農家の嫁の日記

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当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
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zoom RSS 大切な、花。 (R−18) 素案小説1 

<<   作成日時 : 2015/05/15 00:11   >>

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 皆さまこんばんは。農家の嫁です。
 ええ〜〜〜〜とですね……。
 こちら妄想が止まらなくて、あれからさらに別バージョンで続きを書いた女がここにいます。
 前回の妄想からの分岐小説になります。あちらがそのまま二人がいちゃこらしているものだとすれば、こちらには多少モブの要素が入ってまいります。
 最後まで至っていませんが、モブシュバですよモブシュバ(←最低( ̄ロ ̄;!!!!)
 反応はなかったですが、浮かんできたので書いてしまいました。誠に申し訳ございません(^^;
 でも、割とちゃんとした小説になりそう? だったので、一応仮題をつけてみたりして(^^;

 楽しめる方はどうぞ楽しんで行ってください。駄目! 許せん!! という方は、どうかここでUターンをお願いします。

 しかし……どんどんシュバルツさんを酷い目に合わせているような気がする。そのうち正当なファンにくびり殺されそうな予感がしないでもないです(^^;

 では、楽しめる方だけ、続きよりどうぞ〜。
 また、書きあげられるように頑張ります。















「水が要るだろう? 持って来てやる」

 ありがとう、と、礼を言うシュバルツに、ハヤブサは歩きながら軽く手を振って応える。こう言って洞窟から出て行ってしまった事を、ハヤブサは激しく後悔することになった。なぜなら、それがシュバルツを、ずたずたに傷つけることにつながってしまったのだから――――。


 ハヤブサが洞窟から出て行ったのを確認してから、シュバルツは小さくため息を吐いた。
(……完全に、オーバーヒートだな……。寝ていれば、治るだろうか……)
 うまく調節ができなくて、熱を持てあまし気味になっている己の身体に、シュバルツは苦笑する。とにかく、もう少し動けるようになったら、川の水で身体を冷やそう、と、シュバルツが考えていた刹那−−−−洞窟の中にいきなり殺気が充満した。

(何だ……?)

 ざわついた感覚に、シュバルツはそろり、と、身を起こす。

(来る――――!)

 シュバルツは、コートの中に忍ばせていた短刀を、咄嗟に手に取った。それと同時に、一斉に飛びかかって来る黒い影達。
「――――!」
 いつものシュバルツであったならば、問題なく対処できたであろう。だが、オーバーヒートを起こしてふらついていた彼は、反応が一歩遅れた。そしてその一歩の遅れは――――この忍者団の前では致命傷となってしまった。

「ぐっ!!」

 抵抗むなしく、あっという間に彼は忍者団によって取り押さえられてしまう。

「……リュウ・ハヤブサの姿はない様だな……」

 縛りあげられるシュバルツを眼の端に捉えながら、頭領らしき男が辺りを見渡している。
(そうか……! こいつらがハヤブサを襲った――――!)
 シュバルツはギリ、と、歯を食いしばっていた。
「おい、そこのお前――――」
 頭領格の男がシュバルツの方につかつかと歩み寄って来て、顎を手に捉えてぐい、と、強引にこちらに向かせる。
「お前は、リュウ・ハヤブサの仲間か? 奴は何処にいる?」
「……………」
 その問いに、シュバルツは沈黙を返す。それに対して頭領は、口の端を歪めただけの笑みを見せた。
「生意気な目つきだ!!」
 そう言いながら頭領はシュバルツの顔を思いっきり殴りつけた。
「ぐっ!!」
 縛られているうえに、部下たちに抑えつけられているシュバルツは、避ける事も抵抗する事も出来ない。そのまましばらく、頭領に嬲らるれるように殴られ続けた。
「……頭(かしら)、この男、どうします?」
 シュバルツを抑えつけている男の1人が、少し下卑た声で頭領に問うてきた。実はこの男、シュバルツを縛り上げる時から、その身体を必要以上に触り続けていた。
 部下の求める物を悟った頭領は、ふ、と、口の端を吊り上げた笑みを向ける。

