農家の嫁の日記

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本の販売を始めました!
ここより本の注文画面に飛べます。
当ブログでも発表している『キョウジ兄さんに捧げる物語』を小説同人誌にしました。手作り感満載ですが、興味ある方はどうぞ〜

災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS リハビリ小説 1

<<   作成日時 : 2016/04/13 02:11   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 皆様今晩は〜。農家の嫁と申します。
 更新も滞りがちで、ひっそりと生息しているこのブログに、よく足を運んでくださいました。そして、東方が刊行した同人誌をお買い上げいただけました皆様、本当に、ありがとうございました<(_ _)> 心の底から御礼を申し上げます。


 さてさて、これからまた、小説を書いていきたいと思っています。ちょっと書くのをお休みしていましたから、久しぶりに描こうとすると、なんだか緊張しますね(^^;
 一応短編になる予定です。
 そして最初から最後まで、ひたすらBL色が強くなると思います。
 ハヤブサさん×シュバルツさん。
 このCPが理解不能な方、意味わからない方、男同士の恋愛に嫌悪を感じられる方は、閲覧しないことを強くお勧めいたします。気持ち玉押してくださる方、とても嬉しいのですが、リンクを貼った気持ち玉を打つときは、少し注意してくださいね(^^; 「この気持ち玉を押した主はホモォ、このCP好きなんだ」と、世間一般の方に思われること必至ですよwwww それでもいいというのなら止め立ては致しませんが、閲覧、気持ち玉は自己責任でお願いしますね。
 このブログはもともと日の目を見るにふさわしくない内容を取り扱っていますので、カウンターアップとかもそんなに狙ってないです。あしからずご了承ください(^^;
 好きな人だけが、ひっそりと読みに来てくれればいい。
 そして燃えて、萌えて帰ってくれればいい。そう願っています。
 今はTwitterとも連携している当ブログですが、内容がやばくなってきたら、連携も外すつもりでおります。あしからずご了承くださいませ。

 舞台といたしましては、「ただひたすらに君を想う」から『龍と剣と、その拳と』の後に続く、完結編ともいえる『番外編』といったところでしょうか。
 まったくもって二人が滾々と致しているだけの小説なので、『書く意味あるの!?』と、四方八方から突っ込みが入りそうですが、いいじゃないのwwww 次に思いついているお話が少々えげつないので、幸せな二人を少しでも書いておきたいと思ったんだ(←おい( ̄ロ ̄;!!!!)
 ただこの小説、タイトルが決まらない。また書きながら考えます。

 それではお待たせいたしました。
 読める方は、どうかお楽しみください<(_ _)>





(ああ、逃げ場がないな)

 枕元に設えてある行燈の揺れる光に照らされる天井を見上げながら、シュバルツ・ブルーダーはふと思った。彼は今、リュウ・ハヤブサとともに、龍の忍者の里である『隼の里』に来ている。これはハヤブサが、強く望んだものだった。


 邪神ラクシャサとの戦いで深手を負ったハヤブサは、キョウジの家で療養していた。その傷も癒え、里に帰らねばならなくなった時、ハヤブサは、シュバルツの手を取っていた。

「お願いだ、シュバルツ………。里に一緒に来てくれないか?」

「えっ………?」
 ハヤブサのその言葉に、シュバルツは戸惑った表情を見せる。その横でパソコンに向かってデータの打ち込みをしていたキョウジが、ハヤブサの方に振り返った。
「シュバルツを里に連れて行くって………まさか、結構長い期間そっちに行っちゃったり、する?」
「いや、そんなに長い期間じゃない。強いて言うなら、3日ぐらいだ」
 キョウジの問いかけに、すぐに明確な答えを返すハヤブサ。
「それぐらいなら、いいだろう?」
 そう言いながらハヤブサは、シュバルツの手を強く握ってくる。

(触レタイ………!)

