農家の嫁の日記

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zoom RSS 刹那の中の永遠 17(R-18)

<<   作成日時 : 2016/10/16 23:38   >>

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 なかなかスピーディに小説が進められなくてごめんなさい。こんばんは、農家の嫁です。
 続きを待ってくれている人がいてもいなくても、物語は進めて行きますです。まあ、ある意味本当に気楽に進められますが(^^;。

 さて、恒例の前書きを
 この小説は、ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説ですが、シュバルツさんが女体化していたため、一部表現にNLが混じることがあります。にがて、これだめという方は、どうかここでUターンしていただけたらと思います。読んでも、たぶんろくな事にしかならないので。
 読める方、楽しめる方はどうぞ〜♪

 もう前置きも、要らないんでしょうけどね(^^;
 念のために、おいておきまする〜〜〜<(_ _)>


























(嘘だ………!)
 こんなのは夢だ。悪夢だとハヤブサは何度も思った。

 嘘だ。
 信じられない。
 結局自分の『想い』は─────

 このヒトを、苦しめるだけの物だったなんて。

 だがシュバルツは、綺麗に微笑んでいる。
「ありがとう」
 その唇が動く。

 何故だ。
 何故だ、シュバルツ。

 俺がお前との間に子を望んだから─────
 こんなことになってしまったのに。

 嫌だ。
 斬りたくない。
 誰か助けてくれ。

 いや、斬らねばならぬ。
 お前が少しでも
 シュバルツに対して『愛情』があるのなら
 『責任』を感じているのなら

 だが嫌だ。
 これは夢だ。
 夢なら早く、覚めてくれ。

 シュバルツ
 シュバルツ────!

「ハヤブサ!!」

 自分のすぐ近くの耳元で、呼びかける愛おしいヒトの声。

「ハヤブサ!!」

(え…………?)

 振り返る自分に、この声はなおも呼びかけてきた。

「起きろ!!」

「──────ッ!」

(そうか……! これは、やはり夢────!!)

 そう悟ったハヤブサの意識が、一気に覚醒へと向かう。
「……………!」
 瞳を開けた龍の忍者の視界に飛び込んできたのは、見慣れた天井と、心配そうにのぞき込んでいるシュバルツの顔だった。
「うなされていたぞ……。大丈夫か?」
「シュバルツ……!」
 ハヤブサは、目の前の愛おしいヒトの身体に、縋り付くように抱きつく。
 広い胸板と抱きしめ馴れたその身体の感触に、ハヤブサはほっと息を吐いて────それからはたと気がついた。
(えっ? 胸がない?)
 先程までシュバルツの胸に確かにあった、形の良い乳房が消えている。代わりにあるのは、ギリシャ彫刻のように美しい、シュバルツの引き締まった『男の身体』がそこにはあった。
「………………!」
 驚いて顔を上げるハヤブサに、ばつの悪そうな笑みを見せるシュバルツ。

「す、すまないな、ハヤブサ………。男に、戻っちゃったみたいなんだ………」

 シュバルツのその言葉に、ハヤブサはただ呆然とするしかなかった。

「え………? え………? どういう、事、なんだ………?」
 ハヤブサは思わず、シュバルツに説明を求めてしまう。
「ええと……一応、キョウジには言われていたんだ……。女性になっているのはほんの一時で、しばらくしたら、男に戻るだろうって………」
「……………!」
「だが……妊娠したら、女として定着してしまうかもしれない、とも、言われていたから………」
(なるほど………)
 ハヤブサは納得して、一つため息を吐く。
 とにかく、不確定要素の多かったシュバルツの『女体化』という現象。シュバルツが自分にはっきりと色々言えなかったのも、逃げようとしたのも頷けた。
 それにしても─────

「お前が男に戻ったと言うことは………お前は、今回妊娠しなかった、と、言うことか……」

 残念だな、あれだけ出したのに、と、ハヤブサは少し名残惜しそうにシュバルツの頬を撫でる。シュバルツは軽く苦笑していた。
「それはそうだ。『生命』は、そんな簡単に授かるモノでもないのだろう」
 そう言って、シュバルツが身を起こす。その面には、優しい笑みが湛えられていた。
「ハヤブサ……。もし、お前が子を望むのならば、私ではなく、誰か他の─────あっ!?」
 ハヤブサの手が伸びてきて、シュバルツはまた押し倒されてしまう。布団の上で呆然としているシュバルツの上に、ハヤブサがのしかかってきた。
「分かっていないなぁ、シュバルツ」
 シュバルツの身体を押さえつけるハヤブサは、あくまでも爽やかに微笑んでいる。
「俺は、お前だから、『子が欲しい』と思った。お前以外は、欲しくない」
「し、しかし………! 抱くのなら、やはり女性の身体の方が…………あっ!!」
 ハヤブサの指が、シュバルツの乳首の周りに円を描き始める。
「止め………! あっ!!」
 抵抗しようとしたシュバルツの両手はハヤブサに捕らえられ、頭上に一括りにされて押さえ込まれてしまう。それからまた、ハヤブサの指はシュバルツの胸を、円を描くように乳首を避けながら触りはじめた。
 まるで、弄ぶかのような愛撫─────これは、馬鹿なことを口走った愛おしいヒトへのお仕置きの意味合いも、少し含んでいたりする。
「ん………! あ………あ…………ッ!」
 ぴくぴくっと、身を震わせながら、快感と羞恥に耐えるシュバルツが、堪らなく可愛らしくて愛おしい。
「そんなに乱れて…………誘っているのか?」
「ん………! ち、違う………!」
 潤んだ瞳で、大きく息を乱しているシュバルツ。酷く綺麗で、そそられる姿だった。

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