくる。これこそがラクシャサその物であった。ハヤブサは『気』を込めて、再びラクシャサを『封印』しようと試みる。 (く………!)  しかし、少し前まで衰弱し、今また、大怪我をして弱り切っている龍の忍者。「封」の術が、完璧には発動しなかった。 ...続きを見る

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2016/02/17 15:38
龍と剣と、その拳と 98
「オン バザラユ セイ ソワカ――――」 ...続きを見る

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2016/02/16 01:39
龍と剣と、その拳と 97
「……………」  ドモンは、シュバルツとハヤブサが優しく微笑みあっているのをなんとなく憮然とした想いで見つめていた。  兄に、仲がいい友人がいるのはいいことだと思う。それなのに、『面白くない』と感じてしまうのはなぜなのだろう。自分だって、もう少し力があれば、兄を完璧に守れたのにと思うのだ。  まあ、100歩譲って、あの状態で最後までシュバルツを守ってくれた、その根性は認めてやってもいいが―――― ...続きを見る

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2016/02/14 01:07
龍と剣と、その拳と 96
 そこにいたのは女性だった。白い着物を着た女性――――  異様な状況であるはずなのに、シュバルツは何故か恐怖は感じなかった。  それどころか、どこかで会ったことがあるような感じすら覚えた。こちらを守るように広げている手が、時々おにぎりや飲み水を差し出してきたあの白い手に似ている、と、思ったからであろうか。 「……………」  戸惑うようにその女性を見つめていると、その女性の白い面にフッと笑みが浮かんだ。 ...続きを見る

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2016/02/12 02:20
龍と剣と、その拳と 95
「う………! う………!」  光が爆ぜ、爆風が渦を巻く。  次元を突き破ろうとする衝撃が、ハヤブサたちを襲う。 「ぐ…………!」 ...続きを見る

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2016/02/10 01:34
龍と剣と、その拳と 94
 迫りくる邪神を前に、キョウジの思考はぐるぐると回る。 (戦う?)  無理だ。自分に、邪神に対抗し得るだけの力など、あろうはずもない。 (逃げる?)  それも無理だ。背を向けた瞬間、自分はあの邪神に、打ち据えられてしまうだろう。 「……………!」  死を覚悟した。だが、掌の中にある光を放つ鶴だけは、何としても守らねばならぬと思った。この光はおそらく、異世界で彷徨っているであろう弟たちを、導いてくれているはずなのだから。 (ドモン――――!)  せめて、腹の下に鶴を抱え込み、覆... ...続きを見る

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2016/02/09 01:48
龍と剣と、その拳と 93
「…………!」  戻されたと同時に、自分にぐっとかかってくる時空嵐の衝撃。  腕に伝い落ちてくる、生温い液の感触に、片口の傷も裂けたのだと悟る。朦朧としてくる意識――――血が流れすぎていた。  それでもかすむ視界の中、目の前を飛ぶ、光る鳥の姿を探す。するとその鳥は、すぐに見つけることができた。  時空嵐の中、飛んでいるように見えるその光る鳥。しかし、それはよく見ると、一か所に留まり続けていた。そして、羽を大きく広げていた。 ...続きを見る

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2016/02/08 02:22
龍と剣と、その拳と 92
「しかし……! 私の身に何かあって、この鶴が駄目になってしまったら――――」 「馬鹿者!! お主の身に何かあるはずなどあるか!!」 「……………!」  東方不敗の怒鳴り声に、キョウジは思わず気圧されてしまった。 「ここにおる皆が、お前のことを守る!! この状況で、お主の身に危険など、及ぼうはずがない!!」 「え………? え……?」 「そうだぜ、兄さん。それにその鶴は、お前さんが持っていた方がいい」  戸惑うキョウジに、チボデーが声をかけてきた。 「ドモンは……師匠のことも俺たちの... ...続きを見る

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2016/02/05 15:51
龍と剣と、その拳と 91
(だめだ……! ここで死んではだめだ……! ここで死ねば、シュバルツを巻き込んでしまう……!) ...続きを見る

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2016/02/04 00:30
龍と剣と、その拳と 90
「分かった……。俺が、シュバルツと自分の分の結界を張ろう」 ...続きを見る

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2016/02/02 13:00
龍と剣と、その拳と 89
「ドモン? シュバルツ?」 ...続きを見る

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2016/01/31 21:09
龍と剣と、その拳と 88
「見よ!! この身体!! この破壊力!! お主らがどんなにこちらを攻撃したところで、この身体は甦る!! 吾を倒すことなど不可能だ!!」  ゲラゲラと笑いながら、力を誇示するようにケーブルたちを振り回す。  チボデーたちもそれらをよけながら、懸命に攻撃をするのだが、彼の邪神の言葉通り――――こちらの攻撃の力が吸収され、邪神の力に変換されていくのを手助けしているように感じられるだけであった。 「畜生! これじゃきりがないぜ!!」 「しかし――――! ここで私たちがこれを放り出すわけには……!... ...続きを見る

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2016/01/30 08:24
龍と剣と、その拳と 87
「ああ。脱出できる気でいるとも! 貴様を倒してな!!」 ...続きを見る

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2016/01/29 01:44
龍と剣と、その拳と 86
 邪神ラクシャサは、核になるはずであったシュバルツに執着している。3人の中でも特に、シュバルツへの攻撃が激しいものになるだろう。 「…………」  ハヤブサは、フ―――ッと深く息を吐くと、結界を張る印を結ぶ準備をしておくことにした。最悪の場合でも、せめて、愛おしいヒトだけでも守り通せるように。 「……………」  静かにファイティングポーズをとり続けていたドモンであるが、やがて、何かに気が付いたのか、拳を鋭く振りぬいた。 ...続きを見る

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2016/01/27 15:34
龍と剣と、その拳と 85
「封印をした、ということは、一度奴と戦って勝っているんだな? じゃあ、ここはどこだ? ここから脱出することは可能なんだろう?」  むかつく気持ちを堪えて、ハヤブサに問いかける。しかし、どうしても口調がぶっきらぼうになることを、ドモンは抑えられない。 「ああ。ここは次元の狭間だ。……気をつけろよ。外の乱流に流されてしまったら、どこに飛ばされるか分からん……。しっかりと結界を張って――――流されないようにするんだ……」  そう、ドモンに忠告をするハヤブサだが、やはり、どこか苦しそうだった。... ...続きを見る

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2016/01/25 01:04
龍と剣と、その拳と 84
 運良く、シュバルツと、ついでにハヤブサの野郎も見つけた。  そしてその傍に、今回の件の黒幕と思しき奴もいた。そいつが変に笑いながら、こちらに攻撃を仕掛けてきたものだから、迎え撃とうと思って―――― ...続きを見る

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2016/01/23 14:35
龍と剣と、その拳と 83
「私は、平安無事に日々を暮らしていきたいだけです。それが叶うのなら、なんだってします」 ...続きを見る

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2016/01/21 15:38
龍と剣と、その拳と 82
「そう――――ドモンたちは死んではいない。だが、あの邪神によって、どこかに閉じ込められている可能性はある……」  キョウジの言葉にマスターアジアの眉がピクリと動き、皆がキョウジに注目をする。  今、この戦いの指揮を執っているのはキョウジ。誰もがそう感じ取っていた。 「皆の力を合わせれば、あの邪神を倒すことは簡単だ。だが、あの邪神を今倒してしまうことで、ドモンたちがその次元に、閉じ込められっぱなしになってしまったら――――?」 「……………!」 「それに、あの『邪神』はおそらく完全復... ...続きを見る

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2016/01/20 13:11
龍と剣と、その拳と 81
「クククク………知りたいか?」 ...続きを見る

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2016/01/17 22:22
龍と剣と、その拳と 80
 だが当然、そんな制止が間に合うはずもなく、ドモンの拳は球体に向かって動いた。 「―――――!」  それは、シュバルツにしてみれば脊髄反射のようなものだったのだろう。  ハヤブサの様子から弟の危機を察してしまった兄の身体は、勝手に動いていた。 (やっぱりか!)  シュバルツが動くと察していたハヤブサも、間髪入れずに動いた。  すべては、愛おしいヒトを失いたくない――――その一心からであった。 ...続きを見る

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2016/01/15 14:39
龍と剣と、その拳と 79
「待てっ!! ドモン・カッシュ! シュバルツを俺の結界から出そうとするなよ!!」 「なんだ、居たのか。リュウ・ハヤブサ」 「『居た』もなにも――――最初から俺は、シュバルツのそばに居るが?」  ハヤブサの顔を見て、あからさまに嫌そうな顔をするドモンに対して、ハヤブサもしれっと言葉を返す。ドモンに好かれようが嫌われようが、一向にお構いなしと思っている節があった。ドモンもそれが面白くないのか、ますます眉間にしわを深く寄せる。 「兄さんを離せ!! 兄さんは、俺が助けるんだ!!」 「人の話を聞... ...続きを見る

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2016/01/13 01:21
龍と剣と、その拳と 78
(帰ろう。二人で)  いつしかシュバルツは  ハヤブサのそばに立ち、その背中にそっと手を添えさせていた。 ...続きを見る

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2016/01/12 01:43
龍と剣と、その拳と 77
『おのれッ!! 人間の分際で――――!!』  『核』がなければ、自分の復活の工程が滞ってしまう。当然ラクシャサは、怒りに震えた。 『『それ』は、我の物だ!! 返せ!!』  ラクシャサから二人に向かって、四方八方から攻撃が開始された。 ...続きを見る

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2016/01/11 01:43
龍と剣と、その拳と 76
「シュバルツ!! 俺は望む!! お前と、共にあることを――――!!」 ...続きを見る

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2016/01/10 01:18
龍と剣と、その拳と 75
『おのれ! 小細工を――――!』 ...続きを見る

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2016/01/08 17:37
龍と剣と、その拳と 74
「シュバルツ……! お願いだ、答えてくれ……!」  目の前に居るのは歪な姿をした『化け物』  周りに広がるのは、死臭と腐敗臭の漂う絶望の世界。 ...続きを見る

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2016/01/08 01:25
龍と剣と、その拳と 73
(ハヤブサ……!) ...続きを見る

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2016/01/06 15:46
龍と剣と、その拳と 72
「案ずるな……。あ奴はわしも認めた『キング・オブ・ハート』………必ずこの状況を打破する力を持っておるはずじゃ」  キョウジを庇い、周りの様子を見ながら、東方不敗が口を開く。巨大な『樹』のように形を変えてしまったシュバルツが、まだそこにじっととどまって沈黙していた。すぐにこちらを襲ってくるような様子が見えなかったが故に、戦場に少しの静けさが舞い降りていた。ただ、その『樹』の足元で、発電装置がバチバチと青白い火花を飛ばしながら不吉な音を立てている。 (ダメージを喰らったな………)  キョウジは... ...続きを見る

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2016/01/05 01:32
龍と剣と、その拳と 71
    第5章 ...続きを見る

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2016/01/03 02:21
龍と剣と、その拳と 70
「シュバルツ……! お前……!」 ...続きを見る

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2015/12/31 00:51
龍と剣と、その拳と 69
 男の足が、ジャリ、と音を立てて半歩、動く。  ハヤブサはそれに合わせるように、ふっと小さく息を吐きながら、龍剣を中段に構えなおした。 ...続きを見る

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2015/12/27 01:07
龍と剣と、その拳と 68
 では、こんなに殺気を漂わせている、男の『真の目的』とは何だ? ...続きを見る

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2015/12/24 14:06
龍と剣と、その拳と 67
 ハヤブサは唐突に理解した。  これは、刀から問われているのだ。 ...続きを見る

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2015/12/21 14:05
龍と剣と、その拳と 66
 シュバルツは、ハヤブサに向かって一歩、踏み出そうとする。  しかし、それよりも早く、ハヤブサはシュバルツに龍剣を向けた。煌く白刃が、シュバルツの喉元に突き付けられる。 ...続きを見る

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2015/12/18 00:42
龍と剣と、その拳と 65
 ブン! と、シュバルツは頭を振った。  無いものねだりをしても仕方がない。自分は自分でしかない。やれることを、やるしかないのだ。 「く…………!」  背中にキョウジの意思を感じる。 「生きろ」という力強い意志。  大丈夫。  これを感じられるうちは、頑張れる。まだ、戦うことができる。 ...続きを見る

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2015/12/16 01:47
龍と剣と、その拳と 64
 伸ばした手の先に、工具箱がゆっくりと落ちてくる。4メートル、3メートル、1メートル、50センチ…… ...続きを見る

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2015/12/13 17:45
龍と剣と、その拳と 63
 目の前で仁王が苦し気に呻いている。  震える切っ先がハヤブサの方に向こうとするのを、自身で何度も押しとどめていた。 (仁王に、ハヤブサを討たせてはだめだ)  仁王の願いは、ハヤブサを守ること。  龍の忍者となったハヤブサに、再び龍剣を取ってもらうこと。  そのために、今までハヤブサを見守ってきたのだ。  それなのに、私の代わりに敵からの攻撃を、その身に受けてしまって―――― ...続きを見る

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2015/12/09 13:49
龍と剣と、その拳と 62
「――――!」  ギョッと目をむくドモンに、キョウジはさらに言葉をつづけた。 「シュバルツがそちらの世界でどうやら怪我をしているみたいなんだ……! それが、自力では治せないものらしくて………!」 「な―――――!」 「キョウジさんでも治せないのですか!?」  問いかけてくるジョルジュに、キョウジは軽く首を振る。 「わからない……。でも、できうる限り治す努力はするつもりだが―――――」 「なんてこった……!」  ジョルジュの横で、チボデーが舌打ちをする。その横から、ズイ、と、ドモン... ...続きを見る

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2015/12/07 23:47
龍と剣と、その拳と 61
「シュバルツ!! シュバルツ!!」 ...続きを見る

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2015/12/06 22:47
龍と剣と、その拳と 60
「すまん!」 ...続きを見る

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2015/12/02 23:37
龍と剣と、その拳と 59
「……………!」  ふと後ろを振り返ると、ハヤブサの『繭』にひびが入っているのが見える。  きっと、龍の忍者が覚醒するまで、あと少し。  仁王像もそれを感じているようで、時折ハヤブサの方に視線を走らせては、シュバルツの方を見て頷いてくる。その所作に、少し嬉しそうな色が混じっているのは気のせいだろうか。  そうだ。龍剣も待っている。 『真の主』に手に取ってもらえる日を、心待ちにしている。 ...続きを見る

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2015/12/01 00:13
龍と剣と、その拳と 58
「必ず帰る!」 ...続きを見る

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2015/11/26 17:45
龍と剣と、その拳と 57
「闇の世界ですからね……。そんな簡単にはみつからな―――――」  そこまで言ったジョルジュの言葉が止まってしまう。何故なら彼らの目の前に、探していたシュバルツその人が現れたからだ。 ...続きを見る

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2015/11/24 14:36
龍と剣と、その拳と 56
(どうすればいいんだ……! このままではシュバルツとハヤブサの方まで防御が行き届かない……! あの二人こそ、本当なら守らなければいけないのに――――)  今のところ、サイ・サイシーとアルゴが、あの二人の周りを守ってくれている。だけど、敵も徐々に更に強力な物になりつつあるだけに、今の状態は好ましいものであるとは言えなかった。 ...続きを見る

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2015/11/22 13:16
龍と剣と、その拳と 55
(まさか……! もう『試練』の時間なのか!? ハヤブサがまだ目覚めていないのに……!)  シュバルツは咄嗟に『繭』になっているハヤブサを見る。ハヤブサの方はピクリとも動かない。昏々と繭の中で眠り続けているようであった。 (どうする!?)  龍剣を手に入れるべきは、『龍の忍者』になるべきなのは、あくまでもハヤブサ。自分が、この仁王と戦う訳にはいかないのだ。 「く………!」  シュバルツは仁王をけん制しながらモンスターたちと戦い続ける。仁王はしばらくそれを静観し続けていたが、その手に持つ刀... ...続きを見る

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2015/11/19 23:45
龍と剣と、その拳と 54
 対してキョウジの方は、やる事の多さに知らず眩暈を覚える。だけどここで総てを投げ出して倒れる訳にもいかない。危険を顧みず闇の世界に乗り込んで行ったドモンのためにも。ハヤブサと共に、そこに囚われているシュバルツのためにも。 ...続きを見る

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2015/11/16 00:40
龍と剣と、その拳と 53
 そう。  キョウジには確信めいた想いがあった。  先の『龍の勾玉』の事件の折りに、シュバルツは勾玉を生み出した「化け物」の力によって、自身の身体に持つ『DG細胞』が暴走しかけていた。  そんなシュバルツを救い出してくれたのは、他でもないドモンだった。彼の持つ『紋章の力』は化け物の悪意と攻撃を跳ねのけ、無明の暗闇の中からシュバルツを取り戻してくれていた。 ...続きを見る

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2015/11/13 00:53
龍と剣と、その拳と 52
「……………」  ふらふらと伸びる、シュバルツの手。だがその時、彼の足元にハヤブサの繭がこつん、と、音を立てて当たった。  はっとシュバルツは我に帰る。 (駄目だ……! まだ帰れない。ハヤブサに龍剣を得させるまでは――――!) ...続きを見る

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2015/11/11 01:09
龍と剣と、その拳と 51
「シュバルツ!?」 ...続きを見る

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2015/11/09 15:43
龍と剣と、その拳と 50
「え……!? ちょっ……! 何でこんな無防備に――――!」  この世界に入ってから、ハヤブサがこんな風に眠りこけるのは、実は初めての経験ではなかった。身体が急激に成長する際、莫大なエネルギーを消耗するのだろう。まるで繭を作って脱皮をするが如く、彼は眠ったり起きたりを繰り返していた。 (今が見た目が16、7歳ぐらいだから……次に起きた時は、20歳ぐらいにはなっているかな)  眠るハヤブサの横顔を見つめながら、シュバルツはもの思う。ハヤブサが龍剣の真の使い手になったのは、20歳ぐらいの時と聞く... ...続きを見る

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2015/11/08 10:34
龍と剣と、その拳と 49
拠り代になる龍の忍者の身体も龍剣も――――我が身体の元になるのに相応しい存在だった。 ...続きを見る

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2015/11/07 01:15
龍と剣と、その拳と 48
 どうして、こんなにも心が波立つのか――――― ...続きを見る

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2015/11/04 14:12
龍と剣と、その拳と 47
 二人の間に、しばしの沈黙が走る。  先に口を開いたのは、男の方だった。 ...続きを見る

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2015/11/03 00:16
龍と剣と、その拳と 46
「すみません……!」  夫婦の顔を見るなり、涙ながらにハヤブサは、頭を下げた。  彼らの『宝』であるタケルを奪ってしまった。  これは、一体どう償えば、良いと言うのだろう。 ...続きを見る

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2015/11/01 23:39
龍と剣と、その拳と 45
 幼いころに、自分は母を亡くしていた。  だが、『母が居ない』と言う事で、多少なりとも喪失感があっても、自分は特段、淋しさを感じることは無かった。何故なら自分には、乳母と乳兄弟がいたからだ。  その乳母は優しく、少し年上の乳兄弟は、本当の兄弟の様だった。  乳兄弟の名は『タケル』と言った。  その乳母とタケルのおかげで、母とか、家族と言う物を、理解するのに苦労は無かった。そして、タケルの父は、わが父であるジョウに仕える武人であった。 ...続きを見る

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2015/10/30 15:26
龍と剣と、その拳と 44
     「第4章」 ...続きを見る

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2015/10/30 02:33
龍と剣と、その拳と 43
「大丈夫だとは思うけど、戦いに入る前に、一つだけ注意しておいて欲しい事があるんだ」 「注意ですか?」  少し意外そうな声を上げるジョルジュに、キョウジは頷いた。 「ああ。分かっているとは思うけど、今この辺り一帯は停電に陥っている。今、ここの電力を賄っているのは、この、自家発電機なんだ」  キョウジはそう言いながら、自分の近くにある機器を二人に見せる。 「これが、街の境界線に張られている結界と、ハヤブサの延命装置を動かす電力を供給している。これが止まると大変な事になるんだ……。だから、こ... ...続きを見る

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2015/10/27 15:14
龍と剣と、その拳と 42
「確かに、そうみたいだな……」  部屋の中に湧いている敵の様子を見ながら、チボデーが少し唖然としている。対してジョルジュは納得したように頷いていた。 「なるほど……外の敵が減って行ったのは、私たちが倒し続けたせいもあるのでしょうが、『邪神』がここに戦力を集中させたせいもあるのですね。一体一体から、先程の敵とは比べ物にならない邪気の強さを感じます」 「外の敵は、減っているのか?」  キョウジの質問にチボデーが頷く。 「ああ。俺たちがここに来る頃には、もうほとんどいなくなっていたぜ」 「... ...続きを見る

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2015/10/25 00:31
龍と剣と、その拳と 41
「兄さんッ!!」  息せき切って部屋に掛け込んで来たドモンの視界に、ハヤブサと背格好のよく似たモンスターの姿が飛び込んでくる。ただでさえ『兄の危機』だと頭に血が上っているドモンの沸点は、一気に限界点を突破してしまった。 ...続きを見る

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2015/10/23 11:56
龍と剣と、その拳と 40
「―――――!!」  当然キョウジは武器を作るのに集中していて気付く筈もない。助けるために手を伸ばそうとして、それが間に合わないと東方不敗は気付いてしまう。 ...続きを見る

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2015/10/21 15:08
龍と剣と、その拳と 39
「…………!」 「マスター……正直に答えてください。この状況、あとどれぐらいしのげそうですか?」 「……………」  キョウジの問いかけに、東方不敗は沈黙を返す。つまり、彼の力を以ってしても、あと5分しのぎ切るのは厳しいと言う事なのだろう。キョウジはそう判断した。恐らくこのままだと、東方不敗は最悪キョウジを守る事だけを優先して、シュバルツやハヤブサの身の安全を保障しなくなる可能性が高い。今は二体しか出現していない『ハヤブサもどき』が、この後増えない、と言う保証も、どこにもないのだから。  ... ...続きを見る

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2015/10/20 00:05
龍と剣と、その拳と 38
(…………?)  身構える東方不敗が酷く警戒心を顕わにしている。それを不思議に思ったキョウジが東方不敗の視線の先を追いかけて――――― 「な――――――!!」  思わず、息を飲んでいた。  何故ならそこには、先程の『ハヤブサもどき』の影が2体、抜刀しながらこちらに近づいてきつつあったから――――― (嘘だろう……!? 一体だけでも手こずったのに……ッ!) 「……………」  その想いは東方不敗も同様なのだろう。その面に、いつもの不敵な笑みはない。それどころか、彼の額からは汗が滴り落ち... ...続きを見る

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2015/10/18 02:32
龍と剣と、その拳と 37
「そうでしょうね……」  キョウジは硬い表情で、手元の作業を続ける。発電機がおよそ半分ほどまで組み上がろうとしていた。 ...続きを見る

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2015/10/15 08:18
龍と剣と、その拳と 36
「ここから外に出たい」  男はそう言った。  しかし―――――外に出る以外に、何か目的は無いのだろうか? (それに、妙だ)  戦いながらハヤブサは、時折奇妙な感覚にとらわれる。  早く鋭い、男の剣。  だが自分は、何故かこの男の剣を知っている様な気がする。妙な懐かしさすら感じて戸惑ってしまう。  何故だ?  この男と太刀を交えるのは、ここが初めての筈なのに。  時折感じる―――――妙な懐かしさは何なのだろう? ...続きを見る

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2015/10/13 23:59
龍と剣と、その拳と 35
 ちょっとキョウジはシュバルツがいてくれた場合を少し頭でシミュレーションしてみる。 「ああもう!」  そう叫びながら工具を抱えて飛びだしたシュバルツは、停電の原因である電線が分断した場所に辿り着く。  そこでドモンを説教している間に今度は別の場所が断線して―――― 「私は電気工事技師か!!」  と、怒鳴りながらあちこち走りまわる彼の姿が目に浮かぶようだ。  駄目だ。  戦いが終わった後で、静かに切れている彼からドモンと一緒に小1時間八つ当たりに近い説教を喰らうコースが目に見えてくる... ...続きを見る

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2015/10/11 14:39
龍と剣と、その拳と 34
 だが。  そう言う時に限って、望んでいない事態は起きてしまう物で。 ...続きを見る

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2015/10/09 15:03
龍と剣と、その拳と 33
「―――――!」  少し驚いたように見る男の視線を、まっすぐ受け止め、睨み返す。 「ただし、全力で――――手加減なしでだ!!」 ...続きを見る

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2015/10/07 13:57
龍と剣と、その拳と 32
「……………!」 「それよりも、君こそ私を気にかけている場合か? 私は『仇』なのだろう?」 「―――――!」 「それなのに……君は、優しいんだな。よく、そう言われないか?」 「か、勘違いするなよ!! お前の身を案じた訳じゃない!!」  ハヤブサは苦し紛れに大声を出していた。 「飢えてふらふらになっているお前を討ちとっても、自慢にもならないし、後味が悪いだけだからな!! だからそうならないように声をかけただけなんだ!!」 「そうか」  男はそう言ったきり、また視線を逸らして、静かに... ...続きを見る

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2015/10/05 17:37
龍と剣と、その拳と 31
 ガンッ!!  ガツンッ!! ...続きを見る

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2015/10/03 16:16
龍と剣と、その拳と 30
「でかした、キョウジ。よくやってくれた」  東方不敗は素直にキョウジに礼を言う。  結界に気を配らなくていい事と、相手に強制的に隙を作らせる機会があると言うだけで、戦いやすさが格段に違ってくるからだ。 「それにしてもキョウジよ……。一体どうやってこの装置を作り上げたのだ?」 「ええと、マスターの身体から出ている『結界の波動』を分析して―――――」  そう言ってキョウジが装置について説明して行くのを、東方不敗は半ば顔をひきつらせながら聞いていた。  自分が結界を張り出してからここに至る... ...続きを見る

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2015/10/01 12:42
龍と剣と、その拳と 29
「キョウジよ」 「はい。何でしょう? マスター」  手を止めずに、返事をしてくるキョウジ。 「この後の戦局―――――お主はどう読む?」  将棋の話をする様に、東方不敗はキョウジに問いかけていた。東方不敗はキョウジとこのような『戦談義』をする時間が、とても好きだった。 「あまり楽観視はしていません。ですから、備えています」 「備える?」  聞き返す東方不敗の目の前で、キョウジは部品を落としそうになる。「おっとっとっと!」と、彼は慌てて部品を持ち直して、また組み上げ始めた。 「人間の... ...続きを見る

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2015/09/30 01:48
龍と剣と、その拳と 28
「何を言っているのです? 貴方もそんなに大差ないでしょう?」  チボデーに嫌みを言われても、ジョルジュの涼しい顔は崩れない。 「貴方だって、部屋を飛び出す時に大切な方の名を叫んでいたでしょう」 「そ、それは―――――!」  ぐっと言葉に詰まるチボデーに、ジョルジュはフフフ、と笑いかけた。 「戦う理由なんて、皆似たような物です。それで良いじゃありませんか」 「そ、そうか……? いや、そうなのか………?」  ジョルジュの言葉に、納得しながらも何か違和感を感じてチボデーは首を捻ってしまう... ...続きを見る

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2015/09/28 23:08
龍と剣と、その拳と 27
(しかし……この石に覆われた龍剣を、どうやって取り出せばいいのか……)  ハヤブサがそう思案していた、まさにその時。 ...続きを見る

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2015/09/27 00:18
龍と剣と、その拳と 26
「里が襲われた時―――――」  ハヤブサは話しながら、相手の男の顔をちらりと見る。  目の前に居るのは、間違いなく里を襲って来た鬼蜘蛛党の党首。血に飢えた瞳をぎらつかせながら、残虐に赤子を引き裂いていた姿を、忘れる事など出来ない。  なのに何故―――――自分は、この男とこんな話をしようとしているのか。自分で自分の行動が、ハヤブサは不思議で仕方がなかった。  それに目の前に佇むこの男から感じる、違和感は何なのだろう。  赤子を引き裂いていた時のあの男と、今の目の前に居るこの男を、何故かイ... ...続きを見る

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2015/09/26 00:57
龍と剣と、その拳と 25
 迷うな。  惑わされるな。  そして―――――躊躇うな。 ...続きを見る

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2015/09/24 15:29
龍と剣と、その拳と 24
「そ、そんな……!」  少年ハヤブサは、もう一度鳥居の下から外に出ようと試みる。だが結果は同じで、また彼の身体は弾き返されるだけであった。 「ぐっ!!」 「ハヤブサ!!」  後から追いかけてきたシュバルツが、彼の身体を助け起こそうとする。しかし。 「俺に触れるな!!」  激しい拒絶の意志をぶつけられて、シュバルツはそれ以上、彼に近付けなくなってしまった。起きあがったハヤブサは、ふらふらと鳥居の下まで歩いて行くと、そこから出られない事を確認して、ただ茫然としてしまっていた。 ...続きを見る

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2015/09/22 01:43
龍と剣と、その拳と 23
「我々には、対抗できる手段がありますので―――――」  そう言いながら、青年が手を手を振ると同時に、無数のきらめきが影に向かって迸る。ナイフは過たず影達を貫き、それを粉砕していた。 「ですから下がって!! どうかお早く!!」  青年はそう言いながら、フェンシングの剣を構えて影達に突っ込んで行く。 「……………!」  警官隊の隊長は、しばらくその男たちの戦いを茫然と見つめていたが、彼らの戦いが影達を圧倒していると見て取ると、自分たちの役目を理解した。彼らの戦いを助けるために、自分たちは、... ...続きを見る

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2015/09/20 23:50
龍と剣とその拳と 22
「よかろう。ならば、好きにしろ」  少し突き放すように東方不敗はキョウジに言った。  勿論、彼を命がけで守ると言う自分の決意は揺るぎないものだ。  しかし、それでもわざと突き放すような物言いをしたのは、見てみたかったからだ。この極限の状況の中で、彼がどう言う戦いをするのか。彼が近頃シュバルツやハヤブサや自分を相手に、戦い方の修業をしているのは知っている。そして彼は自分で『ハヤブサの主治医』と言った。ある意味シュバルツの命を握り込んでいる存在である自覚も、ある筈だ。  絶対に死ぬことが... ...続きを見る

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2015/09/19 23:52
龍と剣と、その拳と 21
「なるほど……」と、ジョルジュが頷けば、「よッしゃ、任せな!!」と、チボデーがバキバキと指を鳴らす。「ああ! おいらたちの手で、『邪神』なんかひとひねりだぜ!」サイ・サイシーも拳法の型を構えて格好をつけるが、アルゴに、「なら俺のズボンの裾から手を離せ」と、軽くたしなめられていた。 「だ………だってよ……! おいら、お化けとかの類がどうも苦手で………!」 「おやあ? サイ・サイシーちゃんは、夜中にトイレに独りで行けない口か?」 「失礼な!! トイレぐらい独りで行けるよ!!」  チボデーのか... ...続きを見る

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2015/09/17 01:32
龍と剣と、その拳と 20
「はい。師匠。皆言われたとおりに避難してくれました。これで街の中は、人っ子一人おりません」 「うむ」  ドモンの言葉通り、この街の境界線一帯には政府の協力の元、『立ち入り禁止』の黄色い線が張り巡らされ、その外側を警官が警護に当たっていた。それを、輪の外からドモンの恋人であるレインが、心配そうに見守っていた。 (ドモン………)  そんな彼女の肩を、チボデーとともにアメリカからやってきた女性たちが軽く叩く。 「大丈夫よ、レイン」  リーダー格のシャリーが、にっこりと微笑みかけて来た。 ... ...続きを見る

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2015/09/16 01:26
龍と剣と、その拳と 19
「りゃああああああっ!!」 ...続きを見る

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2015/09/14 11:33
龍と剣と、その拳と 18
「………………」  周りの物を何も破壊せず、無事に着地出来た事を確認して、シュバルツはほっとため息を吐いていた。やれやれ、と、周囲の状況を彼が確認するべく顔を上げようとするよりも早く、『少年』の怒声が飛んでくる。 ...続きを見る

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2015/09/13 05:41
龍と剣と、その拳と 17
「ギシャアアアアアアアッ!!」 ...続きを見る

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2015/09/11 16:05
龍と剣と、その拳と 16
「……………!」  息を飲むキョウジとは対照的に、ドモンはとても嬉しそうな表情をする。 「分かりました! では早速皆に連絡を取ります! あ……でも師匠!! 避難の理由はどうしましょう?」 「そんなのは向こうに考えさせろ。ただ……避難させねばここに居る者の命の保証は出来ぬと、念を押しておけよ」 「分かりましたっ!!」  東方不敗に応えるや否や、ドモンは嬉しそうに携帯を操作しながら走り出す。その後ろ姿を東方不敗は見送った後、小さなため息を吐きながら、凭れかかっていた壁から身を起こした。 ... ...続きを見る

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2015/09/10 01:39
龍と剣と、その拳と 15
「……キョウジ。頼まれていた本を持って来たぞ……ってハヤブサ、何でお前がここに居る?」  顔をしこたま本に打ち付けて、悶絶しながら座り込んでいるハヤブサに、シュバルツの結構冷たい声と視線が突き刺さる。 「や……ちょっと……」 「『約束の日』にはまだ早いだろう!? 何故ここに居るんだ! ハヤブサ!!」 「た……他意は無いんだ……。ちょっとキョウジに、『愚痴』を聞いてもらいたくて……」 「愚痴?」  怪訝な顔をするシュバルツに、ハヤブサはこくこくと頷く。 「愚痴と言うと……何の愚痴だ?... ...続きを見る

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2015/09/08 14:45
龍と剣と、その拳と 14
「……感じぬか? ドモンよ……。あの者の身体から発せられている、邪悪な気配を―――――」 ...続きを見る

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2015/09/07 15:48
龍と剣と、その拳と 13
「じゃあドモン、もう一つベッドを出すから、手伝ってくれるか?」 「うん、分かった」  兄弟たちはそのまま、もう一つのベッドをこの部屋に運び込む作業に専念する事になった。 ...続きを見る

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2015/09/06 00:26
龍と剣と、その拳と 12
(それにしてもどうしてしまったんだ、ハヤブサ……。一体彼に、何が起こっている……?)  明らかに、何者かに操られそうになっていたハヤブサの身体。とりあえず気を失わせたのは良いが、このハヤブサを、このままにしておいていいものかどうか悩んでしまう。 (しかし……危ないからと言って、拘束する訳にもいかないよな……)  重ねて言うが、ハヤブサは半死半生の重病人。本来なら楽な姿勢で、ゆっくり休ませてやりたいところだ。そうしなければ、治る物も治らない。それを『危ないから』と、縛り付けてしまうのは人道に... ...続きを見る

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2015/09/04 14:27
龍と剣と、その拳と 11
(ハヤブサ……)  愛おしい人。  大切な人。  シュバルツはそっと、眠るハヤブサの前髪に触れる。  すると、眠っていたハヤブサの瞳が、パチッと開いた。 「あ………起こしてしまったか……?」  そう言って、引っ込めようとするシュバルツの手を、ハヤブサがガシッと握ってきた。 「シュ、バルツ……」 「ハヤブサ………?」  じっと見つめられて、シュバルツは少し戸惑う。すると、ムクリと起き上がったハヤブサが、いきなりシュバルツの上にのしかかってきた。 「わっ!? ち、ちょっと……!」... ...続きを見る

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2015/09/02 14:10
龍と剣と、その拳と 10
「キョウジ………!」 「……………」  再び黙りこくって、無言で鶴を折り続けていたキョウジであったが、やがて意を決したように顔を上げた。 ...続きを見る

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2015/09/01 23:32
龍と剣と、その拳と 9
「ハヤブサ……!」 「眠りたくない……! 怖いんだ………! またあの夢を見てしまいそうで……!」 ...続きを見る

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2015/08/31 18:20
龍と剣と、その拳と 8
「夕食、食べていないだろう。何か食べるか?」  シュバルツの提案に、ハヤブサも頷く。 「そうだな……。あまり腹は減ってはいないのだが………」 「それでも少しぐらいは食べないと――――よくはならないぞ?」  やれやれ、と、ため息を吐くシュバルツに、ハヤブサも苦笑する。 「仕方がなかろう……。食べなければならんと分かってはいるのだが―――――」  実際、食欲の戻っていないハヤブサは、食事を無理やり食べてもまだ、吐いてしまう事の方が多かった。だが、彼の内臓の方に何らかの異常がある訳でもない... ...続きを見る

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2015/08/30 06:36
龍と剣と、その拳と 7
「――――――!」  はっと覚醒するハヤブサの意識。目の前には心配そうにのぞき込む、シュバルツの顔があった。 「ハヤブサ……! 大丈夫か?」 「シュバルツ……!」  ハヤブサはシュバルツの姿を認めるなり、手を伸ばして、縋るようにその身体に抱きついて来た。 「シュバルツ……! シュバルツ……ッ!」 「ハヤブサ……?」  戸惑いながらも、そっと抱き返してくれるシュバルツ。 「シュバルツ……!」  その優しい感触にハヤブサはホッとしてしまって――――何時しか涙まで零してしまっていた。... ...続きを見る

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2015/08/29 08:02
龍と剣と、その拳と 6
「さてと……一応、今までのハヤブサの血液のデータをもう一度整理しておくか……。それが終わったら私は寝るけど、シュバルツはどうする?」  キョウジの問いかけに、シュバルツは少しの笑みを浮かべる。 「私は、ハヤブサの傍に居るよ」 「そっか……。うん、それがいいね」  キョウジはシュバルツの答えに納得すると、顔を上げた。 「じゃあシュバルツ……。ハヤブサの血液のデータをまとめた物をデスクの上に置いておくから、私が仕事に行っている間にでも見て、何か所見があったら聞かせてくれる?」 「わかった... ...続きを見る

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2015/08/28 00:56
龍と剣と、その拳と 5
「そう言えば……!」  驚くシュバルツに、キョウジは頷く。 「人間の身体にも、自己治癒能力は備わっている。DG細胞ほど強烈な物じゃなくても、その人の生命力が尽きていなければ、身体はゆっくりとだけど回復するようになっているんだ。それなのに、今のハヤブサは……」  食欲も戻らず、体力も無い。  死の危険からとりあえず脱してはいるものの、予断を許さない状態である事に、変わりはなかった。 ...続きを見る

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2015/08/27 00:11
龍と剣と、その拳と 4
「いえ……。私は大丈夫です。子どもたちも、問題なさそうです。ですが……やはり、里の者の中には、ショックを受ける者もいるでしょう」 ...続きを見る

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2015/08/25 11:01
龍と剣と、その拳と 3
「ハヤテ殿から詫びられました……。酷い目に合わせて済まなかったと……。シュバルツさんにリュウさんが断交宣言したのも、おそらく、危険な任務に巻き込みたくなかったからだろうと……」 ...続きを見る

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2015/08/24 10:02
龍と剣と、その拳と 2
「止めてくれ!! そんな事をされたら、それこそ俺は気が狂ってしまう!!」 ...続きを見る

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2015/08/22 23:45
龍と剣と、その拳と 1
「序章」 ...続きを見る

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2015/08/22 00:53
新しい小説の前書&登場人物紹介
 どうも、こんばんは! 農家の嫁です(*^^*) ...続きを見る

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2015/08/22 00:50
ちまちまと構想中……(笑)
 おはようございます(*^^*)  巷ではいろいろとある昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?  私の方は相変わらず、日常の雑事をこなしつつ、小説の話を練っています。 ...続きを見る

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2015/08/20 08:05
後書きと言う名の……。
 はい! 皆さんこんにちは〜♪ 農家の嫁です。 ...続きを見る

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2015/08/18 13:36
ただひたすらに、君を想う。 47
「最終章」 ...続きを見る

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2015/08/16 21:17
ただひたすらに、君を想う。 46
(今日も1日、平常心で……。シュバルツに引きずられて、あまり暗くならないように……)  ハヤブサと別れて以降のシュバルツは、常にどことなく暗い影を背負っているように見える。  無理もないなとキョウジは思った。  あれだけ深く愛された愛情を、そんな簡単に忘れ去る事など、なかなか出来はしないだろう。別れたのだから割り切れ、と、言われても、それは無理な話と言う物だ。 (それにしてもシュバルツは……やっぱり、ずっとハヤブサの事を想い続けてしまうのだろうなぁ………)  思い込んだら一途だから――... ...続きを見る

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2015/08/15 02:24
ただひたすらに、君を想う。 45
 そして、彼を心の底からの笑顔に出来るのは、俺ではない。  悔しいが、俺ではないのだ。 ...続きを見る

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2015/08/14 11:04
ただひたすらに、君を想う。 44
 漆黒の闇の中を、ハヤテは走る。腕の中に、リュウの忍者を抱きかかえたまま――――― (天神流の里を出たな………)  ハヤテの腕の中で、ハヤブサは何となくそう感じていた。里の門を抜け、深い森が辺りを覆う。  ハヤテが、どこに向かって歩を進めているのかは知らない。だが、自分はもう、ハヤテに身を委ねる以外に術を持たなかった。このまま打ち捨てられるか、殺されるかしても、それはそれで構わないと、ハヤブサは思った。  自分が死ねば、里の者たちは哀しむかもしれない。だけど里の者たちには、自分がいつ... ...続きを見る

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2015/08/13 02:11
ただひたすらに、君を想う。 43
 静かに眠り続けるハヤブサの表情は、やつれているとはいえ、穏やかな物で、とても内面に、そんな葛藤がある様には見受けられない。 「リュウ………」  ハヤテは、ハヤブサの髪をそっと撫でる。すると、ハヤブサの方が、僅かばかりの身じろぎをした。ツ……と、一滴の涙が、その頬を伝う。ハヤテが、そっとその涙を救うと、ハヤブサの唇が動いた。 ...続きを見る

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2015/08/12 00:13
ただひたすらに、君を想う。 42
「リュウ……ッ!」 ...続きを見る

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2015/08/11 05:48
ただひたすらに、君を想う。 41
 自分の愛情が、まさにハヤブサを壊して行っているなどと―――――  気づいてしまえば自分は、ハヤブサを手放さざるを得なくなってしまう。  それだけは嫌だ。  それだけは出来ないと思った。 ...続きを見る

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2015/08/10 07:15
ただひたすらに、君を想う。 40
 その頃龍の忍者はと言うと――――天神流の里で、病の床に臥していた。  シュバルツの手を拒絶してから、常に自分の心を殺し、そして、引き裂いてきたハヤブサ。  まるで、自分を呪い続けるかのようなその行為は、ハヤブサの心と、そして身体をも蝕んで行く。  それでもハヤブサは、ハヤテの愛に応えようと努力していた。  自分を『好きだ』と言ってくれたハヤテ。  彼には―――――何の落ち度もないのだから。 ...続きを見る

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2015/08/09 00:02
ただひたすらに、君を想う。 39
(ハヤブサ……) ...続きを見る

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2015/08/08 01:08
ただひたすらに、君を想う。 38
(あれから、もう半年か……) ...続きを見る

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2015/08/07 00:42
ただひたすらに、君を想う。 37(R-18)
 皆さん、こんばんは! 農家の嫁です。  いつもいつも、私の小説を読みに来てくださっている方、どうもありがとうございます! あなた方が居るから頑張れる。これは事実です(*^^*)  ただ、内容がひどく暗くて、本当に申し訳ありません   あと少しで描き終われますので………頑張ります(^^; ...続きを見る

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2015/08/05 00:20
ただひたすらに、君を想う。 36
 何とかしてあげたい。  だけど、自分ではもうどうする事も出来ない。 ...続きを見る

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2015/08/03 17:03
ただひたすらに、君を想う。 35
「………………」 ...続きを見る

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2015/08/02 22:34
ただひたすらに、君を想う。 34
 そのままぽろぽろと、大粒の涙を零し続けるハヤブサ。 「そうか………」  シュバルツは、それ以外に言うべき言葉が無かった。  ハヤブサがハヤテへの気持ちを大事にしたいと言うのなら、自分は、それに口を出す権利など無い。その気持ちを、尊重するだけだった。  彼は、大量に血が流れない道を選んだのだ。  ある意味、ハヤブサらしいと思った。  彼は元々人斬りなど好まぬ、心優しい性格であるのだから。  それにしても―――― ...続きを見る

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2015/08/01 14:22
ただひたすらに、君を想う。 33
「動くなよ」 ...続きを見る

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2015/07/31 01:00
ただひたすらに、君を想う。 32
「だから、ハヤブサ……」  シュバルツがもう一度、手を伸ばしてきた。 「……触れても、良いか……?」 「―――――!」  ハヤブサが身を引こうとするよりも早く、シュバルツの手が、ハヤブサの頬に触れて来た。 「シュバルツ……!」  頬に触れてくるシュバルツの手は、ただ、優しい。ハヤブサは、堪えに堪えていた物が、ついに、溢れだして来てしまった。 「シュバルツ……ッ! シュバルツッ!!」  叫びながらハヤブサは、シュバルツの胸に飛び込む。その身体に縋りつくと、シュバルツも優しく抱きしめ... ...続きを見る

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2015/07/29 00:18
ただひたすらに、君を想う。 31
 ならば、ハヤテの愛を素直に受け入れれば良いのにと思う。  だが、こんな時でさえ、自分が会いたいと願うのは、シュバルツ唯一人だった。  全身をハヤテに穢されている自分に、そんな資格などもう無い事は嫌と言うほど分かる。  だけど、こんな時だからこそ、自分が縋るのはシュバルツとの記憶だった。  シュバルツを愛し、愛された優しい記憶。  それが、壊れそうになる今の自分を支えていた。 ...続きを見る

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2015/07/28 00:02
ただひたすらに、君を想う。 30
「シュバルツ」  キョウジがシュバルツに、手を差し伸べる。シュバルツがその手に己が手をそっと添えると、キョウジがぎゅっと握りかえしてきた。 ...続きを見る

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2015/07/27 00:08
ただひたすらに、君を想う。 29
 私と生きるのか。  それとも、ハヤテ殿と生きるのか。  その未来を―――― ...続きを見る

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2015/07/23 15:06
ただひたすらに、君を想う。 28
 その為には、覚悟を決めねばならぬ。  ハヤブサの総てを引き受ける覚悟を。  霧幻天神流の総ての者たちを、敵に回す覚悟を。 ...続きを見る

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2015/07/20 23:47
ただひたすらに、君を想う。 27
「……………」  その一部始終を見届けてから、シュバルツはあやねの方に振り返った。それに気が付いたあやねが、鏡に合図を送る。それを見て鏡は、術を解いた。 「……どう? 分かったかしら? 私が言った意味が……」 「そうだな……」  シュバルツは静かに言葉を続けた。 「このままでは確かに……ハヤテ殿もハヤブサも……壊れてしまう……」 (…………!)  シュバルツのその言葉を聞いて、あやねは自分がシュバルツに伝えたかった事が、正確に伝わったのだと悟った。内心ほっと胸を撫で下ろし、自分... ...続きを見る

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2015/07/18 15:12
ただひたすらに、君を想う。 26(R−18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁でございます。  ただいま徳島県を台風11号が通過中でございます(^^;  割とピークに近くなる時間帯に、私は仕事から帰ってきたのですが………恐怖を感じるレベルの雨を、初めて経験させていただきましたよ。ええ本当に……。  雨の弾幕で、車のライトをハイビームにしても、1mと先が見えない現状に閉口し、道路は川のようになり、当然車のワイパーは意味を為さない。風が強くなかったのがせめてもの救いでした。  でも、夏野菜がぱあだなぁ。  収入源が無くなるから、ぶっちゃけ... ...続きを見る

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2015/07/17 01:48
ただひたすらに、君を想う。 25(R−18)
 皆さまこんばんは! 農家の嫁です(*^^*)  私生活でいろいろとハードな経験をしていますが、良い経験をしたなぁと思っています。  自分の人格を磨くチャンスですよね。これって(^^;  心を病むほどしんどい思いもしましたが、得られたものもきっとあった………はず(←自信が無くなっている)  多分、自分の創作の幅も、絶対広がる予感がする。これからも、好きなキャラクターで、どんどん面白い話を作っていければいいなぁと思っています。  ……と、何でもかんでも創作に結びつけるから、だからお前は阿... ...続きを見る

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2015/07/16 01:37
ただひたすらに、君を想う。 24
「分かった! シュバルツ! キョウジ兄さんの事は任せてくれ! この俺が、必ず守りとおして見せるからな!!」  そう言って笑顔を見せるドモンに、シュバルツも笑顔を返す。これで、キョウジの当面の安全は、確保されただろう。 「あまり神経質にキョウジを守る必要はないぞ、ドモン。一応、『念のため』の処置だから」  あのあやねと言うくのいちの言葉を信じるならば、ハヤテの方に、キョウジや自分をすぐに害そうと言う気は無い様だった。だから、すぐに危機が差し迫っているという訳ではないのだ。  だが、忍びに目... ...続きを見る

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2015/07/13 15:44
ただひたすらに、君を想う。 23
「―――――!?」  意外すぎるあやねの言葉に、シュバルツはただ戸惑うばかりだ。 「……どう言う、事だ?」  問いかけるシュバルツを、あやねは真正面から見つめる。 「多分、私が今ここで話すより、実際見てもらった方が早い」 「……………!」 「だから、里の内部に手引きいたします」 「な―――――!」  息を飲むシュバルツを、あやねはただ静かに見つめ続けた。 ...続きを見る

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2015/07/12 01:43
ただひたすらに、君を想う。 22
 自分が霧幻天神流の里に潜入して、見つかって、そして殺されてしまうのは一向に構わない。だが、捕まって、ハヤブサの足手まといになってしまう事だけは避けねばならぬと思った。助けに行って、逆に迷惑をかけてしまうなど、論外だ。  ただ、霧幻天神流の頭首ハヤテとハヤブサは幼馴染だった筈だ。天神流の里と隼の里に、敵対関係がある訳でもない。それが、何故ハヤブサの『自由意思』が奪われるような事態に――――― (……………!)  ここでシュバルツは、駅で見かけた時の、ハヤテの、ハヤブサに向ける眼差しを思い出... ...続きを見る

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2015/07/10 13:53
ただひたすらに、君を想う。 21
「そうか……。やっぱりなぁ」 「リュウさんも大変だなぁ」 「しかし……あちらの里の忍者たちも手こずって、リュウさんも帰って来られないなんて、一体、どんな事が起きているんだ……?」 「手紙には『心配無用』と書いてはいるが……」 ...続きを見る

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2015/07/06 15:40
ただひたすらに、君を想う。 20(R−18)
 皆様、こんばんは! 農家の嫁です。  更新が少し滞り気味になってしまってごめんなさい(^^;  プライベートでいろいろあって、立ち直るのに少し時間がかかっていました。  小説書くのは好きなので、ぼちぼち頑張りたいと思います(*^^*) ...続きを見る

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2015/07/05 01:35
ただひたすらに、君を想う。 19(R−18)
 こんにちは! 農家の嫁です。  一応今回もそう言う描写があるので注意書きを〜。  ハヤブサさん×シュバルツさん前提の、ハヤテさん×ハヤブサさん描写です。読める方だけどうかご堪能ください。  世の中本当にいろいろありますが、めげずに頑張ります(*^^*)  そのためには時々妄想したり、楽しい事をしないとね  では、続きよりどうぞ〜〜〜〜♪ ...続きを見る

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2015/07/03 16:36
ただひたすらに、君を想う。 18
 そのヒトはただ―――――自分の心の一番深い場所に、するりと入り込んで来ていた。  自分の何を、暴くでもなく。  自分の何を、否定する事も無く。  自分でもどうしようもない、心の奥深い柔らかいその場所に入り込んで――――そっと寄り添ってくれていた。 ...続きを見る

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2015/07/01 14:19
ただひたすらに、君を想う。 17(R−18)
 皆様、おはようございます(*^^*) 農家の嫁です。  もうほとんどこの前書もいらないだろうと思われるぐらい、読まれていない小説ですが、一応、注意書きをね……させて頂きます。  こちらのブログの方はもうほとんど読まれなくなっているのですけど、「星空文庫」の方が、不思議とアクセス数が伸びているんですよ(^^;。きっといちいちこんな前書無い方が読みやすいからなのかなぁ。それとも読者層とか、お好みの問題なのでしょうか。 ...続きを見る

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2015/07/01 06:20
ただひたすらに、君を想う。 16(R−18)
 皆様、おはようございます。農家の嫁です。  今日朝のニュースで103歳の方が書かれていた本の事を特集されていたのですが……凄いですね! ...続きを見る

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2015/06/30 09:35
ただひたすらに、君を想う。 15(R−18)
 こんにちは! 農家の嫁です。  人生とは不思議なものですね〜(^^;  創作の孤独に耐えられなくなったときに、気持ち玉や評価が降ってくる。そして、「また頑張ろう」って思える。  今書いている小説は割とけしからないので、頑張っていいものかどうかは分かりませんが、頑張って書きあげます。私は『面白い』――――そう思って書いています。 ...続きを見る

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2015/06/29 15:45
ただひたすらに、君を想う。 14(R-18)
 こんにちは〜。農家の嫁です。  いよいよ誰も読まなくなってきているっぽい小説ですが、めげずに続きを書きます!  今自分が一番書きたいのも読みたいのもこれだから。自分の気持ちは偽れない。  素人だから、書きたいものを書けると言うのは良いですね(*^^*) 売れる売れないは別としてwww ...続きを見る

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2015/06/28 13:20
ただひたすらに、君を想う。 13(R-18)
 みなさんこんにちは! 農家の嫁です。  え〜〜〜………ね………。  覚悟はしていたんですが、本当に、びっくりするほど読まれなくなってしまいました。本当に……誰得の小説なんだよ。私の趣味って、本当にニッチなんですね……(^^; ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/06/27 11:41
ただひたすらに、君を想う。 12(R-18)
 皆様こんにちは! 農家の嫁です。誰得かもわからない小説を、ひたすら書き続けています(^^;  作者だけが楽しい小説の内容で、本当に申し訳ありません。 ...続きを見る

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2015/06/26 15:30
ただひたすらに、君を想う。 11
 しかし、親友であるハヤテからの正式な使い。断る理由が、ハヤブサの方には無かった。 「分かった。『すぐに向かう』と、ハヤテに返事をしてくれ」 「御意」  短くそう言って、使いの忍者は消える。ハヤブサも、すぐに霧幻天神流の里へ向かう事にした。 (何か、相当な厄介事とみて良いな……。明後日会う事になっている、シュバルツにはどう伝えようか……)  ハヤブサは少し思案したが、すぐに顔を上げた。 (とにかく、ハヤテから話を聞いて、それから判断しよう。会えるようなら会うし、無理なら理由をちゃんと... ...続きを見る

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2015/06/25 23:26
ただひたすらに、君を想う。 10(R-18)
 皆様こんにちは! 農家の嫁です。  ええ。誰得とも分からない小説をアップしています。ほんとうにすみませんねぇ。書きたいものですから……(^^;  まだハヤブサさん×シュバルツさんです。殿方同士の絡みです。  楽しめる方だけ続きよりどうぞ〜。  しかしこの前置き、本当に要らないですよね(^^;  取っ払っちゃいたいところでもあるけど、けしからん場面でもあるので忠告は要るかなぁとも思う。もうどうしたもらいいのでしょうね〜。 ...続きを見る

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2015/06/24 15:00
ただひたすらに、君を想う。 9(R-18)
 皆様こんにちは〜。農家の嫁です。  暑くなってきましたね〜。私もぼちぼちと頑張っておりますよ〜。 ...続きを見る

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2015/06/23 15:34
ただひたすらに、君を想う。 8(R-18)
 皆さん、こんばんは〜。農家の嫁です。  忘れられたブログにようこそ〜(笑)。 ...続きを見る

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2015/06/22 21:32
ただひたすらに、君を想う。 7(R-18)
 皆さまこんばんは。農家の嫁です。  今回、最後の方にチョロッとそう言う描写が入っていますので、一応(R-18)指定をさせて頂きました。  読んでくださっている読者様の数からしても、もう本当に大丈夫だと思いたいのですが、一応公序良俗にしたがいたいと思います。Twitterとの連携も、はずしておりますので、不都合な方いらっしゃったら一声かけてください・・・・・・・・・と、書いても誰も不都合なんて感じていないんだろうなあorz  もう、本当にマニアックすぎてすみません。  これは大学ノートに... ...続きを見る

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2015/06/21 00:24
ただひたすらに、君を想う。 6
「はい……はい……。分かりました。すぐ行きますので―――――」 ...続きを見る

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2015/06/19 15:46
ただひたすらに、君を想う。 5
「ごめんなさい! 私がもっと確認してドアを開けていれば――――」 「いや……私たちも、周りの状況確認を怠っていた。レイン、君に怪我はなかったか?」  シュバルツの言葉に、レインは「はい」と頷く。 「そうか……良かった………」  シュバルツは軽く手足を動かして、身体の異常がないかを確認する。幸いにして、どこにも異常は見当たらなかった。あった所でこの身体は治ってしまうから、さして問題にもならないのだけれど。  そしてシュバルツは、ドモンと手合わせをする前よりも、自分の心が落ち着いている事を... ...続きを見る

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2015/06/18 23:40
ただひたすらに、君を想う。 4
(よし! 今日のロードワークは終わったな……。後は……)  額から流れる汗を拭いつつ、ドモン・カッシュは大きく息を吐く。 『キング・オブ・ハート』としての使命を背負っているのも勿論のことだが、もうすぐ『格闘家』としても大事な大会が近い。だから修業に手は抜けない。益々精進しなければ―――――と、ドモンが顔を上げた瞬間、一筋の鋭い殺気が、彼に襲いかかってきた。 ...続きを見る

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2015/06/18 00:44
ただひたすらに、君を想う。 3
 家に帰り、キョウジに本を渡したシュバルツだが、胸の奥に宿る「もやっ」とした蟠(わだかま)りは消えない。これではいけない、と、彼はキョウジに一声かけてから、外へと出て行った。そのまま郊外の森に入ると、彼はそこで木刀の素振りを始めた。自分の中に『雑念』や『邪念』が湧いた時は、こうやって修業をするに限るのだ。 ...続きを見る

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2015/06/17 01:38
ただひたすらに、君を想う。 2
「それにしてもリュウ。お前、表情が明るくなったな」 ...続きを見る

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2015/06/16 14:27
ただひたすらに、君を想う。 1 (R−18)
 皆様おはようございます。  またまた小説を思いついてしまったので、こそっと上げさせて頂きたいと思います。  ただ今回の私の小説は、前の記事にも書きましたが、いつもと少し趣向が違います。根本に流れているのは、ハヤブサさん×シュバルツさんですが、ハヤブサさんが『受け』に回ります。相手はというと、ハヤブサさんの幼馴染で同じ忍者仲間のハヤテさんという方です。  人間関係の構図としては、 ...続きを見る

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2015/06/15 06:37
大切な、花。 (R−18) 11【完結】
 皆さんこんばんは。農家の嫁でございます(*^^*)  妄想が暴走して暴発した結果生まれた小説は、ここで終わりでございます。  楽しんでくれた方は楽しんでくれたのかな。私自身は楽しんで書きました。 ...続きを見る

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2015/05/27 00:51
大切な、花。 (R-18) 10
 皆さんこんにちは、農家の嫁です(^^;  え〜〜〜………いよいよけしからん内容になっておりますが、皆様ついてきてくださっていますか?(^^;  ハヤブサさん×シュバルツさん。シュバルツさん受けです。  意味分からんという方は、ここでUターンを。読んでもろくなことはありません。 ...続きを見る

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2015/05/25 15:46
大切な、花。 (R-18) 9
 皆さん、こんにちは! 農家の嫁です。  昨日、5月23日は「キスの日」だったそうですね(*^^*)  ある意味、ハヤブサさんとシュバルツさんの非常にけしからんイラストを描くチャンスではあったのですが、時間がなかったので断念しました。  その代わり、キスシーンは書いていたので、それで許して下さいね(←なんの話だよ( ̄ロ ̄;!!!!) ...続きを見る

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2015/05/24 14:30
大切な、花。 (R-18) 8
 皆さまこんばんは、農家の嫁です。  色々ありますが、この妄想小説のおかげで、私は今日も元気です(*^^*) 何か人として問題があるような気がしないでもないですが、1日の楽しみ――――なかなかこれが、止められないんですよねぇ(^^; 困ったもんですww ...続きを見る

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2015/05/23 01:08
大切な、花。 (R-18) 7
 皆さまこんばんは。農家の嫁です。  個人的にいろいろあって、少し凹んでいる毎日ですが、妄想作業だけは、元気に続けておりますよ〜。  人生山あり谷あり。楽しい事だけやっている事なんて、絶対に出来ない。  出来ないから、刺激的ですが、さすがにしんどいなと思うときもありますね。  それでも、こうやって書くことができるから、今日も明日も、頑張れるんだと思います。内容がひどくて申し訳ないですけど(^^; ...続きを見る

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2015/05/21 22:27
大切な、花。 (R-18) 6
 皆さまこんばんは! 農家の嫁です。  ひたすら濡れ場が続いておりますので、R-18,の文字はつけさせて頂きました(^^;  でも、あんまりエロくない展開……。はずしてもいいぐらいかもしれません(^^; ...続きを見る

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2015/05/21 01:44
大切な、花。 (R−18) 5
 【悲報】 キョウジ兄さんたちの誕生日なのに、イラスト間に合わず。 ...続きを見る

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2015/05/20 02:28
大切な、花。 (R−18) 4
 皆さまこんばんは〜。農家の嫁です(*^^*)  今日も元気に妄想の世界をふくらませております。  さて、ちょっと前に呟いて、消してしまった記事があるんですけど、今書いている小説、かなり改訂して「星空文庫」さんの方に掲載させていただいております。掲載先リンク→「大切な、花」  一応、私にしては頑張って、何となく小説の体裁にまとめたつもりです(←おい( ̄ロ ̄;!!!!) そんでもってブログの方もどうしようかな、と、思ったのですが……。  今更書きなおして掲載しなおしても、同じ内容の記事と... ...続きを見る

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2015/05/18 23:48
大切な、花。 (R−18) 素案小説3
 皆様、こんばんは! 農家の嫁です。  今日も元気に妄想小説の続きを届けさせてもらいます(*^^*) でも……待てよ? これ……意外にまともな小説になっているんじゃないの? と、感じてしまう今日この頃です(←内容がまともじゃない)  もしこれを書き終わったら、きちんと題名をつけて前後の文章を整えて、ちゃんとした小説の形式にして、また星空文庫さん辺りに掲載させてもらってもいいんじゃないかと思うようになってきました。凄いな〜。話って、ちゃんと生まれてくるものなんですね(^^;。これも、ハヤブサさ... ...続きを見る

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2015/05/17 01:17
大切な、花。 (R−18) 素案小説2
 皆さまこんばんは。農家の嫁です(*^^*)  ついこの前、Twitterをやっていて、「pixivとかTwitterみたいなSNSが発達してサイト持たないのが普通になったせいか、他人の評価や需要を気にして作品作りする人が増えたよね。同人誌は評価じゃない!自分が描きたいから!読みたいから!布教したいから!作るんや!!売れる売れないを考えるのはプロのお仕事です!!」 時計屋/交地[B41] @10k_y という方の呟きに激しく同意させていただいた次第なんですよ。 ...続きを見る

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2015/05/16 01:34
大切な、花。 (R−18) 素案小説1 
 皆さまこんばんは。農家の嫁です。  ええ〜〜〜〜とですね……。  こちら妄想が止まらなくて、あれからさらに別バージョンで続きを書いた女がここにいます。  前回の妄想からの分岐小説になります。あちらがそのまま二人がいちゃこらしているものだとすれば、こちらには多少モブの要素が入ってまいります。  最後まで至っていませんが、モブシュバですよモブシュバ(←最低( ̄ロ ̄;!!!!)  反応はなかったですが、浮かんできたので書いてしまいました。誠に申し訳ございません(^^;  でも、割とちゃ... ...続きを見る

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2015/05/15 00:11
妄想の続き2 (R-18)
 皆様こんにちは〜、農家の嫁です(^^;  妄想がどうにもこうにも止まらずに、続きを書いてしまいました〜。 ...続きを見る

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2015/05/12 15:54
妄想の続き(^^; (R-18)
 皆さまこんばんは〜♪ 農家の嫁です。お久しぶりでございます。 ...続きを見る

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2015/05/11 00:26
あとがき  されど龍は手を伸ばす。 ――無双OROCHI異聞録―――
 やった……!  やりました……! ついに書き終わりました!  ...続きを見る

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2015/04/27 01:20
されど、龍は手を伸ばす。 269 ――無双OROCHI異聞録―――
「ああ……。キョウジの時計だ。今キョウジの腕には、同じ物がつけられているから、どう言う訳かこれがこの世には2個あることになるのかな……」 ...続きを見る

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2015/04/26 01:45
されど、龍は手を伸ばす。 268(R-18) ――無双OROCHI異聞録―――
 こんにちは、農家の嫁です。  毎度毎度の前置き文でございます(*^^*)  ぬるいですが、そう言う表現がございますので、R-18の表記と注意喚起をさせて頂きます。  殿方同士の絡みです。ハヤブサさん×シュバルツさんでございます。ハヤブサさんが『攻め』で、シュバルツさんが『受け』ですよ? そう言うのが理解不能という方は、どうかこのままUターンしていただくよう、伏してお願い申し上げます。忠告はさせて頂きましたよ(^^;? 閲覧は、自己責任でお願いいたしますね〜。 ...続きを見る

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2015/04/24 16:33
されど、龍は手を伸ばす。 267(R-18) ――無双OROCHI異聞録―――
 いつも私の小説を読みに来てくださっている方、そうでない方、こんばんは! 農家の嫁です(*^^*) ...続きを見る

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2015/04/22 02:27
されど、龍は手を伸ばす。 266 ――無双OROCHI異聞録―――
 キョウジの言葉に、シュバルツも苦笑しながら頷く。 「そうだな……。確かに、ちょっと人里から離れ過ぎているよな……」 「〜〜〜〜〜〜ッ!」  二人の言葉に、龍の忍者はがっくりと膝を付く。 (おのれ……ッ! 忍者の里の立地条件め……ッ!)  そのまましくしくと泣き出してしまう。そんな龍の忍者を尻目にドモンが口を開いた。 「じゃあ兄さん! 家に来なよ!」 「えっ?」  きょとん、とするキョウジの手を握り、ドモンはさらに続ける。 「な!? そうしなよ! 遠慮する事なんてないからさ!!... ...続きを見る

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2015/04/20 15:03
されど、龍は手を伸ばす。 265 ――無双OROCHI異聞録―――
「―――――!」 ...続きを見る

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2015/04/19 00:44
されど、龍は手を伸ばす。 264 ――無双OROCHI異聞録―――
「あ、ああ……。大丈夫だよ……」  弟に心配かけないように、慌てて笑顔を取り繕う。しかしドモンは、そんなキョウジの『笑顔』をじっと見つめて――――やがて、深いため息を吐いた。 「………大丈夫な訳無いだろ、兄さん。部屋があれだけ壊れていて、兄さんだけが無事って事は、シュバルツが兄さんを守ったんだろ?」 「……………!」 「それでシュバルツが、今も起き上がれないほどのダメージを受けたんだって、そんなの俺でも容易に想像できるよ。それで、兄さんがショックを受けていない筈がない」 「ドモン……!... ...続きを見る

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2015/04/17 14:08
されど、龍は手を伸ばす。 263 ――無双OROCHI異聞録―――
(結局私は、またこの二人に助けられた事になるのだな……。どうして二人とも、いつもいつも、私の事を――――)  そう思いながら、キョウジはシュバルツの身体を見る。千切れてしまった彼の首は、もうほとんどくっつきかけていた。 (シュバルツ……。シュバルツはもしかして、こうなる事を知っていたのだろうか……? だから、朝からあんなに……) ...続きを見る

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2015/04/16 14:36
されど、龍は手を伸ばす。 262 ――無双OROCHI異聞録―――
「シュバルツ……!」 ...続きを見る

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2015/04/15 14:59
されど、龍は手を伸ばす。 261 ――無双OROCHI異聞録―――
 行かねば。 ...続きを見る

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2015/04/14 01:28
されど、龍は手を伸ばす。 260 ――無双OROCHI異聞録―――
  「最終章」 ...続きを見る

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2015/04/13 00:13
されど、龍は手を伸ばす。 259 ――無双OROCHI異聞録―――
 それから人間たちと神仙たちは、その力を結集して、ついに妖蛇と対抗し得る力を得た。  そして、総力戦の末に、ついに人間と神仙の連合軍は、妖蛇『遠呂智』を討滅した。  だが、遠呂智によって作られたこの世界は、その存在が滅んだが故に、消滅の一途をたどっていく事になる。地面がひび割れ、空が崩れ落ち始めた。  このまま皆――――時空の狭間に消滅するしか道がないのかと思われた瞬間、神仙たちが動いた。 「このまま、この者たちが消滅に巻き込まれるのは惜しい」  伏犠の言葉に、女&#23207... ...続きを見る

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2015/04/12 00:17
されど、龍は手を伸ばす。 258 ――無双OROCHI異聞録―――
 忍者たちは身支度を整え、そして立ち上がる。 ...続きを見る

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2015/04/07 01:03
されど、龍は手を伸ばす。 257 ――無双OROCHI異聞録―――
「ハヤブサ……」 「だから、『恩』とか『義理』とか、お互いに感じる必要はないって事だ。そんな事を云っていたら、本当にきりが無くなるぞ?」 「しかし……!」  まだ納得しかねているのか、反論しようとする愛おしいヒト。ハヤブサは笑いながら優しくその身体を抱き寄せると、そっと囁いた。 「お前にだって、『選ぶ』権利がある。誰の傍にいるか、誰を愛するか――――。お前が俺よりも愛する人が他に出来て、その人の傍にいたいと願うなら―――――お前は、いつでもそちらに行って構わないんだ」 「な…………!」... ...続きを見る

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2015/04/06 00:51
されど、龍は手を伸ばす。 256 ――無双OROCHI異聞録―――
「ハヤブサ……!」 ...続きを見る

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2015/04/05 01:09
されど、龍は手を伸ばす。 255 ――無双OROCHI異聞録―――
 泣きじゃくるシュバルツを、キョウジは優しく抱きしめ続ける。  すると、何処からか、シュバルツを呼ぶ声が聞こえてきた。 ...続きを見る

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2015/04/04 00:05
されど、龍は手を伸ばす。 254 ――無双OROCHI異聞録―――
「屁舞留……」 ...続きを見る

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2015/04/03 01:11
されど、龍は手を伸ばす。 253 ――無双OROCHI異聞録―――
 シュバルツを助けられたのは嬉しい。  だけどその為に、屁舞留を犠牲にしてしまう事はなかった。  いくら屁舞留の寿命がもう尽きかけている、と言っても  シュバルツを助けるために犠牲になるのは、やはり、自分の役目だったのではと、キョウジは思うのだ。 ...続きを見る

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2015/04/01 23:34
されど、龍は手を伸ばす。 252 ――無双OROCHI異聞録―――
「う…………」 ...続きを見る

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2015/04/01 00:13
されど、龍は手を伸ばす。 251 ――無双OROCHI異聞録―――
(で、でも……屁舞留――――!)  何とか屁舞留を助けたいと願うキョウジであるが、屁舞留が『呪』を止める事を拒んだ。 (『呪』を止めるなと言うに、キョウジ……! それに、目の前に居る龍の忍者の顔を見ろ) 「…………!」  屁舞留に言われてハヤブサの顔を見て、キョウジははっと目を見張る。  ハヤブサは、大粒の涙をその瞳から零し続けていた。  だがおそらく、本人は『泣いている』と言う事にすら気づいていないのであろう。ハヤブサはその涙を拭うこともせずに、一心不乱にシュバルツを見つめていた。... ...続きを見る

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2015/03/30 22:11
されど、龍は手を伸ばす。 250 ――無双OROCHI異聞録―――
 まず最初に、その場に居た諸葛亮がそれに気付いた。次いで、方術師の左慈も。  二人の祈祷が自分の霊体を包み、徐々に皆に視認できるように具現化して行く。 「……………!」  シュバルツを食い入るように見つめていたハヤブサが、こちらの気配を感じて顔を上げ、驚いて息を飲んでいる。その『視線』が合う。いつも見つめてばかりいたから、こうして自分の存在を意識してもらえるのは、随分久しぶりだな、と、キョウジは思った。  でも、シュバルツと間違えられるかな、と、思う間もなくハヤブサから声をかけられた。 ... ...続きを見る

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2015/03/30 00:52
されど、龍は手を伸ばす。 249 ――無双OROCHI異聞録―――
(終わったのか……?)  キョウジの中に居る屁舞留がそう問いかけてくる。しかし、キョウジは首を振った。 「いや、まだだ……! 素戔鳴は、まだシュバルツを狙っている」  前の時間軸でも、最後までシュバルツを狙い続けた素戔鳴。  だからきっと、この時間軸でも――――― ...続きを見る

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2015/03/28 23:25
されど、龍は手を伸ばす。 248 ――無双OROCHI異聞録―――
「屁舞留………」  屁舞留にそうまで言われてしまっては、キョウジもこれ以上強く反対できないと感じた。 「分かった……」  キョウジは観念したように、頷いた。 ...続きを見る

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2015/03/28 00:29
されど、龍は手を伸ばす。 247 ――無双OROCHI異聞録―――
 シュバルツ達が前の時間軸で助けた、生き残った村人たち。それが、関羽に涙ながらに訴えて来た。 「必ず、シュバルツさんを助けてください」 「あい分かった。必ず助ける」  1人1人と、関羽はそう約束した。そして、今に至る。 ...続きを見る

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2015/03/27 00:49
されど、龍は手を伸ばす。 246 ――無双OROCHI異聞録―――
 太公望の言葉を受けた左慈が、長老の方に視線を送る。 「よろしいかな?」  左慈の問いかけに、ケイタからも「長老様!」と、縋るように見つめられ、長老も反対する理由が無くなってしまった。 「では――――頼みます」  長老は左慈に御神体の石を託した。その中で屁舞留は、ほっと息を吐いていた。 (良かった……。これで、キョウジの傍に、行ける……) ...続きを見る

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2015/03/26 00:52
されど、龍は手を伸ばす。 245 ――無双OROCHI異聞録―――
「ここから、何やら人を呼ぶような声が聞こえたのだが……」  そう言いながら道士風の男がきょろきょろと辺りを見回している。それを見たケイタが、長老の影から出てきて叫んだ。 「きっと、あの『石』です! あそこに『土地神様』が――――!」 「ケイタ?」  少し驚いて振り向く長老を、ケイタはまっすぐ見つめ返す。 「だって長老様! この人たちは、ハヤブサさんを助けようとしているんでしょう!?」 「……………!」 「ハヤブサさんは、僕たちを助けてくれた! だったら今度は、僕たちがハヤブサさんを... ...続きを見る

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2015/03/24 23:38
されど、龍は手を伸ばす。 244 ――無双OROCHI異聞録―――
 夜更け。  城下町の村人たちの幕舎の一角で、シュバルツの膝に寄りかかる様にして、ケイタが寝ていた。 「すみません、うちの息子が………」  その様子を見たケイタの両親が恐縮しきりと言った按配で、シュバルツに声をかける。それに対してシュバルツは苦笑を返した。 「大丈夫です。今日1日、子供たちの面倒を見てくれていたから、きっと、疲れたのでしょう」  ここは大丈夫ですから、貴方がたもどうか休んでください、と、シュバルツに言われ、ケイタの両親も頭を下げる。そのままそこから下がる二人と入れ替... ...続きを見る

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2015/03/23 14:17
されど、龍は手を伸ばす。 243 ――無双OROCHI異聞録―――
(これでいい……。屁舞留は、村人たちに必要とされている………)  屁舞留から離れて、シュバルツの姿を求めて彷徨いながら、キョウジは思った。  太公望があれだけ手を尽くしても、シュバルツに張り付いている『死の闇』は晴れなかった。それはつまり、シュバルツの闇を払う役割を背負っているのは、自分ということなのだろう。  ハヤブサが、皆が、懸命にシュバルツに向かって手を伸ばしている。でもこのままではその手を掴む事が出来ないシュバルのその背中を、皆に向かって一押ししてやる。それが自分の役割なのだと... ...続きを見る

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2015/03/23 01:07
されど、龍は手を伸ばす。 242 ――無双OROCHI異聞録―――
 それはハヤブサも同じ考えなのだろう。合流できた劉備軍の軍師諸葛亮に、同じ事を話している。 ...続きを見る

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2015/03/21 00:59
されど、龍は手を伸ばす。 241 ――無双OROCHI異聞録―――
『人間』である自分が『神』である存在の屁舞留にそんな事を感じてしまうのは不謹慎なのかもしれないが――――  本当に、心の底からそう思った。  知らず、昔、同じように自分の能力を父と同じように優しく受け入れてくれた人の姿が、屁舞留の上に重なる。  その人は、父の親友で科学者だった。  その人の前でなら、キョウジは自分の考えを遠慮なく言えたし、能力を発揮できた。その人も――――優しく受け入れてくれていた………かのように見えた。  だが、同じ科学の分野を志し、その人の前で度重なってしまったキ... ...続きを見る

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2015/03/20 01:55
されど、龍は手を伸ばす。 240 ――無双OROCHI異聞録―――
(キョウジ………!)  ただもうひたすら茫然とするしかない屁舞留に、キョウジは再び声をかけて来た。 「ほら、屁舞留も一緒に叫ぼう。花に『想い』を込めて――――」 「そ、そうじゃな」  キョウジの呼び掛けに、屁舞留もはっと我に返る。ここは素直に、それに応じる事にした。 ...続きを見る

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2015/03/19 00:29
されど、龍は手を伸ばす。 239 ――無双OROCHI異聞録―――
「何を言っているんだ? 屁舞留! そんな事ある訳無いだろう!?」  半ばあきれるようにキョウジは言うが、屁舞留は尚も戸惑っている。 「い、いや………しかし………」  そう言って、すっかり尻ごんでしまっている屁舞留。 「ああもう――――!」  そんな屁舞留を見て、キョウジはじれったくなってしまった。 ...続きを見る

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2015/03/18 00:52
されど、龍は手を伸ばす。 238 ――無双OROCHI異聞録―――
「な……何が起こった……? 何がどうしてこのような物が――――」  茫然と言葉を紡ぐ屁舞留の横で、同じように集会所から出て来て茫然としているシュバルツに、甲斐姫たちが説明を始めていた。 「シュバルツさん……。えと……つまり、この人たちは………」 「泣いている、貴方の姿を見て………」 「―――――!」  女性たち二人のその言葉に、一瞬固まるシュバルツ。甲斐姫たちは更に説明を続けた。 「どうも……ここの『土地神様が泣いている』と、感じちゃったみたいで………」 ...続きを見る

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2015/03/17 01:32
されど、龍は手を伸ばす。 237 ――無双OROCHI異聞録―――
「…………」  ハヤブサはそっとシュバルツの頬に手を伸ばす。 「ハヤブサ……ッ!」  ハヤブサの手が触れると同時に、シュバルツが彼の胸に飛び込んでいった。  何故、何故、と、シュバルツはハヤブサの腕の中で泣き続ける。 ...続きを見る

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2015/03/16 00:16
されど、龍は手を伸ばす。 236 ――無双OROCHI異聞録―――
 太公望の歴史への介入は続く。  日が経つにつれて、屁舞留の表情は明るくなっていった。何故なら、村の上空を覆っていた『死の闇』が、ほとんど見えなくなっていたからだ。ただ1つ――――シュバルツの背に張り付いている物を除けば。 「済まぬキョウジ……。何故なのじゃろうな……。お主の『影』にだけ……」  この話をする時、屁舞留は本当に、申し訳なさそうな顔をする。それに対してキョウジは、苦笑しながら首を振った。 「大丈夫だよ、屁舞留。そんなに気にしないで―――」 「しかし……!」 「い... ...続きを見る

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2015/03/15 00:25
されど、龍は手を伸ばす。 235 ――無双OROCHI異聞録―――
(シュバルツ……)  キョウジはシュバルツの傍に行き、その姿を見守ることにした。  暫く夜空を見上げていたシュバルツは、やがて、一つ大きなため息を吐いた。 ...続きを見る

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2015/03/13 21:10
されど、龍は手を伸ばす。 234 ――無双OROCHI異聞録―――
 そんな屁舞留に気づかずに、キョウジは1人慌てふためいていた。 「あ、あれ〜〜〜? 難しいな……。何でこんなに大きくなっちゃったんだろう……?」 「キョウジ――――」 「あ、屁舞留……。ご、ごめん、何だか変な具合になっちゃって……!」 「いや………」  屁舞留がキョウジに答えながら、キョウジが出現させた『箱』に触れる。箱はガチッと閉ざされていて――――中の花をしっかりと『封印』していた。 「ちゃんと封印されておる……。キョウジ、お主なかなか筋が良いな……」 「そんな事はないよ。屁舞... ...続きを見る

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2015/03/12 12:50
されど、龍は手を伸ばす。 233 −−無双OROCHI異聞録―――
「あの青年が、馬鹿がつくほどお人好しなのは、こちらも良く熟知している。それに、あの青年を救う事は、人の子たちの強い『望み』だ。それを違える訳にもいかんのでな」 「う………!」  太公望は手の中で打神鞭をポンポン、と、弄びながら「まだまだだな……。もうひと押しと言ったところか……」と、独りごちていた。静かに佇んでいるように見える太公望だが、その頭の中は、目まぐるしく動いているのだろう。 「ところで、『土地神』」 「吾の名は、屁舞留じゃ!」  ぶっきらぼうに太公望に呼びかけられて、屁舞留は... ...続きを見る

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2015/03/11 14:06
されど、龍は手を伸ばす。 232 ――無双OROCHI異聞録―――
「多分ハヤブサは、貴方を救い出せればそれでいいと思っているだろうから、それだけの事があったと言う事は、絶対貴方には言わないと思う。でも、私は知っていて欲しかったんだ……。貴方を救うために、皆がそれだけ手を伸ばしてくれた、と言う事実を」 「ハヤブサ……!」  シュバルツは、自分を抱きしめながら眠る龍の忍者を見つめる。  何と言う事だろう。  自分は、もうハヤブサに、返しても返しきれないほどの『恩』を、受けてしまっている事になるのではないだろうか? ...続きを見る

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2015/03/09 23:53
されど、龍は手を伸ばす。 231 ――無双OROCHI異聞録―――
「―――――――」 ...続きを見る

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2015/03/08 23:55
されど、龍は手を伸ばす。 230 ――無双OROCHI異聞録―――
「ええっ!?」  驚くキョウジに屁舞留は嬉しそうに笑った。 「本当だ!! 彼女たちの援軍の要請に、城に居る関羽が、やっと答えてくれたのだ!!」  それと同時に、素戔鳴の方にも斥候から報告が入る。劉備の城から援軍が出て、自分達に敵対する様であると。その援軍がすぐ間近にまで、迫っていると。 ...続きを見る

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2015/03/06 13:22
されど、龍は手を伸ばす。 229 ――無双OROCHI異聞録―――
「このままでは、俺もお前も助からない……。ならばどうせなら、俺はお前と共に死にたい……」 ...続きを見る

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2015/03/04 15:29
されど、龍は手を伸ばす。 228 ――無双OROCHI異聞録―――
 そんなのは嫌だ、治したい、と願って、キョウジはシュバルツに手を伸ばす。  しかし、キョウジの手は、何度やってもシュバルツの身体に触れることすら出来なくて。 ...続きを見る

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2015/03/04 00:24
されど、龍は手を伸ばす。 227 ――無双OROCHI異聞録―――
 キョウジはシュバルツの気配を追って、その後を追う。そして、木立の中に、座り込んで木の幹に凭れかかっているハヤブサと、その眼前に立つ仁王『素戔鳴』の姿を先に見つけてしまった。  ハヤブサの顔色は青ざめ、苦しそうに肩で息をしていた。敵を目の前にしても立ち上がらない龍の忍者を不思議に思って、キョウジはその原因を探ろうとして――――彼の左足の膝から下が、変なふうに折れ曲がっている事に気づく。 「―――――!!」  他にも身体に無数の傷が刻まれているハヤブサ。俄かに信じ難い光景を見てしまって、... ...続きを見る

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2015/03/03 01:59
されど、龍は手を伸ばす。 226 ――無双OROCHI異聞録―――
「駄目じゃ、キョウジ! 劉備殿の城に居る関羽と言う将軍は、援軍を出す事を渋っておるぞ!?」 ...続きを見る

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2015/03/02 00:31
されど、龍は手を伸ばす。 225 ――無双OROCHI異聞録―――
「そうか……」  屁舞留がそう返事を返している間にも、キョウジはまた別の遺骸の所に行って手を合わせている。屁舞留が振り返ると、そこかしこに沢山の遺骸が転がっていた。 (キョウジは、これ全員に同じ事をするつもりなのであろうか……)  屁舞留は小さなため息を吐いてから、顔を上げた。 「お主独りでは大変であろう。吾も手伝おう」 「屁舞留……!」  キョウジが振り返ると、屁舞留はもう他の遺骸の前に行って、手を合わせている。しばらくそうして戦場を供養して回っていた二人であったが、やがて、戦いの... ...続きを見る

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2015/03/01 01:01
されど、龍は手を伸ばす。 224 ――無双OROCHI異聞録―――
「そうか……」  屁舞留のその言葉を聞いて、キョウジも笑顔になる。しかし、屁舞留はまた顔を曇らせた。 「じゃが……。お主の影に宿る『闇』は消えてはおらぬ。そして、あの龍の忍者にも、『死の闇』が形成されつつある……」 「――――!」  息を飲むキョウジに、屁舞留は少し哀しげに笑った。 「じゃが、それはおぼろげな物じゃ。例えて言うなら、先の戦いのケイタの様な感じじゃな……。どちらに転ぶか分からん、と、言う事じゃ」 「ハヤブサが……!」  茫然と見守るキョウジ達の視線の先で、村人たちが移... ...続きを見る

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2015/02/27 17:43
されど、龍は手を伸ばす。 223 ――無双OROCHI異聞録―――
 キョウジはハヤブサの様子を見てから、屁舞留の方に振り返った。 「いや、斬らないと思うよ?」 「な、何でそう思うのじゃ……?」  おっかなびっくりといった按配で聞いてくる屁舞留に、キョウジは笑顔を見せた。 「だって、彼の傍にはシュバルツが居る。ハヤブサはシュバルツが嫌がることは絶対にしない筈だよ」 「そ、そうか……? しかし……!」  覗き込む屁舞留の視線の先に居る、龍の忍者。その目つきが、普通に怖い。完全に据わってしまっている目つきだ。それを見ていると、キョウジの方もだんだん自信が... ...続きを見る

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2015/02/26 20:08
されど、龍は手を伸ばす。 222 ――無双OROCHI異聞録―――
「これが……!」  キョウジが見上げる先に立つ、一本の桃の木。その木は、桃を鈴なりに実をつけていた。 「……大丈夫じゃ……。そう、怯えるでない――――」  屁舞留は優しく木に触れると、そっとその木の幹に額を当てた。木の葉が、風もないのにざわ……と揺らめく。その音が哀しげに耳に響いたのは、キョウジの気のせいだろうか。 「そう……。そうじゃ……。そなたは悪くない……」  屁舞留はそう言いながら、目を閉じて木に額を当て続ける。しばらくそうしていると、歯のざわめきの音もだんだんと小さくなり、静... ...続きを見る

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2015/02/25 00:58
されど、龍は手を伸ばす。 221 ――無双OROCHI異聞録―――
「吾からしてみれば、あれだけの物を内に抱えて、よく『人の形』を保っている物だ、と、思ってしまうがな……」 「そうですか……」  屁舞留に答えながら、キョウジは考え込んでしまう。  だいたい、ハヤブサと言いシュバルツと言い、それに自分の弟とその師匠。そして、その友人たちと言い、とにかく常識離れした強さを誇る『知り合い』が、自分の周りには多すぎる。だから、その辺りの感覚が多少麻痺気味になっているかもしれない、と、キョウジは思った。 (どっちにしろ、万が一帰ることができたら、ハヤブサの血液デー... ...続きを見る

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2015/02/23 12:56
されど、龍は手を伸ばす。 220 ――無双OROCHI異聞録―――
「ぼ……僕の――――」 ...続きを見る

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2015/02/21 23:50
されど、龍は手を伸ばす。 219 ――無双OROCHI異聞録―――
「だから、泣くな、キョウジ……。お主は本当に、ようやってくれた」 「違う、私は――――!」  頭を振って泣き続けるキョウジの髪を、屁舞留は優しく撫でる。 「それに、キョウジ……。吾も、そなたに謝らねばならぬ」 「えっ……?」  意外そうに顔を上げるキョウジに、屁舞留は申し訳なさそうな顔を向けた。 「お主の『影』を、犠牲にしてしまった事だ……。お主にとって、あれは『大事な者』であったのだろう?」 「―――――!」 「それなのに、あんな形で死なせてしまって………吾はそなたにどう言... ...続きを見る

