農家の嫁の日記

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災害で亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を捧げるとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
がんばれ日本!!

zoom RSS マリオネット狂想曲 38(R-18)

<<   作成日時 : 2016/06/10 00:53   >>

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 皆さまこんばんは!
 農家の嫁と申します。

 一生懸命けしからん小説を書いていますが、皆様楽しんでいただけてますでしょうか?
 各方面から怒られそうかなと思いつつも、恒例の前置きを書いておきたいと思います。いらない人は飛ばしてください。

 このサイトは、ハヤブサさん×シュバルツさんという、クロスオーバーなCPを取り扱っております。
 BLです。殿方同士の濡れ場真っ最中です。
 これを不快に感じる方、地雷になる方、このCP許せんという方は、どうか速やかにUターン願います。たぶん、無理やり読むほどのものでもないですので(^^;

 楽しめるよ! 大丈夫! むしろ待っていた! という方は、ようこそお越しくださいました!
 どうか、ごゆるりとご堪能くださいませ〜。

 それでは、続きよりどうぞ〜♪


























「愛している……!」

 シュバルツは、懸命にハヤブサを見つめながら言葉を紡ぐ。

「愛している……! ハヤブサ……!」

 『伝わらない』のは百も承知で、それでも言い続けた。自分は、そうするしか術がないのだ。
 ハヤブサを抱きしめたいと、願う。しかし、腕を動かせない。ハヤブサが括り付けた縄なら、自分が勝手に解いてはいけないものだった。ギシッ! と、縄が切ない音を立てて軋んだ。

「シュバルツ……!」

 輝きながら頬を伝う涙が
 まっすぐにこちらを見つけてくる瞳が
 綺麗すぎて、愛おし過ぎて堪らない。

「シュバルツ……!」

 そっと、己が唇で頬を伝う涙を掬い取る。しかしその涙は、後から後から溢れてきた。

 何故、泣く?
 何故――――そんな風に泣くのだ、シュバルツ。
 お前を、貪り尽したくなってしまうではないか。
 何もかもを忘れて―――――

 駄目だ、それは駄目だ。

 僅かに残る理性を懸命に奮い立たせる。
 これは、彼の呪いを解くための行為なのだから――――
『道』に外れる行動を、してはならないのだ。

「シュバルツ……ッ!」

 それでも堪え切れないハヤブサは、彼の身体をぎゅっと、抱きしめていた。
 それと同時に、結合も深くなる。
 さらに、深く、強く―――――

「あ………!」

 奥まで犯される熱に、シュバルツは震える。そこに、ハヤブサの唇が、耳元に寄せられてきた。

「愛している……!」

「ひあっ!!」
 耳に直接注ぎ込まれる『熱』と『言葉』に、シュバルツの身体がビクッ! と、跳ねる。

「愛している……! シュバルツ……!」

「や………! あ…………!」
 耳に入ってくるそれは、強烈だった。脳にダイレクトに響く愛の言葉は切なすぎて、シュバルツは思わず逃げ出したくなってしまう。必死に、ハヤブサから顔を逸らす。しかしその行為は、ハヤブサに却って己が耳を差し出す結果になっている、ということに、シュバルツは気づくことができない。
 ハヤブサはシュバルツの身体を深く抱き込む。差し出された耳に舌を挿し入れたりキスをしたりしながら、言葉を囁き続けた。「愛している、愛している」と――――
「ああっ!! ああっ!!」
 もう身体は何度も達しているのに、望む解放が得られない。上と下から侵食してくる甘すぎる熱に、シュバルツはもう、気が狂いそうになってしまう。
「や………! あ……ッ! ハヤブサ……!」
「シュバルツ……! 愛している……!」
「ああっ!! あ……! い―――――!」
 自分の身体の中に、蓄積されていくハヤブサの『想い』と『熱』
 ついに、それに耐えきれなくなってしまったシュバルツの中で、何かがプツッと、音を立てて切れてしまった。

「イキたい……!」

「……………!」
 シュバルツの言葉に、はっと息をのむハヤブサ。その彼の目の前で、シュバルツの訴えはなおも続いた。

「イキたい……! イキたい……ッ!」

「シュバルツ……!」
 自分が頼んだ言葉以外を紡ぐシュバルツ。やはり、彼の呪いは、解けかけてきているのだと悟る。
(良かった………!)
 愛おしいヒトをこの手に取り戻せそうな予感に、ハヤブサは震えた。もう一度改めて、彼のヒトの身体をギュッと、抱きしめた。
「あ………!」
「分かった……! シュバルツ……!」
 ハヤブサは決意を固める。
 早くこの『儀式』を終わらせてしまおうと。

「俺も、もうイク……。だから―――――共に行こう」

 その言葉に、シュバルツもこくりと頷く。
 それを確かめたハヤブサもふわりとほほ笑むと、シュバルツの腰を深く抱き込んだ。彼に自分自身を、強く刻み込むために。

 一気に、激しい律動を開始する。

「ああっ!! ああああっ!!」
 腕の中で愛おしいヒトが、涙を散らせながら悲鳴を上げる。ベッドが大きな音を立てて軋むのも構わず、ハヤブサはシュバルツに腰を打ち込み続けた。
 愛おしい―――――
 何て、愛おしいのだろう。

「ハヤブサ……!」

 時折、シュバルツがキスを求めてきているのが分かる。だがそのたびに、ハヤブサは顔をそらしてそれを拒否した。自分の口の中には、まだ墨の『毒』が残っている。それを、シュバルツに還元するわけにはいかないのだから。
 

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