「―――――!」
 それと同時に流れ込んでくる、ハヤブサの強い『想い』が、シュバルツの奥底を強く波立たせる。咄嗟に身を引こうとするが、ハヤブサの手がそれを許してはくれなかった。
(これは………少しでも反対すると、シュバルツが強引に拉致られかねない流れだな………)
 二人の様子を見て、ハヤブサのシュバルツに対する視線を見て、キョウジは苦笑する。
「ああ、いいよ。行っておいで」
 その言葉を聞いた瞬間、ハヤブサは満面の笑みをその面に浮かべて飛び上がった。

「…………! やった――――――ッ!!」

「お、おい……! キョウジ!」
 対してシュバルツはひどく戸惑ったような表情を浮かべてキョウジに声をかける。しかしキョウジはにこりと笑って、シュバルツをやんわりとなだめるように口を開いた。
「仕方がないじゃないか、シュバルツ。お前は、『ハヤブサの身体回復したら、彼の里に一緒に行く』と、約束しちゃっているんだろう?」
「う…………!」
「ならば、一緒に行ってあげなくちゃ。まさか、ハヤブサとの約束を破るつもり?」
「そ、それは………!」
 痛いところを突かれて、シュバルツは押し黙るしかない。キョウジはにっこり微笑んだ。
「大丈夫だよ、シュバルツ。3日程度でお前はこちらに帰ってこられるみたいだし………そうだよね? ハヤブサ」
 キョウジの呼びかけに、ハヤブサが「ああ」と頷く。それを確認してから、キョウジはシュバルツの背をたたいた。

「じゃあ―――――行っておいで」


 そうして、現在に至る。
 里に着いたハヤブサは、任務や経過の報告をするために、早々に長老の家へと向かった。シュバルツは里の居住区で、里の人たちの仕事を手伝ったり子供たちと遊んだりしながら、ハヤブサが来るのを待っていた。
 刻々と時間は過ぎていく。しかし、日が沈んでも、ハヤブサは一向に帰って来ない。
 風呂の用意ができた旨を告げに来た与助に、シュバルツがハヤブサの動向を問うと、与助は少し困ったような笑みを浮かべながら答えてくれた。

「すみません……。リュウさんは夢幻天神流の里での件、そして今回の邪神封印の件で、事情を説明するのに少し時間がかかっているようです。ラクシャサの封印の方法も話し合われていたみたいですし………もう少し遅くなるかもしれません」
「そうか………」
 腕を組みながら穏やかな笑みを浮かべるシュバルツに、与助は、風呂を入ることを進めてくれた。シュバルツは、素直にそれに従うことにした。


 湯を浴び、用意してくれていた浴衣に着替えて、シュバルツは寝室へと向かう。寄り添うように並べられている布団に、シュバルツの心は妖しく波立つが、その部屋にもやはり、ハヤブサの姿はなかった。
(話し合いが長引いているのかな)
 枕元の行燈に火を灯しながら、シュバルツは思う。
 思えばハヤブサは、長い間この里を不在にしていた。もしかしたらこの里での彼の仕事が、山積みになってしまっているのかもしれない。

(まあ、たまにはこんな静かな夜もいいかな……)

 十中八九、抱かれるだろうと覚悟を決めて、ここまでついてきたのは自分だ。そんな時に、このまま今宵は何事もなく過ごせる可能性が浮上してきた瞬間、なんとなくがっかりしている自分がいることに、シュバルツは少し驚いてしまう。
(馬鹿なことを――――! そんなこと、願っては駄目だ! 自分からハヤブサに、『抱いてほしい』だなどと――――!)
 ハヤブサがハヤテの方を選んだ時、自分は確かにショックを受けた。しかし、同時に心のどこかで安堵もしていた。

 これでいい。
 これでいいんだ。

 やっと、ハヤブサを
 DG細胞の脅威から、『解放』してやれるのだからと。

 人間同士
 幼馴染で忍者同士
 並び立つハヤテとハヤブサは、よく似合っていた。
 『DG細胞』でできたアンドロイドである自分が、その間に入り込む余地などない程に。

 だから自分は、身を引いた。
 ハヤブサの幸せだけをただ祈った。
 自分はこれでいいのだと、無理やりにでも言い聞かせて―――――

 なのに、ハヤブサはまた、自分の方に舞い戻ってきてしまった。
 自分への想いと、ハヤテへの友情がハヤブサの中でせめぎあい、板挟まれてしまったのだろう。その身体はやつれはて、やせ細り――――枕も上がらぬほどの重体になっていた。

「それでも、俺は………お前がいいんだ………」

 朝日の中、自分の腕の中で、儚くも優しく笑っていたハヤブサの姿を、シュバルツは今でも忘れることができない。

 どうして
 どうしてあんな風に、優しく笑うことができたのだろう。
 苦しみぬいた跡が刻まれているあの身体で―――――
 

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