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2015/02/20 14:53
されど、龍は手を伸ばす。 218 ――無双OROCHI異聞録―――
 その後。  結局キョウジは、気を失ったハヤブサの事が気になって、そのままふらふらとついて来ていた。  気を失ってもシュバルツのロングコートを握りしめていたハヤブサ。ガバッと飛び起きて、その手にしたコートを見た瞬間、彼の、総ての動きが止まってしまっていた。 (ハヤブサ……!)  彼の悲痛なその姿を見て、キョウジも、どうしたらいいのか、本当に分からなくなってしまっていた。そのまま彼は陣屋の真ん中にふらふらと歩いて行くと、そこにペタン、と、座り込んでしまう。  霊体であるキョウジの存在... ...続きを見る

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2015/02/19 15:48
されど、龍は手を伸ばす。 217 ――無双OROCHI異聞録―――
 そう願って、でも、何も出来ないと分かっている自分は、思わずシュバルツの方を見る。  少年を見つめる、シュバルツの目つきが変わる。  素戔鳴に、それと気づかれないように、身構えている。  彼は本当に――――最後の力を振り絞って、この少年を守るつもりなのだと、キョウジは悟った。 ...続きを見る

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2015/02/19 01:10
されど、龍は手を伸ばす。 216 ――無双OROCHI異聞録―――
「しかもそれだけでは飽き足らず、吾の『仙桃』を妖魔の手に触れさせ、揚句、『報酬』として分け与えた!! 村人達は『仙桃』を売り利益を得て、それを私物化した!!」 ...続きを見る

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2015/02/18 08:03
されど、龍は手を伸ばす。 215 ――無双OROCHI異聞録―――
 そのまま小さく身を振るわせる屁舞留の横で、キョウジもペタン、と、座り込んでしまった。 「何で……!」  このままではいけない、立ち上がらなくては――――と、キョウジは己を叱咤する。  だが、度重なる自分の無力さへの痛感は、彼から立ち上がる気力を奪うのに充分すぎた。 ...続きを見る

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2015/02/17 12:44
されど、龍は手を伸ばす。 214 ――無双OROCHI異聞録―――
 あっという間に、周囲は炎の渦に包まれる。  なのに自分は、熱さも感じない。当然、自分の身体が燃えだす事もない。  何も、何も出来ない今の自分。  本当に――――無力だった。 ...続きを見る

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2015/02/16 15:07
されど、龍は手を伸ばす。 213 ――無双OROCHI異聞録―――
「では、行くぞ! 妖魔も人も――――殲滅する!」  素戔鳴はそう言うと、軍を村の方へと進めて行く。後には、ただ燃えて行く桃畑と、屁舞留だけが残された。 ...続きを見る

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2015/02/15 14:07
されど、龍は手を伸ばす。 212 ――無双OROCHI異聞録―――
「――――!」 「シュバルツは絶対、逃げ出さずにあそこで独り頑張っている! 皆を助けようと、戦い続けているんだ!!」 「キョウジ……!」 「ならば、私は行かないと!! 何も出来なくても、せめて、シュバルツの傍に―――!」 「…………!」 「お願いだ!! 屁舞留!! 私をあの村まで連れて行ってくれ!! 村に入るのが怖いのなら、その手前の所でもいい!! そこに降ろしてくれ!! 私1人では、この結界の空間からあの村の間にある時空の道を越える事が出来ないんだ!!」  キョウジの指さす先に... ...続きを見る

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2015/02/14 20:59
されど、龍は手を伸ばす。 211 ――無双OROCHI異聞録―――
「……………」  キョウジのその優しい言葉と笑みに、屁舞留の顔もフッと緩んだ。 「そうじゃな……。運命は変えられる。吾らはさっき、それを見たばかりじゃったな……」  二人の目の前を、シュバルツとケイタが歩いて行く。ケイタに向けられるシュバルツの笑みは、キョウジの笑顔と同じように、優しい色を湛えていた。 ...続きを見る

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2015/02/13 23:04
されど、龍は手を伸ばす。 210 ――無双OROCHI異聞録―――
「でもキョウジ……。あの闇を、確かにお主の影は払った……。と、言う事は……」 「そうです。運命は変えられる……!」 「変えられるのか……? 本当に、そうなのか……?」  茫然と呟く屁舞留の手を、キョウジは強く握る。 「ええ、そうです……! 現に、あの少年の闇は、払えたじゃないですか!」 「キョウジ……」 ...続きを見る

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2015/02/12 22:00
されど、龍は手を伸ばす。 209 ――無双OROCHI異聞録―――
「えっ?」  きょとん、とするキョウジをよそに、屁舞留はうんうん、と独り頷いていた。 「なるほど……あ奴に触れた時に感じた違和感は、あ奴が人間ではなかったからだな……。この結界は、神仙の者と、人間以外は拒む仕様になっておる故――――」 「……と、言うと、やはりシュバルツは『魔』の類になるのか?」  キョウジの問いに屁舞留は頷く。 「分類せよと言われたら、そうなるのであろうな……。尤も、あ奴から感じる『魔』の気配は微々たるものだが、その身体を構成している物が『違う』という点が、やはり大き... ...続きを見る

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2015/02/11 20:45
されど、龍は手を伸ばす。 208 ――無双OROCHI異聞録―――
 どうしよう……。こんな事シュバルツにばれたら、絶対に恨まれるか怒られるかする――――と、ここまでキョウジの回想が進んだ所で、目の前に居るリアルタイムのシュバルツから「ほう!」と、声が上がった。嫌な予感しかしないキョウジが目を開けると、目の前のシュバルツが、その面にひきつり笑いを浮かべている。 ...続きを見る

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2015/02/11 00:27
されど、龍は手を伸ばす。 207 ――無双OROCHI異聞録―――
「その話は、時間がある時にでもゆっくりさせてもらいます。ちょっと、いろいろと複雑な事情があるので……」 「そうか? ……まあ、無理に話したくない事ならば、吾も敢えて聞きはせぬが……」  そう言う屁舞留に、キョウジもまた、笑みを返す。 「しかしキョウジ……あの状況から、どうやってシュバルツとやらを村に飛び込ませるのだ?」 「話は簡単です。あのままだとシュバルツは、結界の中の二人を守るために、おそらくあの手を離します」 「何っ!?」  驚き、息を飲む屁舞留に、キョウジは穏やかな眼差しを返... ...続きを見る

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2015/02/10 00:30
されど、龍は手を伸ばす。 206 ――無双OROCHI異聞録―――
「……………?」  屁舞留に言われるままにキョウジはその睡蓮鉢を覗き込んで―――――思わず息を飲んでいた。村の上空に、巨大な闇の塊が鎮座していたからである。 「な……! 何だ……? この黒い塊は……!」 ...続きを見る

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2015/02/08 22:28
されど、龍は手を伸ばす。 205 ――無双OROCHI異聞録―――
 屁舞留は無言で撫でられた跡を自分の手で触る。自分の身体を他人の手で触られるのは、随分久しぶりだと思った。 「キョウジ……。もう一回、撫でてくれ」  乞われるままに、キョウジはもう一度、屁舞留の頭を撫でてやる。屁舞留はしばらくじっとキョウジの手の感触を、己が頭で味わっていたが、やがてポツリと呟いた。 ...続きを見る

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2015/02/07 20:39
されど、龍は手を伸ばす。 204 ――無双OROCHI異聞録―――
「300年!?」 ...続きを見る

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2015/02/07 01:14
されど、龍は手を伸ばす。 203 ――無双OROCHI異聞録―――
 ボフン、と、音を立てて、キョウジは時空の奔流からその空間へと引っ張りだされる。 「でっ!!」  それまでふわふわと浮いていた身体が、いきなり重力に従って落下したものだから、キョウジはしこたま腰を打ってしまった。 「いてててて………」  痛む腰をさすりながら立ち上がると、何やらどこからか、泣き声が聞こえてくる。 (何だ………?)  その声の主が『子供』の様であったのが気になって、キョウジはきょろきょろと、その声の主を探した。ここが何処であれ何であれ――――『子供』が哀しいままなのは、... ...続きを見る

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2015/02/06 14:16
されど、龍は手を伸ばす。 202 ――無双OROCHI異聞録―――
 ハヤブサの方は『死』を、ことのほか冷静に受け止めてくれているのに、シュバルツはそうではなかった。まだ遺骸に縋りつき、あまつさえ、離れるのを嫌がるようなそぶりすら見せている。 (駄目だって! シュバルツ!! あそこに居る『龍の首』が、見えていないのか!?)  キョウジは懸命に怒鳴って、シュバルツの服を引っ張ろうと試みているのだが、やはり、その総て空回っていた。だが、龍の首が火の玉を吐いた瞬間、龍の忍者がシュバルツを抱えて脱兎のごとく走りだす。 (速っ……!)  そのスピードに驚いたキョウ... ...続きを見る

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2015/02/05 14:47
されど、龍は手を伸ばす。 201 ――無双OROCHI異聞録―――
 い…………いやいやいや。  いや待て、キョウジ・カッシュ。とりあえず落ち着こう。  心を落ちつけて、深呼吸をする。吸って……吐いて……吸って……吐いて……。 ...続きを見る

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2015/02/04 23:51
されど、龍は手を伸ばす。 200 ――無双OROCHI異聞録―――
「あははは……違うよ」 ...続きを見る

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2015/02/04 14:08
されど、龍は手を伸ばす。 199 ――無双OROCHI異聞録―――
  「第7章」 ...続きを見る

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2015/02/02 23:49
されど、龍は手を伸ばす。 198 (R−18) ――無双OROCHI異聞録―――
 皆さまこんばんは。おはようございます。こんにちは。農家の嫁です。  毎回毎回、この私の拙い小説を読みに来てくださって、ありがとうございます(*^^*) 気持ち玉へのクリックも、本当にありがとうございます。ものすごく励みになります(*^^*) ...続きを見る

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2015/02/01 23:55
されど、龍は手を伸ばす。 197 (R-18) ーー無双OROCHI異文録ーーー
 皆様こんばんは。農家の嫁です。  まさかのBIGLOBEさんの不具合で携帯からの投稿を試みています(^-^;。うまく投稿できるかな? ...続きを見る

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2015/02/01 00:07
されど、龍は手を伸ばす。 196 (R−18) ――無双OROCHI異聞録―――
 はい、みなさん、こんにちは。こんばんは、おはようございます。  またまたやってまいりました。前置き文の時間です(笑) ...続きを見る

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2015/01/30 14:11
されど、龍は手を伸ばす。 195 (R−18) ――無双OROCHI異聞録―――
 皆様、こんにちは、こんばんは。おはようございます。農家の嫁です。  寒いですが、皆様体調が大丈夫でしょうか?  毎度毎度の前置きコーナーがやってまいりましたwwww ...続きを見る

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2015/01/29 15:14
されど、龍は手を伸ばす。 194(R−18) ――無双OROCHI異聞録―――
 皆さまこんばんは。そしておはようございます。こんにちは。農家の嫁と申します。  え〜〜〜〜………ね。私の小説をずっと読み続けていらっしゃる方はだいたい察してくださっていると思いますが、「そう言う」場面の始まりでございます(^^; やっと、「BL小説」っぽくなってまいりました。『看板に偽りあり』と、言われなくて済む、と言ったところでしょうか。  ハヤブサさん×シュバルツさんです。  ハヤブサさんの攻め、とか、シュバルツさんの受けとか、そんなの嫌! 見られない! という方は閲覧注意です。この... ...続きを見る

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2015/01/29 01:40
されど、龍は手を伸ばす。 193 ――無双OROCHI異聞録―――
「それよりも――――早く、終わらせてしまおう」 ...続きを見る

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2015/01/28 15:40
されど、龍は手を伸ばす。 192 ――無双OROCHI異聞録―――
 ハヤブサに『キョウジ』と呼ばれた青年は、ハヤブサの方に振り返るなり、にこり、と微笑んだ。 「ねぇハヤブサ。一つ、真面目に聞いても良い?」  あまりにもいろいろな事が一度に起きすぎて、多少混乱気味になりかけていたハヤブサであったが、キョウジに質問されたことで、はっと我に帰った。 「な、何だ?」  戸惑いながらも問い返す。キョウジに聞きたい事はいっぱいあったが、とりあえず彼からの質問に答えねばとハヤブサは思った。 ...続きを見る

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2015/01/28 00:03
されど、龍は手を伸ばす。 191 無双OROCHI異聞録―――
「引き上げるぞ!!」 ...続きを見る

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2015/01/27 14:50
されど、龍は手を伸ばす。 190 ――無双OROCHI異聞録―――
 赦しがたい。  素戔鳴は既に二度、シュバルツを殺している。  そして今の言動行動――――彼は全くシュバルツを『理解』しようとしていない。ただ『滅殺すべし』の一点張りだ。絶望的に、話し合いが通じない相手なのだと感じる。 ...続きを見る

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2015/01/27 00:18
されど、龍は手を伸ばす。 189 ――無双OROCHI異聞録―――
「素戔鳴様……」 ...続きを見る

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2015/01/26 15:46
されど、龍は手を伸ばす。 188 ――無双OROCHI異聞録―――
 太公望の言葉を受けて、諸将は村人たちの間に入って行く。関羽もそれに倣い、入って行った。  こうして関羽は聞き続けた。  村人たちの話を。シュバルツがあの村で、どのように過ごしていたのかを――――  そして、最後には必ずこう言われた。 ...続きを見る

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2015/01/25 23:03
されど、龍は手を伸ばす。 187 ――無双OROCHI異聞録―――
「――――えっ?」 「化け物?」  張飛と趙雲が、驚いて素戔鳴が指さす方向に振り返る。その先には、青龍偃月刀を構える関羽と、その後ろに立つシュバルツの姿があった。 「関羽の兄貴が『化け物』な訳無いよな……。と、すると、後ろのあいつか……?」 「……………!」  張飛の言葉に、シュバルツの瞳が哀しみゆえに曇る。 ...続きを見る

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2015/01/24 23:10
されど、龍は手を伸ばす。 186 ――無双OROCHI異聞録―――
「ぐ………!」 ...続きを見る

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2015/01/24 09:21
されど、龍は手を伸ばす。 185 ――無双OROCHI異聞録―――
「……凄まじき『気』だな。黒の忍者」 ...続きを見る

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2015/01/23 14:08
されど、龍は手を伸ばす。 184 ――無双OROCHI異聞録―――
 名乗ると同時にシャッ!! と、音を立てて繰り出される、竜胆の一閃。 「ぬっ!!」  素戔鳴は僅かに体を動かしてかわすが、またすぐに竜胆の鋭い突きが襲いかかってくる。 「応ッ!」  流石に素戔鳴も、この槍には天叢雲の剣で対応していた。だが、繰り出される槍のスピードが、徐々に早いものになっていく。 「ハッ!!」  終には一度に2、3本の槍が繰り出されているように見えるようになった。対応していた剣がそのスピードについて行けず、素戔鳴の首飾りの一部が砕かれてしまう。 「猪口才なッ!!」 ... ...続きを見る

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2015/01/22 15:39
されど、龍は手を伸ばす。 183 ――無双OROCHI異聞録―――
「おのれっ!! ふざけるなッ!!」 ...続きを見る

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2015/01/21 17:00
されど、龍は手を伸ばす。 182 ――無双OROCHI異聞録―――
「だから、シュバルツを閉じ込める、なんて、土台無理な話なんだよ」 「いや、しかし――――! それでも俺の仕事を勝手に覗きに来たりしている事があるから危ないんだ!! せめて、そう言うことは止めさせないと……! 俺の仕事は、きな臭い物が多いから――――!」  万が一の間違いがあったら困る、とぼやくハヤブサに、キョウジはにこりと微笑んだ。 「だからと言って、シュバルツの自由意思を縛る権利なんて、私には無いよ」 「それはそうかもしれないが……! いざという時、シュバルツを押さえる手段だって無いと... ...続きを見る

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2015/01/20 19:40
されど、龍は手を伸ばす。 181 ――無双OROCHI異聞録―――
「おのれ!! 逃げるな!! 待てい!!」 ...続きを見る

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2015/01/19 23:07
されど、龍は手を伸ばす。 180 ――無双OROCHI異聞録―――
「何って……この作戦の成功を」 「いや――――俺が聞きたいのはそうじゃなくて!!」 ...続きを見る

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2015/01/18 12:54
されど、龍は手を伸ばす。 179 ――無双OROCHI異聞録―――
「だいたいだな……シュバルツ……」  ハヤブサはぴくぴくと引きつるこめかみを押さえながら、その肺に思いっきり息を吸い込んだ。 ...続きを見る

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2015/01/17 16:56
されど、龍は手を伸ばす。 178 ――無双OROCHI異聞録―――
 妙にうず高く積み上げられたそれを見た時、最初素戔鳴はそこに異形の者が居るのかと思った。だがすぐに、そうではないと気づく。 ...続きを見る

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2015/01/16 13:58
されど、龍は手を伸ばす。 177 ――無双OROCHI異聞録―――
 お前が守るべき民は、もう城内にいる。  もうお前が、戦う理由はない筈だ。  だから、絶対に出てくるな、シュバルツ。  素戔鳴の前には出るな――――! ...続きを見る

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2015/01/15 13:48
されど、龍は手を伸ばす。 176 ――無双OROCHI異聞録―――
「素戔鳴は『神』と言うだけあって、雨と風と雷を――――その手で自在に操る。多少の攻撃を受けても怯まない。そして、素戔鳴の雷には、気絶効果を伴う物もある様だ」 「なるほど……」 「手ごわそうですね……」 「ああ! 早く手合わせをしてみてぇなぁ!」  張飛のその言葉が、関羽や趙雲の気持ちを代弁しているのだろう。二人ともがうんうん、と頷いていた。 「素戔鳴の性格は、どのような感じなのでしょうか」 「性格か………」  孔明の質問に、ハヤブサは暫し考え込む。 「剣を合わせた印象でしか語れな... ...続きを見る

