農家の嫁の日記

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zoom RSS 「彼シャツ」 3 (R-18)

<<   作成日時 : 2016/09/08 00:31   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

やっとこさブログを書く間が出来た────!!!!
こんばんは、農家の嫁です。

昨日本のカバーが届きまして、いよいよ今日製本作業をします!

お待ちいただいていた皆様、万が一いらっしゃいましたら、お待たせいたしました。明日か明後日には、出来たと報告を入れれるように出来たら良いなぁ。


さて、「彼シャツ」の小説の続きも、待っていて下さっている方、お待たせいたしました。

ハヤブサさん×シュバルツさんのブサシュバ成分が足りぬとあがいて出来た小説なので、相当趣味に走っています(^^;
つきあえそうな方だけ、どうかおつきあい下さい。嫌な方は、ここでUターンして下さいね〜。忠告はしたよ〜。

ではでは、続きよりどうぞ〜〜〜


























少し驚くシュバルツに、ハヤブサはもう一度微笑みかける。
「シュバルツ……」
ハヤブサの様子にシュバルツも何かを察する。ハヤブサと同じように、口許に笑みを浮かべた。
「ああ……。逢いたかった……。淋しくて……」
だがその目元は笑っていない。どっちかと言うと、殺気だった眼差しで、こちらを睨んでいる。
(ああ、怒っている怒っている……)
 ハヤブサはその様子を見ながら、苦笑するしか無い。
 恋人同士であるというのに、普段シュバルツは、なかなか甘い雰囲気や会話を、こちらに提供してはくれない。睦言の時以外は、節度を持った距離と態度を保ち続けている。
 それはそれで悪くない。好ましいとも思うのだが、ハヤブサは少し、寂しさも感じていた。
 もっとくっついてくれても、甘えてくれても良いのに、と、願う。
 今────盗聴器を前にして、こちらの甘い恋人同士の会話に乗ってきてくれたシュバルツ。
 せっかくだから、それを楽しんでしまおうとハヤブサは思った。

 嘘でも
 嘘でも良いんだ、シュバルツ。

 お前から、愛の言葉が聞けるのなら────

(ハヤブサ……ッ! 何を考えている!?)
 盗聴器の存在を教えたのに、身を引くどころかさらにこちらに甘い会話を要求してきたハヤブサ。
 こんな物、好き好んで他人に聞かせる物でも無いから、シュバルツは恥ずかしくてたまらない。
「止めろ!!」
と、怒鳴り散らしても良かったのだが、ハヤブサの提案は理に適っていたから、シュバルツはそれに敢えて乗っかっていた。
 ハヤブサの部屋に、何の前触れも無く、唐突に尋ねてきてしまった自分。
 与助から頼まれた情報をハヤブサに渡すために来たのだが、それをダイレクトに言って、この部屋に盗聴器を仕掛けた存在に、怪しまれるわけにもいかない。
「恋人で、淋しかったから会いに来た」
 その口実が、ここに居る自分の存在に、一番説得力を持たせていると、シュバルツも判断したからだ。
 それにしても────
(こんな状況で、何でそんなに幸せそうに笑うんだ、ハヤブサ……ッ!)
 聞いている第三者が居る前提での睦言など、その中に『真実』など混じらない。何を言っても、『嘘』にしかならないのに。

「シュバルツ………」

 その面に、心底幸せそうな笑みを浮かべるハヤブサ。
 そんな風に微笑まれてしまったら、こちらの『演技』にも熱が入ってしまうではないか。

 私はお前が好きだ。
 好きだから────

 そんなお前を、もっと見つめたくなってしまう。

「ハヤブサ………」

 潤んだ瞳のシュバルツが、ハヤブサの肩に手を回してくる。そして彼は、そのままハヤブサに、口づけを要求してきた。
「キスしたいんだ……。して良いか……?」
「勿論。喜んで」
 その言葉を言い終わると同時に、ハヤブサはシュバルツの唇を奪う。
「ん………ッ!」
 くぐもった悲鳴すら飲み込んで、ハヤブサはシュバルツの唇を蹂躙し続けた。しばらく、チュ、チュ、と、舌を吸われる音や、唾液の混じり合う音が辺りに響く。
「は…………」
 しばらくして彼のヒトを解放してやると、トロンとした眼差しのシュバルツが、奪われ続けた酸素を求めて、はくはくと喘いでいた。そんなシュバルツの身体を捕まえて、トン、と、後ろに押してやると、彼は為す術も無くベッドに押し倒されてしまっていた。
「あ…………」
 脱力しきったシュバルツの上に覆い被さると、(勘弁してくれ)と、言わんばかりの眼差しの愛おしいヒトに、見つめ返される。しかし、その瞳とは裏腹に、彼の唇は、さらに挑発的な言葉を紡いできた。
「もっと………深いキスを」
「お安いご用だ」
 逃げ場の無いシュバルツの身体をベッドに押しつけて、さらにその唇を深く奪う。
「んぅ………ッ! ん………!」
 望むままに愛おしいヒトの口腔を蹂躙していると、シュバルツの口から、何か小さな物が移されてきた。
「─────!?」
 少し驚いたハヤブサが口の中からそれを出すと、小さなマイクロカードのような物が、密封された袋の中に入れられていた。
「私の気持ちだ……。受け取ってくれ……」
 ハヤブサがそれを確認したのを見てから、シュバルツはにこやかに笑って、そう答えていたのだった。

「確かに………」

 ハヤブサはそのカードを手の中に握り込むと、にやりと笑う。
「だがな、シュバルツ……。俺をそこまで色々と挑発しておいて、このまま何もなしで帰れるとでも思っているのか?」
「え………っ? あっ!!」
 ハヤブサの言葉が終わるやいなや、彼の手はシュバルツの衣服を脱がせにかかってくる。あっという間に彼の身体から、革のロングコートが取り払われてしまった。シュル……と、衣擦れの音を立てて、首に巻かれたスカーフが奪われていく。
「ま、待てっ!! ハヤブサ!! お前は任務の途中なのだろう!? こんな事をしている最中に、何かがあったらどうするんだ!?」
「まだ本格的な任務に入っているわけでは無い。現地の下見もまだだ」
 勿論、これは嘘だ。任務に入ってからすぐに、現地の下見は入念に済ませてある。しかし、クライアントと敵対勢力、どちらが盗聴器を仕掛けてきているかも分からないこの状況では、一つとして真実を言うわけにはいかなかった。
 そうしながらハヤブサは、抵抗しようとしたシュバルツの両手を絡め取って一括りにし、頭上に押さえ込む。シャツのボタンを乱し、曝された胸の頂に、そっと、指を這わせた。
「は! あんっ!」
 弱いところを攻められたシュバルツの身体は、素直に反応をする。びくびくと震え、可愛らしい声を上げた。それを見たハヤブサは、にこりと微笑む。
「良いぞ……シュバルツ………」
 ハヤブサはさらにシュバルツのシャツを乱し、両胸の頂を露わにする。
「もっと……大きな声で、啼いてくれ……」
 そう言いながらハヤブサは、己が唇を、もう片方のシュバルツの胸へと近づけていった。

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