農家の嫁の日記

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zoom RSS されど、龍は手を伸ばす。 197 (R-18) ーー無双OROCHI異文録ーーー

<<   作成日時 : 2015/02/01 00:07   >>

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 皆様こんばんは。農家の嫁です。
 まさかのBIGLOBEさんの不具合で携帯からの投稿を試みています(^-^;。うまく投稿できるかな?

 まだBL場面が続いてますので、苦手な方は閲覧注意です(^-^;
 ハヤブサさん×シュバルツさんです。
 読める方だけ、続きよりどうぞ〜(*^▽^)/★*☆♪

 追記: 不具合、直ったみたいです。
 文章の形態がおかしくなっていたのを修正しました(^^;










 ハヤブサに囁かれた、愛の言葉。深く愛された記憶。
 それが、自分の希望の光になると信じた。
 例えこの先、永遠に彷徨わねばならなくなったとしても―――――

 その光を抱いて行けば、孤独と戦えると思った。
 どのような目に遭おうとも、自分の暗黒面には堕ちてしまいたくないと、願った。
 孤独や絶望に負けて、DG細胞の『負』の面に自分が取り込まれてしまったら
 哀しませてしまう人がいるから――――

「…………!」

「勿論、お前に愛されているのは、私も良く分かっていた……。だけど、自分に刻み込むために、あの時にお前の『言葉』が、どうしても欲しかっ………あ………!」

 シュバルツはこれ以上、言葉を紡げなくなってしまった。何故ならハヤブサの唇が、彼の唇を優しく塞いでしまったからだ。

「……ん………」

 優しい口付けをかわしながら、ハヤブサは泣きそうになってしまった。

 どうして――――こんなにも優しくて健気な光があるのだろう。

 嬉しい。
 これほどまでに、自分の『愛』が、このヒトの支えになれていると言うのなら――――

「シュバルツ……!」

 かつて無い程の幸せを噛みしめながら、ハヤブサはシュバルツを抱きしめていた。
「あ………!」
 二人の身体がまだ繋がっているが故に、少しの衝撃で、シュバルツから甘やかな声が上がる。その声を聞いて、ハヤブサもまた、己自身がいきり立つのを感じていた。
 今すぐにでも、もう一度混じり合いたい。
 だけど、あと一つ、確かめたい事が残っている。
 それはものすごく贅沢過ぎる事柄だとも思ったが、どうしてもそれをシュバルツに確かめてみたかった。
 自分は今――――ものすごく貪欲になっている。

「じゃあシュバルツ……あと一つだけ、答えてくれないか……?」

「何だ……?」

 その頬を両手で捉え、涙で潤んだその瞳をまっすぐ見つめながら、ハヤブサは問うた。

「お前はあの時……俺に『愛している』と、言ったよな?」

「―――――!」

 それまでトロン、と、夢見心地の様だったシュバルツの表情が、今度こそ本当にビクッと強張った物になった。
「だ……! 駄目だ!! ハヤブサッ……!」
 悲鳴の様な声を上げ、ハヤブサの下から必死に逃れようとする。だが、いきり立ったハヤブサをシュバルツは受け入れているが故に、その動きは、ハヤブサ自身に余計な刺激を与えてしまう事になった。
「――――ッ!」
 たまらず緩くだが、律動を始めてしまうハヤブサ。
「ああっ!! 駄目……ッ! 止めてくれッ!!」
「お前が、誘うような動きをするからだ……!」
「ち、違う……! 誘ってなんか……ああっ!!」
 尚も足掻こうとするシュバルツを、優しく、だが深い律動で引き留める。
「ああっ!! ああっ!!」
 暫く、悲鳴のような嬌声を上げ、腹の下で足掻き続けていたシュバルツであったが、やがてあきらめたのか――――身体の力を抜いた。

「シュバルツ――――」

 彼が大人しくなったのを見極めてから、ハヤブサはシュバルツに声をかける。
「お前が俺に『愛している』と……そう言ったのは、もう二度と会えない――――そう、思ったからなのか?」
「……………」
 はっ、はっ、と喘ぐような呼吸をしながら涙を流し、震えている愛おしいヒト。その涙を優しく拭いながら、正面から問い続ける。
「答えてくれ、シュバルツ……」
「ハヤブサ……」
「お願いだから――――」
 耳元に囁きかけて、優しく愛撫する。

 俺はただ、確かめたいだけだ。
 あの時本当に――――お前は俺に向かって「愛している」と言ったのかを。

「…………ッ」
 しばらく、震えながら唇を噛みしめるようにしていたシュバルツであるが、やがて、涙を拭い続けるハヤブサの手に、そっとその手を添えて来た。もう――――逃れられない、と、思ったのだろう。

「ああ……そうだ……。私は、確かに………あの時お前に『愛している』と、言った………!」

「シュバルツ――――!」
 茫然と息を飲むハヤブサの目の前で、シュバルツの瞳から大粒の涙が零れ始める。
「お前の言う通り……もしかしたらあれが、永久の別れになるかも――――と、思ったから……」
 その涙は、拭っても拭っても、後から後から溢れてくる。まるで――――今まで抑えていた想いを、決壊させてしまったが如くに。

「最後に――――自分の『想い』を告げても………『許されるんじゃないか』って、思ったんだ………!」

「……………!」
(『許される』って、何に対してだ!?)
 そう怒鳴りつけたくなるのを懸命に堪える。
 どうしてこのヒトはいつもいつも――――何かに遠慮するような振舞いをするのだろう。
『愛している』
 そう言う想いなら――――俺はいつだって渡してくれて構わないのに。
 そう思いながら、多少顔が引きつり気味になってしまうハヤブサ。そんなハヤブサの様子に気づいているのかいないのか、シュバルツの独白はなおも続いた。

「覚えていておいて欲しいとか、助けに来て欲しいとか……そう言うつもりではなかったんだ……! ただ、自分のために―――――『想い』を告げておきたい。ただ、それだけだったんだ……!」

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