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2015/01/14 15:32
されど、龍は手を伸ばす。 175 ――無双OROCHI異聞録―――
「素戔鳴は仙界軍の将だ。だがその思考は、少し偏っている」 「と、いうと?」  シュバルツの問いにハヤブサは淡々と答える。 「人間は、取るに足らぬもの。妖魔は、徹底的に殲滅すべきものだと思っているんだ」 「―――――!」 「何だとォ!?」  ハヤブサの言葉に、その場にいた者は皆息を飲み、張飛はいきり立ちだした。 「俺の意見じゃない。素戔鳴の物だ」  噛みつかんばかりに睨みつけてくる張飛に対して、ハヤブサは少し鬱陶しそうに返す。関羽に「張飛、止めんか!」と、たしなめられて、張飛はブツ... ...続きを見る

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2015/01/13 15:44
されど、龍は手を伸ばす。 174 ――無双OROCHI異聞録―――
 しばし、幕舎の中を奇妙な沈黙が覆う。  先にそれを破ったのは軍師孔明の方であった。 「………何やら、込み入った事情がある様ですね……」  彼は一つ小さく息を吐くと、玄徳の方に振り返った。 「殿、少し場所を変えましょう。ここではどのような目や耳があるか分かりませんので……」 「それもそうだな」  孔明の提案に、皆は従うことにした。 ...続きを見る

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2015/01/12 17:38
されど、龍は手を伸ばす。 173 ――無双OROCHI異聞録―――
「ここならば、落ち着いて話もできよう。狭い所だが、入ってくれ」  玄徳が案内してくれたのは、炊き出しの広場のすぐ近くに設えられた幕舎の中だった。どうやらここが避難して来た者たちへの対応をする仮本部の様な物になっているらしかった。 「それにしても驚いたな………。妖魔と人間が、本当に手を取り合えているとは――――」  席に着くなり、玄徳が一番にそう口を開く。それに対して妖魔の長と村の村長は、嬉しそうに互いの顔を見合わせた。 「『妖魔』と言ってもいろいろいる。何も、人間に敵対心を燃やす部族... ...続きを見る

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2015/01/10 22:50
されど、龍は手を伸ばす。 172 ――無双OROCHI異聞録―――
「ええ。出ていません。全員無事に、逃げ切る事が出来ました」 「わしらの方も、多少怪我人が出たが、全員生きているぞ」  そう言いながら妖魔の長もこちらに歩いてくる。その言葉を聞いたシュバルツはホッと胸を撫で下ろし、ハヤブサは小さくガッツポーズを作っていた。太公望はその言葉の通り、『全員』を救った事になる。本当に――――すごい事をやってくれた。 ...続きを見る

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2015/01/09 14:32
されど、龍は手を伸ばす。 171 ――無双OROCHI異聞録―――
「シュバルツ……」 「ハヤブサ……彼女が、急に――――」  そう言いながら心配そうに甲斐姫の様子を伺っているシュバルツ。その様があまりにも可愛らしいものだから、ハヤブサの中で本当に何かが切れそうになってしまう。「シュバルツ!!」と叫んで抱きしめそうになるのを、彼は懸命に堪えなければならなかった。 ...続きを見る

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2015/01/08 00:30
されど、龍は手を伸ばす。 170 ――無双OROCHI異聞録―――
 だが、シュバルツのその言葉に甲斐姫は首を振った。 「いえ、大丈夫です! 行きます!!」  彼女は肩で息をしながらも、きっと顔を上げる。その眼差しは、シュバルツを見つめると言うよりも、睨み据えていた。まるでこのままここから追い返されたら、100年先まで恨まれそうな目つきだ。 「ちょ、ちょっと甲斐……!」  友人のその目つきの悪さに孫尚香はちょっと引き気味になり、シュバルツも苦笑する。しかし闘志を失わないその彼女の姿勢に、もう少し修業をつけてやるのも良いかと彼は思った。 「よし! なら行... ...続きを見る

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2015/01/06 08:55
されど、龍は手を伸ばす。 169 ――無双OROCHI異聞録―――「
「さあ、残りの半分は、百々目鬼軍と戦いに行くぞ!! 野郎ども!! ついて来い!!」  張飛の号令に、兵士たちから、おおっ!! と、力強い声が返ってきた。 ...続きを見る

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2015/01/04 00:59
されど、龍は手を伸ばす。 168 ――無双OROCHI異聞録―――
 そうしてしばらく敵を蹴散らし、援軍が来ている事を叫び、民達を誘導しながら戦い続けていた関羽であったが、やがて、1人の青年に声をかけられた。 「貴殿が、関羽殿か!?」  振り返る関羽の視界に、こちらに向かって走って来ているシュバルツの姿が飛び込んでくる。 「そなたは……!」 「私の名はシュバルツ・ブルーダーと申します。劉備殿が、援軍を出してくれたのですか!?」 「ああ………」  関羽はうっかりシュバルツの名前を呼びそうになったのだが、先にシュバルツの方から名乗ってくれたので、ほっと胸... ...続きを見る

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2014/12/31 18:16
されど、龍は手を伸ばす。 167 ――無双OROCHI異聞録―――
 その頃、走り続ける村人たちの先頭の方でも変化が起こっていた。目指す劉備の城の方から、土煙が上がっているのが見えたからである。 「何だ?」  訝しむ村人たちと妖魔たちの視界に、一騎の赤毛の馬に乗った武将の姿が入ってくる。その武将は、見る間にこちらの集団の方に近づいてきた。豊かな髯を湛え、身の丈9尺の偉丈夫はこちらの集団を確認すると、大音声で呼び掛けて来た。 ...続きを見る

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2014/12/29 16:52
されど、龍は手を伸ばす。 166 ――無双OROCHI異聞録―――
「前の時間軸の戦いが終わってからも、私はずっと考えてた……。どうすればよかったんだろう、何がいけなかったんだろうって」 「…………」 「私が一度に守れるのは、どう足掻いたってせいぜい一人か二人。その間に貴方はたくさんの人を守っていた……。現に、私も何度も守られた……。そして、貴方に多くの傷を負わせてしまった……」  そして自分は、傷だらけのまま再び戦場に舞い戻ろうとするシュバルツを、止める事さえできなかった。あまりにも未熟だった自分。ただ、苦い後悔だけが残された。 「だから、ずっと考... ...続きを見る

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2014/12/27 23:44
されど、龍は手を伸ばす。 165 ――無双OROCHI異聞録―――
「分かりやした! では、我々はそちらへ向かいます!」 「ハヤブサ殿も、御気をつけて!!」  妖魔の一団はそう言葉を残して、踵を返して走り去っていく。 「さあ、来い!!」  一人残ったハヤブサは、刀を正眼に構えなおしていた。 ...続きを見る

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2014/12/27 00:55
されど、龍は手を伸ばす。 164 ――無双OROCHI異聞録―――
 妖魔たちは敵も味方も、驚嘆の中に居た。 ...続きを見る

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2014/12/24 23:27
されど、龍は手を伸ばす。 163
「ハヤブサ。劉備殿の援軍は、あてにして良いのか?」 「…………!」  シュバルツからの問いに、ハヤブサは一瞬考える。だがすぐに「ああ」と頷いた。あの孫尚香の援軍の要請に、あの関羽が応えぬ筈がない。 「そうか……。なら、援軍が来るまでが勝負だな。何処まで持ちこたえさせることができるかだ」  シュバルツのその言葉に、皆が頷く。ハヤブサも、入りかけていた肩の力が少し抜けた。  そうだ。前の時とは状況が違う。  あの時は夜で、敵味方の区別もつかなかった。そして、素戔鳴の襲撃がいつあるかも分か... ...続きを見る

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2014/12/22 23:20
されど、龍は手を伸ばす。 162 ――無双OROCHI異聞録―――
「分かりました」  劉備にこうも強く言われてしまっては、孔明としてもこれ以上反対する事は出来ない。彼も頷いた。 「では関羽。尚香殿と共に行ってくれるか?」 「はっ!」 「兄者! 俺も行っても良いか!? 何だか面白そうだ!!」  張飛の言葉に玄徳は苦笑する。 「張飛が行くのなら趙雲も一緒に連れて行け。張飛……くれぐれも、暴れすぎるなよ」 「分かってるって!」 「では、行って参ります」  関羽に続いて張飛、趙雲も櫓の上から駆け降りて行く。皆が出て行ってから、玄徳は孔明の方に振り返っ... ...続きを見る

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2014/12/21 17:38
されど、龍は手を伸ばす。 161 ――無双OROCHI異聞録―――
「ご報告申し上げます!」 「どうした?」  問い返す劉備に、兵士は畏まって拱手してから口を開く。 「はっ! 城外に孫尚香様がお見えです! 開門を呼びかけています!」 「尚香殿が?」  怪訝な顔をする玄徳に対して、関羽は「来た」と、思った。少し早いと思いもしたが、孫尚香が自ら判断してこのタイミングで来たのだろう。 ...続きを見る

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2014/12/20 01:47
されど、龍は手を伸ばす。 160 ――無双OROCHI異聞録―――
「どうした? 関羽。何を驚いている?」 「あ……。いや………」  劉備に聞かれて、関羽は返事に窮してしまう。どうしてここに劉備が居るのか――――今の自分は咄嗟に理解できないからだ。 「どうしたよ? 兄貴?」 「――――!」  さらに張飛まで現れて、関羽はさらに混乱する。 (こ……これは……! まさか、太公望殿の『策』の為せる業か?)  そう思いながら周りを見回すと、孔明と趙雲の姿まであった。 (もう間違いない……! これは、太公望殿の介入が働いているのだ。しかし、何故――――?)... ...続きを見る

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2014/12/18 16:46
されど、龍は手を伸ばす。 159 ――無双OROCHI異聞録―――
「では、行こう! 劉備殿の城へ――――!」  こうして、村人たちと妖魔たちは、城へ向かって移動を開始した。始まったのだ。今度こそ、皆が生き延びる道を掴み取る、戦いが。 ...続きを見る

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2014/12/17 14:43
されど、龍は手を伸ばす。 158 ――無双OROCHI異聞録―――
「駄目だ……! こんな時に………ッ!」 ...続きを見る

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2014/12/16 01:10
されど、龍は手を伸ばす。 157 ――無双OROCHI異聞録―――
「助かります」  ハヤブサは長老の言葉に丁寧に頭を下げる。この『土地神』からは、今のところ不吉な物を感じる訳ではなかったが、物が『御神体』なだけに、不用意にそれを傷つける事を、ハヤブサは何としても避けたいと思った。『神の呪い』とは、時に理不尽な物である。御神体が傷つけられた事によって、その呪いが自分に牙を剝く分には一向に構いはしなかったが、万が一シュバルツにそれが向いてしまったら。  それを考えると、背筋に寒気が走る。  いろいろとお膳立てをしてくれた太公望のためにもシュバル... ...続きを見る

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2014/12/14 12:34
されど、龍は手を伸ばす。 156 ――無双OROCHI異聞録―――
「しかし……!」 「馬は何処だ? 案内してやってくれ」  ハヤブサのその言葉に、1人の村人が頷いて、孫尚香に声をかけた。 「分かりました! こちらです!」 「ありがとう!」  その言葉を残して、孫尚香は踵を返していく。 「ハヤブサ……! 大丈夫なのか?」  シュバルツの問いかけにハヤブサは頷く。 「大丈夫だ、シュバルツ。言った筈だ。劉備殿の城に居る関羽殿は、総てを承知してくれていると」 「ハヤブサ……」 「信じてくれシュバルツ。俺たちは皆を救うために、ここに来ている。その為に... ...続きを見る

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2014/12/13 01:43
されど、龍は手を伸ばす。 155 ――無双OROCHI異聞録―――
「でも、シュバルツさんはあの時、何もしゃべってはいないんでしょう?」 「そうらしいな」  ハヤブサの言葉にケイタも「そうなんだ……」と口の中で呟きながら、尚も首を捻っていた。 「どうした?」 「あ……えと、その……」  ハヤブサに問い返されて、ケイタはしどろもどろになってしまう。ケイタはハヤブサとシュバルツの声がとても似ている事に気づいてしまった。だけど、それをハヤブサに告げていい物かどうか、迷っていた。  ハヤブサも、ケイタがこちらをちらちら見ながら口ごもっている理由を何となく察し... ...続きを見る

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2014/12/10 22:34
されど、龍は手を伸ばす。 154 ――無双OROCHI異聞録―――
「では皆――――急ぐのじゃ! 襲撃されぬうちに、脱出しよう!」 ...続きを見る

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2014/12/10 00:36
されど、龍は手を伸ばす。 153 ――無双OROCHI異聞録―――
「こ、これは一体……?」 「どう言うことだべか……」  突如として現れた桃の花の舞に、村人たちはただ茫然とするしかない。「うわ〜! すご〜い!」と、子供たちは無邪気に喜び、女衆たちの中には「綺麗……」と、見とれる者もいた。 「……………」  ハヤブサの目の前に、ひとひらの桃の花が舞い落ちてくる。掌を差し出すと、その薄紅色の桃の花は、彼の手の上にふわりと収まった。 (これは……どう判断すればいいんだ? 特に不吉なものを感じる訳ではないが……)  桃の花を運んできた風はひたすら優しく、花... ...続きを見る

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2014/12/08 23:13
されど、龍は手を伸ばす。 152 ――無双OROCHI異聞録―――
 皆の注目を集めたハヤブサが訴える。それで皆も、ようやくはっと我に帰ったようだった。 「そうだな。今はこういう事をしている場合では無いべ」 「とにかく早く、脱出しないと―――」  皆は口々にそう言うのだが、村人たちはそこから動こうとしなかった。まだ、未練の様な物があるのだろう。 (これは……何か区切りをつけさせてやらないと、皆、動けないだろうな……。しかし、どうしたものか――――)  シュバルツがそう考えていると、そこに村長と長老がやってきた。 ...続きを見る

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2014/12/07 21:21
されど、龍は手を伸ばす。 151 ――無双OROCHI異聞録―――
 そう言って村人は、祭壇の方に手を合わせて頭を下げる。 「シュバルツさん……。えと……つまり、この人たちは………」  おずおずと、甲斐姫が声をかけて来た。 「泣いている、貴方の姿を見て………」 「―――――!」 「どうも……ここの『土地神様が泣いている』と、感じちゃったみたいで………」 ...続きを見る

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2014/12/05 00:55
されど、龍は手を伸ばす。 150 ――無双OROCHI異聞録―――
「……………」 ...続きを見る

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2014/12/04 00:24
されど、龍は手を伸ばす。 149 ――無双OROCHI異聞録―――
「シュバルツ……!」 「どうして……! 結局私は何もできずに――――!」  そう言って泣きじゃくる、愛おしいヒト。 「…………!」  ハヤブサは慰める言葉を失ってしまって、ただ、抱きしめることしか出来なくなってしまった。 ...続きを見る

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2014/12/02 20:02
されど、龍は手を伸ばす。 148 ――無双OROCHI異聞録―――
「……………!」  ハヤブサは思わず息を飲んでいた。 ...続きを見る

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2014/12/01 15:29
されど、龍は手を伸ばす。 147 ――無双OROCHI異聞録―――
「それでは、わしらは避難の準備をするべ!!」 「準備ができたものから、広場に集合だ! 急ぐべ!!」  村人たちはそう言いながら、慌ただしく集会所を出て行く。 「親父さん。わしらも避難を手伝った方がいいんじゃ――――?」 「そうじゃな……。急いで村に帰って、若い物を連れて来よう」  そう言って集会所から出て行こうとする妖魔たちを、ハヤブサが「待ってくれ!」と、呼び止めた。 「貴方がたの村も、避難した方がいい。百々目鬼軍の攻撃対象に、貴方がたの村も入っている。百々目鬼は人間と妖魔が交... ...続きを見る

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2014/11/30 01:17
されど、龍は手を伸ばす。 146 ――無双OROCHI異聞録―――
 その問いかけに、ハヤブサが立ち上がった。 「避難場所については、俺から提案がある。ここから西に10里ほど行った場所にある、劉備殿が統治する城だ」 「劉備殿……」 『劉備』の名に、場が少しざわつく。  前の時間軸では、村人たちは『劉備』の事をあまり知らなかった。だが、この時間軸では―――― 「劉備殿か……確かに、あの方ならば、わしら民を受け入れてはくださるだろうが――――」 「民を思いやる、名君だという噂だからな……」 「城下町にも行商に行ったが、そんなに悪い印象は受けなかったなぁ... ...続きを見る

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2014/11/28 20:45
されど、龍は手を伸ばす。 145 ――無双OROCHI異聞録―――
 死なせたくない。今度こそ。  そう――――強く、願う。 「シュバルツさん。私たち、貴方たちを助けに来たんです」 「今度こそ、皆を助けたい――――そう願っています」  ハヤブサの心を代弁するように、甲斐姫と孫尚香が口を開く。 「シュバルツ……」 「……………」  ハヤブサからも懸命に見つめられ、さすがにシュバルツも、遂に決意したように顔を上げた。 ...続きを見る

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2014/11/27 14:18
されど、龍は手を伸ばす。 144 ――無双OROCHI異聞録―――
「襲われる!? この村が!?」  ハヤブサの話を黙って聞いていたシュバルツが、思わず声を上げる。その言葉に、皆が頷いた。 「ああ。襲われる。このままこの村に留まり続けていれば全滅だ」 「…………!」  ハヤブサの言葉に茫然とするシュバルツ。ただ、前に話した時と、シュバルツの反応が微妙に違っている。だからハヤブサは、その違いが何なのかを、少し確かめてみる事にした。 「何故襲われるか……分かるか?」 「………原因は、いろいろ考えられるが………」 (やはり………!)  ハヤブサは確... ...続きを見る

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2014/11/26 04:12
されど、龍は手を伸ばす。 143 ――無双OROCHI異聞録―――
 ケイタが怪訝そうな顔をしてこちらを見つめてくる。それに対して孫尚香たちは苦笑した。 「あははは……。何でも無いのよ」 「それよりもあなた、名前は何て言うの?」 「ケイタだよ!」  孫尚香の質問にケイタが元気に答える。これでケイタの名前を出しても不自然じゃなくなったと感じて、3人はホッと胸を撫で下ろしていた。 「君たちは、ハヤブサと仲間になっているのか?」  シュバルツの質問に、女性二人はこくりと頷く。 「はい、そうです」 「私たちはハヤブサさんと共に、妖魔を倒すために――――」... ...続きを見る