「服をひんむいて慰み物にしろ。ただし、手短に済ませろよ。続きはアジトに帰ってから、たっぷりとさせてやる」

「やった!!」
「へへっ! さすが頭領だ!!」
 頭領のその言葉に、シュバルツを押さえていた部下たちから歓喜の声が上がる。
「な―――――! あぐッ!!」
 流石にシュバルツもこの言葉には顔色が変わった。しかし、抵抗する間もなく猿轡を噛まされてしまう。そのまま乱暴に押し倒され、数人の男たちによって、あっという間に服をはぎ取られてしまった。
「――――ッ!」
 シュバルツの白い肌が、男たちの前に容赦なく曝されてしまう。
(上物だな………)
 その身体を見て、頭領はにやりと笑った。この獲物は、後で自ら『味見』をしても良いかもしれないと思った。
「頭。本当に、我らが先に頂いてもよろしいので?」
 部下たちも頭領の顔を見て何かを察したのか、シュバルツに手を出す前に、頭領に問いかけてくる。それに対して頭領は、ふ、と、その面に笑みを浮かべた。
「……わしは後でいい。それよりもお前たち、さっさと済ませろよ。あの龍の忍者が出て来ぬとも限らん」
 まあ尤も怪我を負わせているから、心配はいらぬだろうが、と、頭領は付け加える。その言葉に部下たちはかしこまって頭を下げた。

「こいつ!! 大人しくしろ!!」

 頭領の許可を得た部下たちが、一斉にシュバルツに襲いかかっていく。
「――――ッ! ううっ!!」
 部下たちの中でのたうつシュバルツの白い身体を見ながら、頭領はその面に残忍な笑みを浮かべていた。

「捕虜の自尊心をへし折り、自分の『立場』を分からせるのに――――『強姦』は非常に有効だ。見た目以上の『苦痛』を、味あわせてやることもできるしな……」

 頭領は舌なめずりをしながら、目の前の光景を見つめていた。


(嫌だ……! いや………だ………ッ!)

 男たちに身体中をいい様に触られながら、それでもシュバルツは、必死の抵抗を試みていた。自分の身体の上を滑る男たちの手には嫌悪感しかないし、噎せかえる雄の匂いにも吐き気しか感じない。
 そして何よりも、自分に触れてくる男たちから流れ込んでくる興奮と侮蔑と劣情の入り混じった感情が―――――たまらなく嫌だった。
 何度か身を捩り、抵抗を試みているうちに、片方の足が自由になる。
「――――!」
 シュバルツは迷わず、自分に触れてくる男の1人を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた男は、物も言わずにふっとばされた。
「この……!」
「生意気な奴め!!」

 ボキッ! と言う鈍い音と共に、シュバルツの足に激痛が走る。彼の足が、叩き折られていた。

「――――――――ッ!!」

 これには流石のシュバルツもくぐもった悲鳴を上げてしまう。力の入らなくなった足は割開かれ、ついに、そこに指の侵入を許した。
「んっ! う……!」
 ビクッ! と、涙を飛び散らせるシュバルツに、男たちの劣情はさらに煽られる。
「なまじ抵抗するから痛い目に遭うんだ」
「へへへ……。すぐによくしてやるからな……」
 ズブ、と、音を立てて、さらに侵入してくる、指。
「…………ッ!」

(ハヤブサ……!)

 祈る様に閉じられたシュバルツの瞳から、一筋の涙が零れ落ちた刹那――――それは起きた。
 洞窟の一角で、ドンッ!! と言う音と共に、刎ねあげられる首。
「――――!?」
 驚く頭領の目の前で、次から次へと部下たちが斬り捨てられていく。その間を駆け抜ける、黒い影が在った。
(龍の忍者――――!)
 その正体を悟った頭領は、一瞬動揺する。確かに自分は、龍の忍者に重傷を負わせたはずだった。なのに目の前の黒い影からは、怪我の気配など感じられない。信じがたい想いでしばし目の前を駆け抜ける龍の忍者の姿を見つめていたが、やがて我に返ったようにシュバルツの身体を鷲掴みにし、それを己の盾とした。

「龍の忍者!! 見ろ!!」


 その呼び掛けに、それまで疾走していた黒い影が動きを止める。龍の忍者と視線の合った頭領は、シュバルツの喉元に刀を突きつけながら、叫んだ。
「そこから一歩でも動いてみろ……! こいつの命はないぞ……!」
「…………」
 しかしハヤブサは答えない。何の感情も読み取れない眼差しで、黙って頭領を見つめ返している。
 頭領は、この人質はハヤブサには非常に有効だと確信していた。手の内にいるこの男は、自分たちから龍の忍者を助けていたからだ。故に彼は、部下たちに命じた。
「さあお前たち、龍の忍者を今度こそ始末しろ!!」
「承知!!」
 命を受けた男たちが、一斉に襲いかかる。
 しかし。

 ドカッ!!

