農家の嫁の日記

アクセスカウンタ

本の販売を始めました!
ここより本の注文画面に飛べます。
当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS ただひたすらに、君を想う。 19(R−18)

<<   作成日時 : 2015/07/03 16:36   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 こんにちは! 農家の嫁です。
 一応今回もそう言う描写があるので注意書きを〜。
 ハヤブサさん×シュバルツさん前提の、ハヤテさん×ハヤブサさん描写です。読める方だけどうかご堪能ください。
 世の中本当にいろいろありますが、めげずに頑張ります(*^^*)
 そのためには時々妄想したり、楽しい事をしないとね
 では、続きよりどうぞ〜〜〜〜♪



















「来られないなら来られないでいい!! 一本連絡を入れてくれ!!」
「シュバルツ……」
「心配するから……!」
「――――!」
 手当てをするシュバルツの瞳から、涙が零れ落ちていた。
「お前の身を案じて、気が気で無くなるから――――!」
 泣いているシュバルツが可愛らしくて愛おしくて、ハヤブサは思わず微笑んでしまう。
「笑い事じゃない!」
 と、こっぴどく怒られた。
 その後キョウジの家に連れて行かれて治療を受けた。そこで、キョウジにも散々怒られた。
 怒り方が同じだったから、やはり『魂』は同じなのだな、と、変な所で感心した。

(会いたい……)

 窓から差し込む月明かりを見ながら、ハヤブサは願う。
 強そうに見えて、存外、涙脆いお前。
 俺の事を心配して、泣いてしまっているかもしれない。

(泣かせるつもりはなかったのに……)

 連絡のとり様がない現状に、ハヤブサは途方に暮れてしまう。
 それに―――――

(ハヤテ………)

 愛している、と、何度も言った幼馴染。
 本気だ。
 彼は本気で俺を捕らえ、そして奪いに来ている。
 それに自分は、どう応えれば良いと言うのだろう。

 ハヤテの事も大切だ。
 大切だから――――途方に暮れた。

 自分が愛しているのはシュバルツだ。でも――――

 座敷牢の窓から差し込んでいた月明かりが、また、雲に覆われて見えなくなった。


 それから何日か経ち、ハヤテがまた、座敷牢にやってきた。
 ハヤブサは相変わらず鎖に繋がれたまま、薄い布の着物を一枚、その身に纏う事を許されているだけだった。

「ハヤテ……」

 じゃら、と、鎖の音を鳴らしながら身を起こすハヤブサを、ハヤテは静かに見つめていた。

「リュウ……」

 顎を捉え、唇を求める。ハヤブサはそれを、身を捩って拒絶した。
 少し、哀しげにその行為を見つめていたハヤテであったが、すぐに無表情になり、口を開いた。

「………キョウジ・カッシュ……」

「――――!」
 はっと息を飲むハヤブサを、ハヤテが冷たい目で見降ろす。
「某大学の、非常勤をしているようだな……。その傍らで、その大学から派生した研究院にも所属していて――――」
「や!! 止めろッ!!」
 ハヤテの言葉を、ハヤブサの大声が遮る。ハヤテが何を言わんとしたのか、察してしまったからだ。

「ハヤテ……! お願いだ……! キョウジに手を出すのだけは、止めてくれ……!」

「……………」
 懇願するハヤブサを、見下ろすハヤテの眼差しは、冷たいままだ。自分の幼馴染の、キョウジに対する確かな殺意を感じてしまって、ハヤブサは焦った。そんな哀しい事を、ハヤテにさせてはいけないと思った。

「な……何でも、する……!」
「……………」
 ピクリ、と、ハヤテの眉が動く。それに対して、ハヤブサはもう一度懇願した。
「何でも、するから……!」

「本当だな?」

 無表情のままのハヤテに、ハヤブサは頷く。するとハヤテは、無造作に命じた。

「服を脱げ」

「…………!」
「その着物は、肩の所の紐を引けば、簡単に外れるようになっている。早くしろ」
「………分かった……」
 龍の忍者は立ち上がり、紐を引く。薄い着物はあっさりとその役目を放棄し、ハヤテの前にハヤブサの裸体を惜しみなく曝した。それを一通り堪能したハヤテは、ハヤブサの前に座ると手招きをした。

「そのままこちらに来て……『お前が自分から俺にキスをする』んだ」

「あ…………!」
「どうした。早くしろ」
「……………ッ!」
 ハヤブサはハヤテに近づくと、静かに腰を下ろす。そのまま顔を近づけようとするハヤブサに、ハヤテはもう一言声をかけた。
「分かっているな、リュウ。『恋人にするように』キスをするんだ」
「……………」
 一瞬、躊躇うようにその身を震わせたハヤブサだが、やがて、そっと、ハヤテの唇に、その唇を重ねて来た。
「ん…………」
 躊躇いがちに、挿しこまれる舌。その身が、小さく震えていた。
(恋人に、そんな風に震えながらキスをするのか? お前は……)
 キョウジのために―――――そして、恋人であるシュバルツを守るために、あっさり自分の身を投げ出すハヤブサの姿に、ハヤテは少しの怒りを覚える。ハヤブサの身体を強く抱きしめると、自分の口の中をそろそろと動く彼の人の舌を捕まえて、乱暴に吸い上げた。
「んう……!」
 くぐもった悲鳴を上げるハヤブサを、そのまま布団に押し倒す。逃げ場のなくなったハヤブサの口腔を、存分に蹂躙した。









テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
 いつも愛読していただいてありがとうございます(^^)。
また、気持ち玉へのクリックもありがとうございます! 
ものすごくものすごく励みになります。
アンケート実施しています(*^^*)ご協力お願いいたしますm(__)m
 当方のブログの内容とあまり関係の無いTBは、削除させていただきます。
 悪しからず、ご了承ください。

アンケート実施中

ただひたすらに、君を想う。 19(R−18) 農家の嫁の日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる