農家の嫁の日記

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zoom RSS されど、龍は手を伸ばす。 268(R-18) ――無双OROCHI異聞録―――

<<   作成日時 : 2015/04/24 16:33   >>

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 こんにちは、農家の嫁です。
 毎度毎度の前置き文でございます(*^^*)
 ぬるいですが、そう言う表現がございますので、R-18の表記と注意喚起をさせて頂きます。
 殿方同士の絡みです。ハヤブサさん×シュバルツさんでございます。ハヤブサさんが『攻め』で、シュバルツさんが『受け』ですよ? そう言うのが理解不能という方は、どうかこのままUターンしていただくよう、伏してお願い申し上げます。忠告はさせて頂きましたよ(^^;? 閲覧は、自己責任でお願いいたしますね〜。

 ね………。何やら他ブログさんで、逮捕者が出たとかでないとか……。
 こんなこじんまりとした運営をしているブログでは大丈夫じゃないかと思うのですが、これも、しょっ引かれる対象になってしまうんですかね〜。一応、そう言う表現ありますものね〜(^^;。ははははは(^^;

 この話もあと少しで終わります。
 もう少し、お付き合いくださいね〜。
 では、読める方だけ続きからどうぞ〜♪



















「はぁっ!! ああ……ッ!! も……!」
 身体をゆすられながら、シュバルツが限界を訴える。縋るように伸ばされてきた彼の手を、ハヤブサは優しく愛した。
「シュバルツ……! 一緒に……ッ!」
「あ……あ………! ああ――――ッ!!」

 忍者二人は共に、今日何度目かのその瞬間を迎える。

「あ………!」
 シュバルツの下腹部に、熱い迸りがじわりと広がる。しばらくその感触に彼は震えていた。
「シュバルツ……」
 ハヤブサから唇を求められ、優しく吸われる。幸せだと感じてしまって――――涙が溢れるのは、何故なのだろう。
「―――――」
 キスを終えたハヤブサが、脱力したようにシュバルツの上に倒れ込んできた。
「ハヤブサ……」
 その髪や背を、優しく撫でる。自身の中のハヤブサへの愛おしさが命じるままに――――彼は、それをしていた。
(シュバルツ……)
 シュバルツからの優しい抱擁を、彼は瞳を閉じて堪能する。たまらなく幸せな瞬間だった。
 もう少し、彼が欲しい。
 自身の中の凶悪とも言える衝動が、彼を欲してそう主張する。だが今は。
 シュバルツから軽く身を離して、その顎を捉える。
「ん………」
 ついばむような口付けを交わした後、ハヤブサはシュバルツの中から己自身を引き抜いた。
「……はっ! ああっ! んん……ッ!」
 引き抜かれるその瞬間までビクビクと身を震わせ、可愛らしい反応をする愛おしいヒト。ハヤブサの面に、フッと優しい笑みが浮かんだ。
「大丈夫か?」
 自身の汚れを紙で手早く処理をしながらハヤブサはシュバルツに声をかける。愛おしいヒトは、すぐに身を起こしかねるのか、ぐったりとその身体を横たえていた。
「……がっつきすぎだ、馬鹿……」
 ぼそっと言われる言葉に、ハヤブサも苦笑するしかない。
「仕方がなかろう。長い事我慢していたのだから――――」
「2週間ちょっとだろう……? そんなに長く待たせた訳でもないだろうに……」
 けだるそうに紡がれるシュバルツの言葉に、ハヤブサはがっつく様に反論する。
「20日間『も』だ! もうほぼ3週間だぞ!? 俺は3日に1度お前に触れたいって言っているのに――――!」
「……3日に一度は多すぎると、前にも言っただろう? 全く……あっ!」
 そう言いながらゆっくりと身を起こしたシュバルツから悲鳴が上がる。ハヤブサを受け入れていた所から、残滓が流れ出してきたからだ。その量の多さにハヤブサは苦笑し、シュバルツはただ赤面するしかない。
「ああもう――――!」
 シュバルツの姿がフッと消えたかと思うと、すぐ近くの川からザブン、と水音がする。どうやら彼は、自身の汚れを川の水で洗い流す事を選択したらしかった。
(ああ、綺麗だな)
 彼の泳ぐ姿を見て、ハヤブサは思う。

 川の中で、しなやかに踊る白い肢体。
 彼の動きに合わせて、跳ねあがる水飛沫がキラキラと光る。
 しばし泳ぎを止めて濡れた髪をかき上げる仕種も、堪らなく艶っぽくて――――

 知らず、抑えていた筈の自身の欲望が、『ムラッ』と湧きあがって来るのを感じる。

(いやいや! 無いだろう!? さっきあれだけ抱いたのに――――!)
 ハヤブサは強く頭をふると、手早く枯れ枝をかき集めて、火を起こした。燃え上がる炎を見つめながら、何とか自分の中の欲望と、折り合いをつける。
 程良くそれが鎮まったところで、ハヤブサもまた川の中に飛び込んだ。身体の汚れを洗い流す事と、火照った身体を鎮めると言う、二つの目的があるが故に、飛び込んだその場所は、シュバルツから少し離れたところであった。
(それにしても、今日シュバルツと一緒にいられる時間って、後どれぐらいなのだろう)
 泳ぎながらハヤブサはふと思った。
(1日だと嬉しいのだが……このあとちょっと話してすぐ別れるのであるならば辛いな……。別れ際に無理やり襲いかからないように注意しなければ……)
 何故か少し泣きそうになりながら、龍の忍者は水の中を泳いでいた。


 身体を洗い、一段落した忍者たちは、少し拓けた草原に出て来ていた。
 シュバルツは新しいシャツを着ていた。どうやら彼は、ハヤブサにある程度服を破られるかもしれない、と、予測していた様であった。

「……………」

 心地よい草原の風に吹かれながら、忍者たちはしばし沈黙する。
 互いに話をどう切り出したものかと、窺っているようであるし、のどかで平和な景色を、味わっているようにも見えた。

「……平和だな……」

 先に沈黙を破ったのは、龍の忍者であった。振り向くシュバルツに、ハヤブサは言葉を続けた。
「………こうしていると、あの時を越えた日々が、『夢だったのではないか』と、思う事があるんだ……」
「ハヤブサ……」
 当たり前な話だが、平和な光景の続く日常に、あの『龍の首』が破壊した痕跡など、本のひとかけらも残ってはいない。遥か過去で、龍の首の元となる『遠呂智』は滅せられた。それ故に、あの龍の首の存在自体が『無かった事』になってしまっているのだから。
「……キョウジも、やはり、何も思い出さないのだろう?」
 ハヤブサの言葉に、シュバルツは苦笑しながら頭を振る。
「ああ……。もしかしたら、もう一度『霊体』になれば、思い出す事もあるかもしれないが……そんな事態を味わうのは、二度とごめんだ」
「確かにそうだな……」
 シュバルツの言葉にハヤブサも苦笑する。
 自分だって、もう二度と味わいたくない。キョウジやシュバルツを――――失ってしまう苦しみなど。

「だけど、あれは『夢』なんかじゃない……。その確証が、私にはある」

 そう言いながらシュバルツは、懐から何かを取り出す。それは彼の手の中で、きらりと光を放っていた。
「それは――――!」
 その『物』の正体に気づいて、ハヤブサは絶句する。何故ならそれは、自分がシュバルツに渡した、キョウジの『壊れた腕時計』であったのだから。


 

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