 次の瞬間、部下たちが返り討ちにあった光景を見て、頭領は己が目を疑った。
「な――――!!」
 全く躊躇することなく剣を振るう龍の忍者に、頭領は動揺を禁じ得ない。龍の忍者の動きは鈍るどころか、更に加速して行くばかりだ。
「き、貴様!! この男の命がどうなっても良いと――――!?」

「――――斬れ!」

 短く、低い声が龍の忍者から帰ってくる。
「――――!?」
 何を言われたかが瞬間理解できず、目を白黒させる頭領に向かって、ハヤブサはさらにたたみかけて来た。

「聞こえなかったのか? 『斬れ』と、言ったんだ……!」

 尋常ならざる殺気を漂わせながら、龍の忍者は歩を進めてくる。
「な………!」
「尤も――――そいつを斬っている間に、俺は貴様を斬るがな……!」
 ハヤブサの周りで、バシバシッと黒い『気』の塊が爆ぜる。彼の身体から壮絶な龍の『燐気』が放たれていた。
「……………!」
(な、何て奴だ……! こいつは、仲間の命すら平気で見捨てると言うのか――――!?)
 ふと頭領は、腕の中の人質の顔を見る。
 シュバルツは、酷く穏やかな顔をしていた。まるで、自分がここで斬られるのが当然だと言わんばかりに。
(くそっ!!)
 頭領は悟った。今自分が刀を突きつけているこの人間には、最早人質としての価値はない。自分がこの男を盾とした所で、目の前の龍の忍者は、この男の身体ごと、自分を斬りに来るだろうと。
 そうなって来ると、今ここで抱え込んでいるこの男の身体は、今や自分にとっては荷物でしかない。下手をしたらこの男の動き一つが、自分にとっての獅子身中の虫になりかねなかった。
(おのれ……!)
 そうこうしている間にも、龍の忍者は躊躇うことなく距離を詰めてくる。頭領は焦った。

 この手の中の物。
 『荷物』でしかないと言うのなら――――する事は一つだ。
 荷物であるならば、『障害物』ぐらいにはなるだろう。

 突如として頭領は、シュバルツの身体をハヤブサに向かって乱暴に蹴り飛ばす。
「――――!」
 一瞬ハヤブサがそれに気を取られた隙に、頭領が動いた。

「死ねええええええい!!」

 裂帛の気合と共に、頭領がハヤブサに向かって突っ込んでくる。

 ドカッ!!

 気と気が激しくぶつかり合い―――――そして、勝敗は決した。

 頭領の剣は弾き飛ばされて地面に刺さり、ハヤブサの龍剣は、過たず頭領の身体を貫いて、いた。
「……一つ、教えておいてやろう……」
 頭領に剣を突きさしたまま、ハヤブサの静かな声が響く。

「俺にとって『シュバルツ』と言う存在は………弱点になったり、足手まといになると言うことは、決してあり得ない」

(ハヤブサ……!)
 彼の足元でその言葉を聞いたシュバルツは、思わず瞳を見開いて、ハヤブサを見上げていた。

「ただ――――俺にとっての『起爆剤』となるだけだ。龍の逆鱗に触れるが如くに……!」

 ハヤブサのその言葉に、頭領からの答えはなかった。
 そしてそのまま、彼は絶命して行った。

「……………」
 ハヤブサは無言で頭領から龍剣を引き抜き、ブン、と、露払いをする。
「シュバルツ……!」
 そして、愛おしいヒトへとハヤブサが向き直った瞬間。
「――――――」
 シュバルツは物も言わずに昏倒してしまったのだった。


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