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2014/11/24 22:55
されど、龍は手を伸ばす。 142 ――無双OROCHI異聞録―――
  「第6章」 ...続きを見る

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2014/11/23 23:12
されど、龍は手を伸ばす。 141 ――無双OROCHI異聞録―――
「御館様……」  茫然と自分を見つめてくる部下に、北条氏康はその面にふっと笑みを浮かべる。 ...続きを見る

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2014/11/21 15:39
されど、龍は手を伸ばす。 140 ――無双OROCHI異聞録―――
「そうか」  ハヤブサの答えに武蔵は満足そうに頷くと、その面にニカッと笑みを浮かべた。 「ハヤブサ! 今度は絶対勝てよ? で、帰ってきたらもう一回手合わせをやろうぜ!」 「承知した」  ハヤブサも頷き、ほっと一つ息を吐いた。以前と同じかそれ以上に動いてくれた身体が、ハヤブサには素直に嬉しく感じられた。 (良かった……。これでもう一度、シュバルツを助けに行ける……)  とにかく一度龍剣を取りに幕舎に戻ろうと、ハヤブサは踵を返す。そこで、木陰から隠れるようにこちらの様子を伺っていた甲斐姫... ...続きを見る

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2014/11/20 10:16
されど、龍は手を伸ばす。 139 ――無双OROCHI異聞録―――
「もういい筈じゃ。ハヤブサ、立ち上がってみるんじゃ」 ...続きを見る

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2014/11/19 02:02
されど、龍は手を伸ばす。 138 ――無双OROCHI異聞録―――
(甲斐様……)  無理して笑い続ける友人の姿に、かぐやの胸が締め付けられる。 (やはり……早く、先の悲劇を御救いしなければならない……)  強く感じてかぐやもまた顔を上げた。太公望がどうやって時間の流れを書き換え、状況を動かしているのかが自分では分かりかねるが、前に進んでいるのは確かな事なのだろう。 ...続きを見る

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2014/11/17 23:09
されど、龍は手を伸ばす。 137 ――無双OROCHI異聞録―――
「そうなんだ……」  孫尚香の言葉に、甲斐姫は一瞬複雑な表情をする。だがすぐに、その面に笑みを浮かべた。 「すごいじゃん!! 頑張って来てよ!!」 「甲斐………」  無理やり笑みを浮かべている友人の姿に、孫尚香は逆に瞳を曇らせた。 「私はここで……応援しているからさ」 「一緒には来ないの?」 ...続きを見る

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2014/11/17 00:32
されど、龍は手を伸ばす。 136 ――無双OROCHI異聞録―――
「いえ、大丈夫です」  かぐやはその言葉に首を振る。 「太公望様の策、私も早く推し進めたいのです」 「それは……何故だ?」  少し、怪訝な顔をして問う女媧に、かぐやは「それは……」と、言ったきり言い淀んでしまう。ただ、そう言いながらちらりと視線を走らしたその先には、遠くの方を見つめながら佇んでいる、甲斐姫の姿があった。 「………友人のため、か?」  女媧の言葉に、かぐやは静かに頷いた。 「沈む甲斐様のお心を御救いするには、先の悲劇を早く御救いするしかない... ...続きを見る

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2014/11/15 21:57
されど、龍は手を伸ばす。 135 ――無双OROCHI異聞録―――
「ハヤブサ? 大丈夫かい?」 「―――――!」  ねねに声を掛けられて、ハヤブサははっと我に帰る。 「ああ………」  軽く答えて茶をすすった。その様子にねねは苦笑すると、一つ息を吐いてハヤブサから離れた。 「とにかくゆっくり食べて、良く休むんだよ? 食器はそのまま置いておいてくれたら、また下げに来るから――――」 「ありがとう」  そう言って軽く頭を下げるハヤブサにねねも笑顔を返すと、そのまま幕舎から出て行った。「無理するなよ」と、言い置いて、武蔵もその後に続いて出て行く。 「…... ...続きを見る

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2014/11/14 15:37
されど、龍は手を伸ばす。 134 ――無双OROCHI異聞録―――
  「第5章」 ...続きを見る

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2014/11/13 07:40
されど、龍は手を伸ばす。 133 ――無双OROCHI異聞録―――
「かぐやよ。一つ確認したいのだが――――ここに居るハヤブサとシュバルツの間には、過去の接点が出来ている。と、言う事は、ハヤブサの縁を使って、先程の戦に戻ることは可能だな?」 「はい。左様にございます」  太公望の確認に、かぐやは頷いた。 「ケイタ様の縁をたどり、ハヤブサ様が過去に行かれた事によって、ハヤブサ様とシュバルツ様の間には、新たな縁が産まれてございます。ですから、ここにいるハヤブサ様の縁を使って、先の戦の場に戻ることは可能にございます」  かぐやの説明に、太公望は「うん」と頷く。... ...続きを見る

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2014/11/11 23:59
されど、龍は手を伸ばす。 132 ――無双OROCHI異聞録―――
「ごめんなさい……! 私がもう少し、しっかりしていれば――――」  報告の途中から、既にしゃくりあげていた甲斐姫は、涙ながらに謝罪の言葉を口にする。それに対して「いや、違う」と、声を上げたのは関羽だった。 「一番責めを負うべきは拙者だ……。拙者がもう少し早く、尚香殿を信じられていたら………もう少し、あの仁王に対して踏み込めていたら――――」 「関羽将軍……」  戦が終わって城に帰った後も、ずっと硬い表情を崩さなかった関羽。彼は目の前であの『悲劇』を見てしまったのだ。目の前に居ながらそれを... ...続きを見る

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2014/11/10 14:54
されど、龍は手を伸ばす。 131 ――無双OROCHI異聞録―――
「あ……あ………! あ―――――!」 ...続きを見る

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2014/11/09 00:47
されど、龍は手を伸ばす。 130 ――無双OROCHI異聞録―――
「い……何時だ……?」  震えながら問うハヤブサに、シュバルツは淡々と答え続ける。 「最初に……お前を庇った、あの時に……」 「―――――!」 「避けきれなくて……少し、掠ったみたいなんだ……」 「シュバルツ……!」 「駄目だな……。確かに、お前が言った通り……全然、治せなかったよ……。ハヤブサ……」 「―――――ッ!」 ...続きを見る

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2014/11/07 13:40
されど、龍は手を伸ばす。 129 ――無双OROCHI異聞録―――
 兵士たちを一通り打ち払った後、関羽は素戔鳴の方に改めて一歩、踏み出した。 「手負いの身か――――」  青龍偃月刀を構えながら、関羽は呟いた。目の前の仁王然とした男は、刀を握る右手と、左の肩口から腹にかけて傷を負っていた。 ...続きを見る

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2014/11/06 14:24
されど、龍は手を伸ばす。 128 無双OROCHI異聞録―――
「―――何だと?」  思わず素戔鳴は警戒してその足を止めていた。  何故なら――――龍の忍者の眼差しが、まだ勝負を捨てていないように感じられたからだ。 (少し遠いな……)  ハヤブサは、素戔鳴と自分達の距離が少し開いている事に苦笑する。この距離では、自分達の自爆に、素戔鳴を完全に巻き込むことは不可能だ。 ...続きを見る

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2014/11/05 14:20
されど、龍は手を伸ばす。 127 ――無双OROCHI異聞録―――
「――――ッ!」 「共に……死んでくれ、シュバルツ……」 「ハヤブサ……ッ!」 「俺と、共に――――」 「…………ッ!」 ...続きを見る

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2014/11/03 23:37
されど、龍は手を伸ばす。 126 ――無双OROCHI異聞録―――
「俺の身体には自爆用の爆薬が仕掛けてある。これは、俺の身体と、その周囲を――――粉々に吹き飛ばす程度の威力を備えたものだ……」 「―――――!」 「元々これは……素戔鳴と相討ち用に、準備したものだがな……」  そう言いながら苦笑する龍の忍者を、シュバルツは何とも言えない気持ちで見つめる。やはりハヤブサは、この戦いに赴く前から『死』を覚悟していた。過去に自分が『死んだ』と言うこの戦場の厳しさを、シュバルツは改めて痛感する。益々彼に、自分の犠牲の肩代わりをさせてはならない、と、思った。 「今... ...続きを見る

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2014/11/02 23:47
されど、龍は手を伸ばす。 125 ――無双OROCHI異聞録―――
 だが、これは賭けだ。  危険な賭け――――  これをやったからと言って、シュバルツを100%守れると言う保証はない。下手をしたら、自分ともども、共倒れになってしまう可能性もある。  しかし素戔鳴に斬られてしまったら、シュバルツは本当に終わりだ。粉々に砕け散って、確実にこの世から消滅してしまう。だが今思いついた方法をとれば、シュバルツの死の可能性が限りなく100%ではなくなるのだ。 ...続きを見る

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2014/11/01 16:40
されど龍は手を伸ばす。 124 ――無双OROCHI異聞録―――
「交換条件だ。シュバルツ……。汝が吾に大人しく斬られると言うのであれば――――」 「黙れ!! 聞くな!! シュバルツ!!」  叫ぶと同時に、ハヤブサから手裏剣が放たれる。だがその手裏剣は、素戔鳴の身体に到達する前に、天叢雲の剣によって弾き返されてしまった。 「猪口才(ちょこざい)な!!」  怒鳴り声と共に、ハヤブサに向かって振り下ろされる剣。そこから発せられる剣圧が、刃となって容赦なくハヤブサに襲いかかってくる。 「――――ぐッ!!」  既に満身創痍のハヤブサが、それを防ぎきれる訳も... ...続きを見る

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2014/10/30 20:13
されど、龍は手を伸ばす。 123 ――無双OROCHI異聞録―――
「ハヤブサ……!」  シュバルツの何度目かの呼び掛けに、ようやく龍の忍者は瞳を開けた。 「……シュバルツ……。怪我は……無い、か……?」 「…………!」 (何故………!)  シュバルツはたまらず天を仰ぐ。 ...続きを見る

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2014/10/29 18:46
されど、龍は手を伸ばす。 122 ――無双OROCHI異聞録―――
(素戔鳴が武器を落としている……! 今のうちに――――!)  シュバルツは体勢を立て直して、ハヤブサを抱えて素戔鳴の前から逃れようとする。しかし、周りを弓兵にぐるりと取り囲まれてしまい、下手に身動きできない状態になってしまった。しかもハヤブサが、素戔鳴からシュバルツを庇うようにその前に出て、シュバルツがそこから出ようとするのを押さえこむようにしている。 「シュバルツ……! 絶対に俺より前に出るなよ!!」  シュバルツをその身の後ろに庇いながら、ハヤブサは思った。  素戔鳴が武器を落として... ...続きを見る

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2014/10/28 21:37
されど、龍は手を伸ばす。 121 ――無双OROCHI異聞録―――
 ふうっと、大きな息を吐き、ハヤブサは呼吸を整える。 とにかく、シュバルツに敵を近づけさせない事が絶対条件だ。手が使えないシュバルツは、接近戦はどうしたって不利になる。それを防ぐのが自分の役割なのだ。  矢と兵士が、また同時に襲いかかってくる。ハヤブサの放ったクナイは、また過たずに兵士の眉間を割った。その間にシュバルツは矢を避ける。そして間髪入れずに、また矢と兵士。今度は兵士の数は二人になった。 「兵は任せた!!」 「――――!」  シュバルツのその言葉に、彼からの盤石の信頼を感じ... ...続きを見る

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2014/10/27 09:23
されど、龍は手を伸ばす。 120 ――無双OROCHI異聞録―――
「ああ………」  シュバルツの、ある意味最もな危惧に、ハヤブサは己が動かない左足を意識する。確かにこの足の状態では、何かと不自由は付き纏いそうだった。しかし、こんな不自由など、些細なことだ。 「別に問題ないだろう。お前が俺の上で動いてくれれば――――」 「おおっと!! 足が滑った!!」 ...続きを見る

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2014/10/24 22:37
されど、龍は手を伸ばす。 119 ――無双OROCHI異聞録―――
(駄目だ……! そんな事を思っては――――!)  ハヤブサは、自身の中にもたげてきた『欲』に、懸命に抗おうとする。  シュバルツに、自分を守らせる様な事をさせては駄目だ。そんな事をさせてしまったら、それこそ彼は自身の身を顧みることなく、守ろうとする対象を守りぬいてしまうだろう。だがそれは、仙界軍が相手では、文字通りシュバルツを殺す行為になってしまう。   それは嫌だ。  自分が、シュバルツの死の原因の一翼を担ってしまう――――そんな事になるぐらいなら、今ここで死んでしまった方が、よほ... ...続きを見る

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2014/10/21 23:37
されど、龍は手を伸ばす。 118 ――無双OROCHI異聞録―――
 シュバルツは、そんなハヤブサを少し哀しげな眼差しで見つめていたが、やがて口を開いた。 「では、ハヤブサは……逆の立場になった時……私か危険にさらされていると知れば―――――お前は、助けに来ないのか?」 「――――ッ!」  痛い所を突かれて、ぐっと言葉に詰まるハヤブサ。 ...続きを見る

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2014/10/20 13:53
されど、龍は手を伸ばす。 117 ――無双OROCHI異聞録―――
「シュバルツ……!」  龍の忍者は足掻き続ける。 ...続きを見る

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2014/10/19 08:26
されど、龍は手を伸ばす。 116 ――無双OROCHI異聞録―――
 その時。 ...続きを見る

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2014/10/18 01:09
されど、龍は手を伸ばす。 115 ――無双OROCHI異聞録―――
「汝(なれ)の腕、人間にしては見事――――。もう少し深く踏み込まれておったなら、吾は骸になっていたかもしれぬ」  そう言いながら素戔鳴は、己が斬られた部位を撫でさする。浅いとはいえ、それなりにダメージはあったようだ。 「大技を放った後は、必ず隙が出来るものだ……」  そう言いながらハヤブサは、己が顔を覆っている覆面を外す。相手に最期の礼をつくす意味合いもあるが、それよりももっと――――相手の『油断』を誘うつもりで、ハヤブサはそれをしていた。 ...続きを見る

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2014/10/17 02:08
されど、龍は手を伸ばす。 114 ――無双OROCHI異聞録―――
 あきらめない。  まだ――――あきらめたくない。  シュバルツ……! お前を守るために……! ...続きを見る

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2014/10/16 15:17
されど、龍は手を伸ばす。 113 ――無双OROCHI異聞録―――
「目の前の森を抜けて、川を渡った向こう側にもう一つ森がある。そこで私たちは、ハヤブサさんとはぐれたの!」 「承知した! では行くぞ!! 赤兎!!」  関羽の呼び掛けに応える様に、赤兎馬も高くいななく。 「飛ばすぞ!! ついて来い!!」  関羽が勢いよく赤兎馬に拍車をかけると、それに応えた赤兎馬が、猛然と走りだした。『人中の呂布、馬中の赤兎』と、称えられ、1日に千里を走ると万人に謳われるその赤毛の『汗血馬』は、関羽をあっという間にはるか前方へと運んでいく。 「関羽様に続け!!」  兵士... ...続きを見る

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2014/10/15 16:15
されど、龍は手を伸ばす。 112 ――無双OROCHI異聞録―――
「待って下せぇ!! 尚香さん!!」  馬を駆って村人たちの最後尾に向かおうとした孫尚香を呼びとめる者が居た。村人たちと共に逃げてきた、妖魔たちである。 「我々も戦います!」 「わしらは鋭い牙と爪を持っている。人間たちよりは役に立つだろう」 「貴方たち……!」  振り返る孫尚香を、妖魔たちは真剣なまなざしで見つめる。その眼差しがぶれないと見て取った彼女は、妖魔たちの申し出を受ける事にした。今は1人でも2人でも村人を助けるために、手が必要だったから。 「じゃあ、お願い!!」  短く叫ん... ...続きを見る

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2014/10/14 13:04
されど、龍は手を伸ばす。 111 ――無双OROCHI異聞録―――
 そう言って孫尚香は、懸命に関羽を見つめる。そのまっすぐな眼差しは、決して逸らされる事はない。 「むむっ」  関羽は髯をしごきながら、少し考え込んでしまっていた。前方の森で火の手が上がった所を見ても、この前方で何かが起こっている事は、ほぼ間違いないと見て取れた。しかし、関羽には孫尚香の後ろに控えている『妖魔』の存在が、どうしても引っかかってしまう。 「………………」  妖魔たちの方も、先程からちらちらと関羽がこちらに視線を走らせている事に気がついていた。自分達の存在が、援軍に二の足を踏ま... ...続きを見る

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2014/10/12 01:21
されど、龍は手を伸ばす。 110 ――無双OROCHI異聞録―――
(ああ、ハヤブサは、大丈夫だ)  森の中を走りながらシュバルツは思った。  きっと大丈夫。  彼は決して『独り』ではない。  彼にはもう『仲間』が居る。  彼の事を思いやり、支えようとする仲間が――――。 ...続きを見る

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2014/10/09 23:43
されど、龍は手を伸ばす。 109 ――無双OROCHI異聞録―――
「貴方の考えは……変わらないのね。分かったわ……!」  甲斐姫は、自分の得物である金拵(きんこしら)えの『浪切』と呼ばれる形状の剣を、ジャッと、音を立てて構える。この剣は鞭状になっていて、伸縮自在の独特の動きをする武器であった。 「だけど、私の考えも変わらない。……はっきり言うわ。ハヤブサさんは、貴方が自分を助けに来る事など望んではいない。そして、貴方は『独り』でハヤブサさんを助けに行くべきではない。どうしても行きたいと言うのであるならば……少なくとも援軍を待って、皆で一緒に行くべきだわ」 ... ...続きを見る

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2014/10/08 23:07

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