農家の嫁の日記

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zoom RSS 久しぶりに小説を書いてみた〜(R-18) 1

<<   作成日時 : 2018/06/29 00:47   >>

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 どうも、お久しぶりです。農家の嫁です。

 日本中はワールドカップで盛り上がっていますが、私の方は、久しぶりに小説を書いていました。

 自分で書いたイラストに刺激されまして(^^;

 でも、けしからん内容なのと、題名が決まらない……。

 ので、無題のまま、あげていこうと思いました。

 3回ぐらいで終われたらいいなぁ。

 ハヤブサさん×シュバルツさんのBL小説。

 お付き合いできる方は、どうぞ〜〜


















「何度言ったら分かるんだ!! お前は────!!」

「ハヤブサ……!」

 シュバルツ・ブルーダーの目の前には今、怒りに燃えるリュウ・ハヤブサの姿がある。
 ハヤブサに強引に腕を掴まれ、半ば引きずられるように、そのまま彼の里の奥まった場所にある屋敷の中へと連れ込まれてしまった。
 ダンッ!! と、乱暴にシュバルツの身体が叩きつけられたのは、その地下室に設えられた座敷牢の床。
「う………!」
 受け身も取れず、低く呻いているシュバルツの上に、ハヤブサの身体が覆い被さってくる。

「あ…………!」

 直ぐ間近に迫ってくるのは、鋭い眼光を放つ、色素の薄い、燃えるグリーンの瞳。

「俺がお前に飽きるだなんて……捨てるだなんて……! どうしてそんな風に思うんだ……!」

「ハヤブサ……!」

「俺の、お前に対する想いは、そんな程度だと思っているのか!?」

「ち、違う……! そんな……!」

 直ぐ近くで、怯えたように見開かれる、シュバルツの深い紫黒の瞳。
 ハヤブサは、素直に「綺麗だ」と思って、愛おしいと思って────
 自分の中で、嗜虐心が加速していくのが分かった。

 どうすれば、分かってもらえる?
 どうすれば、彼に信じてもらえるのだろう。

 俺のパートナーは、お前しかいないのだと。

 シュバルツの胸元に手を掛けると、半ば引き裂くように、彼のヒトの身体から服を奪う。
 露わになった白い肌に、噛みつくようなキスを落とす。

「あ…………!」

 愛おしいヒトは抵抗するでもなく、ただ、甘やかな悲鳴を上げる。

 煽られてしまう。
 そして、哀しくなる。

 どうして────俺の『暴力』とも言える行為を、このヒトはあっさりと受け入れてしまえるのだろう。

 優しいヒト。
 優しすぎるヒト。

 大切にしたい。
 刻みつけたい。
 蹂躙してしまいたい。

 矛盾する感情が、胸の内で交錯して爆発する。

 やりきれない想いが、拳という形になって、彼のヒトを襲い、その身体を壁際に追い詰めていた。

「ハヤブサ……!」

 涙目になっている愛おしいヒト。それには構わず、座敷牢の壁に押しつけて、強引にその身体をこじ開けた。

画像


「い……痛い……!」

 シュバルツが小さな悲鳴を上げる。
 彼のヒトの敏感な箇所が、壁と木の格子に擦れてしまっているのだろう。

「あ………! くう………ッ!」

 ぺしゃっと音を立てて、白い液体が、壁に爆ぜたのが見えた。
「ハヤブサ………」
 許しを乞うかのように、振り返る愛おしいヒト。

 赦さない。
 赦してやらない。

 俺の『想い』は、こんな程度では収まらないのだ。

 愛している。
 愛しているのに。

 その身体をこじ開けて穿っても、目の前で愛おしいヒトが喘いでいても────

 自分の『想い』が、まるで彼のヒトに届いていないような気持ちになるのは、何故なのだろう。

「ハヤブサ……!」

 優しく触れてくる愛おしいヒト。

 その手が哀しい。

 やめろ。
 やめてくれ。

 俺はお前を傷つけて、蹂躙しているだけなのに。

 どうしてお前は。
 お前は────

「ああっ!! あ…………!」

 ひときわ大きく震えて、脱力してしまう愛おしいヒト。

 ハヤブサがはっと我に返ったときには、自分の腹の下で、ボロボロに傷つけられて横たわっている、彼のヒトの姿があった。

(どうして……! こんな……!)

 強烈な自己嫌悪が襲い来る。
「……………」
 顔を覆って、座り込んでいると、愛おしいヒトが身じろぎながら瞳を開けた。

「ハヤブサ………?」

 そっと身を起こしながら、手を伸ばしてくる愛おしいヒト。
 その優しさが、切なかった。

「シュバルツ………」

 ハヤブサは、そっとその手を包み込むと、愛おしむように頬ずりをする。
「済まない……」
 謝りながらその手をシュバルツに返すと、その頬に、優しく口付けを落とした。

「俺は、しばらく任務で出なければならない……。座敷牢の鍵は開けておく。好きに出て行ってくれ………」

 ハヤブサはそう言い置くと、立ち上がり、そこから出て行った。
 後ろを振り返ることも、もうしなかった。


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